年間を通して、風邪や頭痛、腹痛といった症状はいつ起きるかわからず不安も多いですよね。
また、学校や知人との集まりがある時に風邪をひいたり、体調が悪くなったりしてしまったらせっかくの楽しい時間が台無しです。
今回は予防対策や、カナダ・トロントで手に入るかぜ薬、病院での診察について、また海外旅行保険に加入している方必見のキャッシュレスサービス(診察費、通訳費、薬代などが支払い不要)について、カナダで日本語医療通訳を手がける Trans Med さんの監修のもとにまとめてみました。
(注意)
もし体に異変を感じたり、病気かも・・と思ったら、病院に行って診てもらうのが何よりも一番。不安がある場合は病院へ行きましょう。カナダ・トロントのMCIクリニックでは、TransMedさんの日本語医療通訳サービスが受けられ、日本語で予約も可能です(日本語受付電話:416-820-5448)。
風邪を引いてしまった
風邪は英語で「cold」、「Flu(フルー)」はインフルエンザのことを指します。
風邪の症状は最もポピュラーかもしれません。季節の変わり目や寒くなった冬に多いですね。急激な気温の変化や環境の変化。また、日本とバンクーバーを行き来したり、こちらに来たばかりだと新しい環境や時差でちょっと疲れやすくなっていると風邪をひきやすいですよね。
まず、予防から
といっても日頃から風邪を引かないようにすることが大事です。まずは、無理をしないこと。日本は(風邪が伝染らないように)マスクしている人を多くみかけますが、こちらではみかけませんよね?カナダの人からみたら逆に怪しい?と思われる可能性もあります。
当たり前ですが、
・うがい手洗いをする。
・人混みなど人の多いところはなるべく避ける
習慣づけることでかなりの予防になります。
またインフルエンザの予防の為に Flu Shot(フルーショット) を受けておくことも大事かもしれませんね。
インフルエンザの予防接種についての詳細は こちら Flu Shots & Flu Clinics 2016 を参照してください。
病院にいく時間がない、まずは自分でなんとかしたい
寒気、喉(のど)が痛む、鼻水・鼻づまり 「最初はあれ?おかしいな?」ですが、だんだん深刻になってくると本当に大変です。とはいっても「病院に行くほどでもないし、時間もないし・・・」という方。
まずは家でゆっくり休むこと、十分な栄養と睡眠、そして水分補給を心がけてください。
風邪薬は?
風邪薬の代表的なものは Advil(アドビル) TYLENOL(タイラノール) や COLD-FX でしょうか。
これにも 総合感冒薬や喉の痛み、鼻づまりなどの用途で色々な種類があります。それに 眠くならない昼用、夜用、Extra Strenghなども。
お店に「Advil〜♪」と思って買いに行くと種類の多さにとまどってしまいます。汗
で?どれを選べばいいの?とみんな迷ってしまいそうなので、ここで主要なものをリストアップ!
① COLD & FLU 風邪の一般的な症状とインフルエンザ
② SINUS は鼻づまりや鼻水を伴うもの、SINUS Congestion は鼻づまり、painは痛みがある場合
③ ARTHRITIS Painは関節炎ですが、風邪とあまり関係ないかも?
④ Sore Throat は喉の痛みです。
⑤ COMPLETEは 様々な症状をカバーするタイプ
⑥ Extra Strengthは 効き目を強くしたタイプ
⑦ Daytime用とNight Time用があり、Daytimeは眠くならないタイプです。
⑧ 小さいお子様用
でも、これらはあくまで参考にという事でお願いします。必ずドラッグストアや売場の担当の方に症状を説明するなどして、適した薬を聞いてください。
海外旅行保険に入っている方は、これらの薬代も保険でカバーされることがあり、その場合キャッシュレスで購入できますから、できるだけ病院に相談をした方がいいのかもしれませんね。
病院での診察
風邪といっても症状はさまざま、また、風邪を引き起こす原因によって治療法も異なってきますので、やはりお医者さんに診察してもらい適切な治療をしてもらうと、より安心です。
カナダでは、それぞれの専門医をいきなり受診するのではなく、まずはファミリードクター、またはウォークイン・クリニックにかかり、症状の相談・検査・薬の処方をしてもらいます。風邪の場合はほとんどこのファミリードクターまたはウォークイン・クリニックで解決できます。
またカナダでは、点滴で解熱剤の投与や水分補給をしてもらったり、風邪をひいたらとりあえず抗生剤を処方されたり、ということはありません。
ドクターは問診・診察・検査の結果を精査し、必要と判断された時のみ抗生剤を、その他患者さんの症状に適したお薬を患者さんの希望を聞きながら処方します。点滴は通常ウォークインクリニックではできないので、必要な場合は設備のあるホスピタルなどが紹介されます。
その他にもこんな症状でも
その他にもクリニックにはこんな症状で相談に来る方が多いようです。風邪だけでなく、このような症状が続いたままホリデーシーズンを過ごすのはちょっと辛いですよね。様々な症状や対策があるので一概には言えませんが、まず相談することです。おかしいなと思ったら最寄りのドラッグストアや病院で相談することをお勧めします。
その時「英語で何と言えばいいの?」というのもありますのでぜひ参考にしてください。
頭痛について
I have a splitting pain. 割れそうに痛いです
My head is throbbing. 頭がズキズキ痛みます
お腹が痛い、下痢や吐き気
nausea は吐き気がすることを表す言葉です。
様々な原因がありますが、
・ウイルス性の胃腸炎、お腹の風邪みたいなもの
・ホームステイの食事が合わない。。など
I have a piercing pain in my stomach. お腹が差し込むように痛いです
I feel nauseous. 吐気がします
キャッシュレスサービスとは
海外旅行保険に加入している方は、診察費、通訳費、お薬代、タクシー代までもカバーされるので、実質患者さんがお金を払う必要が全くないのです。(例外もあるので、詳細はこちらを確認してくださいね。)
これが「キャッシュレスサービス」と呼ばれています。
診察時にお金を払う必要がないので旅行者の方や学生・ワーホリの方には大変便利なサービスだと言えます。
対象となる薬代は保険でカバーされますので、相談をしてみましょう。
日本語通訳サービスを受けられるMCIクリニック
日本語通訳さんを通してMCIクリニックへ診察予約をする場合は、電話やWebサイトの予約フォームより全て日本語で可能です。(通訳の対応にはご予約が必要)
すでにトロントに在住している人、これから旅行や留学、ワーホリで滞在予定の方は、ぜひいざという時のためにメモしておいてくださいね。
日本語受付電話:416-820-5448
※通訳の対応にはご予約が必要です。
【電話受付時間】月曜〜金曜・9時〜6時 ※上記時間外、および土日祝の通訳付き診察についてはご相談ください
MCIクリニック 住所
245 Eglinton Ave. E. Toronto, ON M4P 3B7