【Foreign Buyer Ban】外国人はカナダ不動産購入禁止?学生・ワークビザ保持者の制限

  

皆さん、2023年1月1日から始まったカナダの「Foreign Buyer Ban」についてご存知でしょうか?

2022年12月に連邦政府が発表した Foreign Buyer Ban は、外国人(non-Canadians)を対象に、2023年~2025 年の間はカナダで Residential property 不動産の購入を禁止にする法律です。

ここで、「カナダに暮らす日本人の多くはワークビザや学生ビザの人も多いけど、やっぱり不動産の購入はダメ?何か影響があるの?」と思った方も多いかと思います。

そこで今回は、不動産仲介業を行うリアルターの仲眞(ナカマ)サチさん自身のYouTubeチャンネルで解説している内容を、LifeTorontoの記事でも紹介したいと思います。

カナダの大学やカレッジに通ってる留学生やワークビザ保持者にForeign Buyer Ban はどう影響がある?

留学生やワークビザ保持者の方でも、なかには毎月の高いレントを支払うのではなく、カナダで不動産を購入して生活している方もいます。

ただ、今回の Foreign Buyer Ban をきっかけに、2025年まで不動産を購入できる条件が限られているので、注意が必要です。

こちら、以下の3つのパターンに分けられます。

★留学生の場合
★ワークビザを持っている人の場合
★カップル・配偶者の場合

★留学生(International Students)の場合

不動産を購入できる条件が変わりました。購入できる方は、以下の条件を満たす必要があります。

  • カナダに6年間滞在
  • 過去に5回タックスリターン済み
  • 5年間に最低 244日間滞在していた
  • フルタイムで学校に通った
  • 購入金額は $500 K 以下
  • 不動産の購入は primary residence で1つのみ

カナダに6年滞在していて、そのうち5回タックスリターン済み、さらに5年間のうち最低244日間滞在していた方(※滞在証明が必要です)は、不動産の購入は可能です。また、フルタイムで学校に通っていたという成績証明書や卒業を証明するレターなどが必要になってきます。

 

★ワークビザ(Work Permit)の場合

Work visaを持っている方で満たさないといけない条件は以下の通りです。

  • 最低5年間カナダに住み、4年間のうち3年はフルタイムで働いた経験
  • 過去に4年のうち3回はタックスリターン済み
  • 不動産の購入は1件のみ

不動産を購入する場合は、フルタイムで仕事をしていたことを証明するマネージャーのサイン付きの Employment Letter が必要です。また、過去に不動産を購入していないという事を証明する必要があります。Work visaでできる不動産の購入は1つのみなので、ご注意ください。
 

★カップルの場合

カップルの場合、制限なく不動産を購入できる事があります。それは、パートナーの1人がPR保持者やカナダ国籍である事。かつ、2人の関係性が結婚していること、コモンローのパートナーである事です。

※配偶者以外にも政府が正式に保護対象者として指定した方達、移民および難民の場合、彼らはこの Foreign buyer ban の法律から免除されます。(そのクライアントは政府から正式なステータスを確認する書類などが必要になるので、弁護士と相談をお勧めします。)

詳しくはカナダ政府の Foreign buyer ban のサイトをご確認ください。

 

外国人用の「Non-Resident Speculation Tax」について

いかがでしたでしょうか?

Foreign Buyer Banとは別に、Work visa や Student visa でも制限はありますが、不動産を買う事ができます。ですが、その方達にもNon-Resident Speculation Taxという外国人用のタックスがかかってきます。

Non-Resident Speculation Taxは、不動産購入金額から25%上乗りでかかるタックスです。

不動産を購入する際は、必ず弁護士が真ん中に入ってクロージングのペーパーワークをしてくれるのですが、費用などをまとめて弁護士に送る際に、このNon-Resident Speculation Taxの費用も送金する必要があります。

ただ、不動産を購入して4年以内にPRを取れば、Non-Resident Speculation Taxの費用分を政府から返金してもらえるので、その際は弁護士や会計士に相談してください。

※Foreign Buyer Ban や Non-Resident Speculation Taxは常に変わる可能性もあるので、弁護士に相談することをおすすめします。

最後に:カナダ・トロントの家・部屋探しはプロに依頼!

「カナダで不動産の購入を考えている」「カナダに引越したいけど、日本と違うことばかりで不安」という人は、プロのリアルターへ相談することをおすすめします。

LifeToronto読者の皆さんであれば、本記事の情報提供にご協力頂いた仲眞サチ(ナカマ・サチ)さんに1時間の無料相談が行えますよ。

なお、サチさんは以下のような方に向けた物件を扱うことが多いそうです。以下に当てはまる方、まずは以下のフォームからお問い合わせしてみてはいかがでしょうか?


●トロントやGTAエリアで最低1年以上の長期で住める物件を探している方

●オンタリオ州での不動産の売買を今年考えている方

●日本からオンタリオ州に家族で引っ越しを考えている方

※お問い合わせの際は、クレジットスコアの証明ができる方や、合法的にカナダに滞在できるビザを所有している方、安定した収入がありデポジットを支払える方など、お問い合わせ内容によって必要な要件が変わります。場合によってはご相談をお断りすることがありますが、予めご了承ください。

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仲眞サチ(ナカマ・サチ)

沖縄県出身。2012年にカナダ・トロントへ。George Brown Collegeを卒業後、現地のドクターズオフィスで医療秘書として数年間働くが、日本と違うカナダの家への魅力と不動産投資への憧れから、1年半の猛勉強を経て、オンタリオ州のリアルエステートセールスパーソンの資格を取得。

現在は、オンタリオ州でたくさんのListingsを持ち、マーカームにオフィスがある不動産会社「Superstars Realty」に所属。トロントのダウンタウンやGTA内外の住宅物件の売買・リースを扱う。

自身も不動産投資家であり、時間がある日は車を運転し同州内の様々な地域へ赴き、投資物件や街並みを自分の目で確かめてリサーチ。クライアントは日本人のみならず、地元の方や若い世代の方も多数。
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【Instagram】@realestatebysachi
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