【オンタリオ州】5月19日より再開可能な事業リストを発表

  

photo from Ontario Government

オンタリオ州は本日5月14日(木)、州経済再開の枠組みの第一段階の一部として2020年5月19日(火)午前12時1分より再開できる事業について発表しました。

また、ゴルフコースやマリーナなど一部の季節的なサービスは5月16日(土)より一般利用が可能になる見込みとのことです。

そこで、再開できる事業リストを含め、本日の定例会での発表内容の要点をまとめました。

5月19日から再開を許可された業種

本日のオンタリオ州の会見で発表された再開許可事業は以下の通りです。

●小売店 ※ショッピングモールを除く
-物理的な距離を保つ必要があり、例えば、一度に入店できる顧客数を制限したり、予約制で来店を受け付けるなどの対策が必要。
●建設業関連
-工事現場に関わる現在の基本的な制限を撤廃。
●医療関連
-指定条件を満たすことを前提に、対面カウンセリングや予定される手術など、特定の保健医療サービスを再開。また、小児治療センターをバーチャルから対面へ移行するなど、専門的なサービスの再開許可。
●家庭向けサービス関連
-家政婦、コック、ハウスクリーニング、メンテナンスなどが含まれ、公衆衛生ガイドラインに準拠した屋内および屋外のサービスを許可。
●動物へのサービス関連
-グルーミングやトレーニングなどのペットケアサービス、および定期的な獣医の診断予約などが含まれる。
●スポーツ関連
-競技者個人のための、季節的およびレクリエーション的な活動の許可。これには、国または州で認定されたスポーツ組織が実施するトレーニングやスポーツ競技会を含む。なお、テニス、陸上、競馬のように、物理的な距離を保ちながら、観客なしでプレーできる屋内および屋外の非チームスポーツ競技も許可。

一部季節的事業は5月16日より再開の見込み

また、州政府はビクトリアデーの長い週末に間に合うよう、2020年5月16日土曜日の午前12:01から一部の季節的な事業が開始できる見込みであるとも発表しました。
発表内容は以下の通りです。

●ゴルフコース
-再開可能だが、クラブハウスは洗面所のみ、レストランは持ち帰り用にのみオープン。
●マリーナ、ボートクラブ、公共利用のボートなど
-レクリエーション用などで利用可能の見込み。
●キャンプ場とプライベートパーク
-ハイシーズンに向けての”準備可能”。オーナーがフルシーズン契約を結ぶトレーラーやRV車などのレクリエーション車両の”利用準備のため”に開場を許可する見込み。
●動物関連ビジネス
-厩舎などではスタッフによる動物の世話などを許可。

再開事業についての連絡先と安全ガイドライン

州政府は「どういった事業が再開するのか」「事業や雇用へはどう影響するか」といった質問がある場合、以下の電話番号へ連絡するよう伝えています。

Stop the Spread Business Information Line
1-888-444-3659

また、州政府は雇用者のための安全ガイドラインResources to prevent COVID-19 in the workplaceResources to prevent COVID-19 in the workplaceを作成しています。

このウェブサイトには、各事業におけるガイドラインや職場に掲示するポスターなどが掲載されているので、ぜひチェックしてください。

今回は大幅に再開事業が追加されましたが、コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、引き続き手洗いなどの基本的な予防をおこなっていきましょう。

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