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【オンタリオ州】6月12日より再開可能事業リストを発表

  


photo from Ontario Government

本日6月8日(月)、オンタリオ州は地域ごとで経済再開における第2段階へ入ることを発表しました。

また、併せて経済再開の第2段階において営業再開可能な事業の詳細と、緊急命令の一部緩和についても発表しました。

そこで、再開可能な事業リストを含め、本日の定例会での発表内容の要点をまとめました。

※※6月15日(月)更新情報※※
6月15日の定例会にて、オンタリオ州内ほとんど全ての地域が今回の事業再開の地域に追加されました。
一方で、トロント市などは今回の追加地域に含まれていません。
詳細は本記事内「6月19日よりより第2段階へ移行するエリア」を御覧ください。

6月12日から地域ごとで経済再開の第2段階へ移行


今回の発表では、オンタリオ州内の地域ごとで経済再開の第2段階へ入るタイミングが異なると発表されました。

以下のリストにある公衆衛生機関の管轄地域以外は、6月12日(金)から経済再開の第2段階へ入ります。

Durham Region Health Department
Haldimand-Norfolk Health Unit
Halton Region Public Health
Hamilton Public Health Services
Lambton Public Health
Niagara Region Public Health
Peel Public Health
Toronto Public Health
Windsor-Essex County Health Unit
York Region Public Health

つまり、トロント市近辺のGTA(グレータートロントエリア)一帯は6月12日からの経済再開の第2段階への移行に含まれていないということです。

【6月12日より第2段階へ移行するエリア】

Algoma Public Health / Brant County Health Unit / Chatham-Kent Public Health / Eastern Ontario Health Unit / Grey Bruce Health Unit / Haliburton, Kawartha, Pine Ridge District Health Unit / Hastings Prince Edward Public Health / Huron Perth Public Health / Kingston, Frontenac and Lennox & Addington Public Health / Leeds Grenville & Lanark District Health Unit / Middlesex-London Health Unit / North Bay Parry Sound District Health Unit / Northwestern Health Unit / Ottawa Public Health / Peterborough Public Health / Porcupine Health Unit / Public Health Sudbury & Districts / Region of Waterloo Public Health and Emergency Services / Renfrew County and District Health Unit / Simcoe-Muskoka District Health Unit / Southwestern Public Health / Thunder Bay District Health Unit / Timiskaming Health Unit / Wellington-Dufferin-Guelph Public Health

上記の公衆衛生機関管轄エリアは、6月12日より経済再開の第2段階へ入り、複数の事業が再開されます。

6月19日より第2段階へ移行するエリア

6月15日(月)の定例会にて以下のリストにある公衆衛生機関の管轄地域地域が、6月19日以降新たに再開できる事業の許可地域に追加されました。

Durham Region Health Department;
Haldimand-Norfolk Health Unit;
Halton Region Health Department;
Hamilton Public Health Services;
Lambton Health Unit;
Niagara Region Public Health Department; and
York Region Public Health Services.

一方、以下の地域は感染者数の推移などをもとに第2段階に移行する準備ができていると判断できるまで、現在の第1段階に留まると発表されました。

Peel Public Health;
Toronto Public Health;
Windsor-Essex County Health Unit.

そのため、今回の再開事業許可リストは6月19日以降もトロント市内の事業には適用されません。

経済再開第2段階での許可事業リスト

本日のオンタリオ州の会見で発表された再開許可事業は以下の通りです。
以下の事業については、一部地域で6月12日(金)午前12時1分より再開可能となりました。

※トロント市は6月12日からの再開エリアに含まれていません。

●レストラン、バー、その他の施設での屋外での飲食サービス
-パティオ、路上、駐車場、隣接地を含む
●理髪店、美容院、美容院、タトゥーショップなど
-適切な健康と安全対策が施されたパーソナルサービスとパーソナルケアサービス
●既存の制限の下にあるショッピングモール、また、テイクアウトや室外のみのサービスを提供する飲食店を含む
●ワイナリー、醸造所、蒸留所の試飲やツアー。また、自転車やウォーキング、バスやボートツアーなどのツアーやガイドサービス
●屋外の水遊び場や子ども用プール、すべてのスイミングプールなどのレクリエーション施設
●オンタリオパークでのビーチへのアクセスとこれあで可能としていた形式以外のキャンプ
●プライベートキャンプ場でのキャンプ
●屋外のみのレクリエーション施設および屋外チームスポーツのためのトレーニング
-身体的距離を保つための制限あり
●ドライブインおよびドライブスルー会場
-動物園やコンサート、アートインスタレーションなどの芸術鑑賞などのためのもの
●映画やテレビの制作活動
-物理的な距離をとるための制限あり

その他の本日の州政府発表内容


州政府は、本日の発表で以下の内容も公表しました。

なお、チャイルドケアなどは今後発表予定だと伝えています。

州全体で冠婚葬祭などの集会ルール緩和

本日の発表では、オンタリオ州の各地域が第2段階に移行したかどうかに関係なく、州全体で集会の制限人数を5人から10人に増やすことなりました。

同様に、オンタリオ州内のすべての礼拝所も、物理的な距離を保ち建物の収容能力の30%を超えない出席者にたいしてオープンすることが許可されました。

ただし、10人を超える集会の禁止や、集会中にソーシャルルディスタンスを保つルールは依然として適用されるのでご注意ください。

チャイルドケアなどは近日発表予定

オンタリオ州は、以下については近日発表と伝えています。

●チャイルドケア
●サマーキャンプ
●研修センター
●公共交通機関

上記については、今後発表があり次第改めてお伝えします。

経済再開の第2段階についてのおさらい

オンタリオ州は、新型コロナウィルスに対する措置を3つのフェーズに分けて考えています。

第1フェーズ:防御と支援
第2フェーズ:再開(経済再開の3段階のステージあり)
第3フェーズ:回復

本日6月8日現在は、第2フェーズ「再開」の時期にあたり、今回の発表にて地域ごとに第2フェーズ中の経済再開の第2段階に移行するため、再開許可事業が大幅に追加された、ということです。

つまり、今後は第2フェーズの第2段階において、オンタリオ州内のビジネスや公共スペースを徐々に再開し感染状況によっては殆どの事業が営業再開可能となる第3段階へと移行します。

これらの各段階は、医療最高責任者などのアドバイスに基づいて進められ約2〜4週間続きます。

コロナウイルス対策の各フェーズや経済再開の各段階にの詳細はこちらの記事もご確認ください。

各段階での再開事業についての疑問はインフォメーションラインへ問い合わせを


ようやく経済再開の兆しが見えたオンタリオ州ですが、経済再開に向けて多くの混乱も想定されます。

なお「現在の第1段階で現在オープンできるもの」については、こちらの記事を御覧ください。

また、「ステージ2に移行したときにビジネスや雇用にどのような影響があるか」といった疑問については、以下の電話番号にて相談可能です。

Stop the Spread Business Information Line
1-888-444-3659

今回は経済再開のための第2段階での再開事業の詳細や一部の規制緩和が発表されましたが、今後もコロナウイルスの感染拡大を防ぐため、引き続き手洗いなどの基本的な予防をおこなっていきましょう。

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