カナダ東部オンタリオ州への移住を検討している方、あるいは既にオンタリオ州に住んでいる方にとって、不動産市場の動向は非常に気になる話題ではないでしょうか？

特にトロントやオタワなど主要都市を抱えるオンタリオ州は、カナダの中でも住宅価格や需要の変動が顕著なエリアといえます。「今、家を買うべきタイミングなのか？」「コンドミニアム購入の良いタイミングは？」「エリアごとの物件価格の差は？」といった疑問を抱える方も多いかと思います。

この記事では、オンタリオ州の不動産エージェントのサチさんに2025年1月時点での不動産マーケットについてお話を聞いてみた内容をお届けします。

これから家の購入を考えている方も、投資を検討している方も、ぜひ参考にしてみてください。

Q. Freehold Properties/フリーホールド物件(自由土地保有)のマーケットはいかがでしょうか？

フリーホールド物件は、不動産の所有形態の一つで、住宅や土地を完全に所有することを意味します。

去年から今年にかけて金利も少し下がる傾向にあり、GTA のフリーホールド物件の金額は落ち着いています。リスティングは増えつつあるので、買い手と売り手がちょうどよいバランスマーケットになっています。

 

Q. コンドミニアムのマーケットはいかがでしょうか？

 

Q. レンタル(賃貸)マーケットはいかがでしょうか？

昨今の移民目標数の低下や留学生の制限などで、今年のトロントのレントは去年に比べ金額が下がっています。

新しく建てられたプリコンストラクションのコンドミニアムですが、完成後に買い手があまり見つからず、建築業者が空いているユニットを貸し出しています。その結果、レンタル用のユニットが増えている状況です。

大家は入居希望者からペンキの塗り直しや照明の交換といった要望を受け、それに応じることでやっと入居者（テナント）を見つけているようです。そのため、大家はユニットを（良いコンディションですぐ入居できる状態にし）早めにマーケットに出し、入居者探しを始めた方が良いでしょう。入居者にとっては良い条件ですね。

引っ越しを考えている方は、このチャンスを使い、良い物件に引っ越しする事をお勧めします。（引っ越しする場合、エンプロイメント・レターや給料明細など最新の書類の提出が必要になります）

ちなみに通常リースの契約は1年縛りになっていて、2年目からは自動的にマンスリーに切り替わるので、新たにサインなどは必要ありません。2年目からは退去希望は60日前に大家に退去の申し出を書面で（Form N9 – Tenant’s Notice to End the Tenancy） 提出してください。

この書類はネットのLandlord and Tenant board から無料でダウンロードできます。

 

最後に：不動産購入成功のカギが学べる無料ZOOMセミナー1月開催

オンタリオ州で不動産の購入に興味がある皆さん！

きたる2025年1月31日（金）に、不動産エージェントのサチさんとモーゲージエージェントのチアキさんによる不動産ZOOMセミナーが開催されますよ。参加無料です。

このセミナーは、オンタリオ州に住んでいる国際結婚カップル、移民ファミリー、現在PRを申請中など幅広い方を対象にした不動産セミナーとなっていて、不動産エージェントのサチさんとモーゲージ・エージェントのチアキさんから「不動産購入成功のカギ」を学ぶことができます。

不動産購入を検討している方にとって、「購入前に必要な準備」「家を買う際の予算」「カナダの住宅ローンの仕組み」といった疑問を解消する絶好の機会となっているので、興味のある方は以下のフォームから申し込みをしてみてください。また、セミナーとは別にサチさんへ不動産のことで質問したい方も、以下のフォームからお問い合わせすることができます。

皆さんの不動産に対する目標を、2025年はぜひ叶えてくださいね！

セミナーの申込みやお問い合わせはこちら