カナダに来て一人暮らしやルームシェアを始めた方、主婦になった方・・
カナダで料理をする時に、困っていることはありませんか?
カナダのオーブンは「華氏(℉)」表示、そして計量カップの分量も日本と違うので、特に日本のレシピを使って料理をする時は、色々面倒ですよね。
今日は、カナダで料理をするなら知っておきたい4つの情報をまとめました!
目次
1. カナダのオーブン:
摂氏(℃)から華氏(℉)への換算方法
日本のオーブンは摂氏(℃)表示ですが、カナダは華氏(℉)表示。
(気温や体温には、カナダでも摂氏を使うのですが・・)
摂氏→華氏の換算公式 は、(華氏温度) = 1.8 × (摂氏温度) + 32ですが、オーブンを使う度に計算はしていられません!
日本のレシピでよく使う、以下の3つだけでも頭に入れておくと便利です!
(5度単位で設定できるオーブンが多いため、5単位で丸めています)
200度(℃)= 390度(℉)
240度(℃)= 465度(℉)
そして以下が、160〜230℃の摂氏・華氏の一覧です。
(5単位で丸めています)
摂氏 (℃) | 華氏 (°F) |
160 度 | 320 度 |
170 度 | 340 度 |
180 度 | 355 度 |
190 度 | 375 度 |
200 度 | 390 度 |
210 度 | 410 度 |
220 度 | 430 度 |
230 度 | 445 度 |
2. カナダのオーブン:
「Bake」と「Broil」を使い分けよう!
カナダに移住して随分経ってから、オーブンに「Broil」機能があることを発見!
それまでは、「Bake」ばかりを使っていました。
この「Broil」、使えます!!
「Bake」は、日本の一般的なオーブンと同じで周りから全体を焼く方法で、
「Broil」は、表面のみを焦がすように焼く方法です。
グラタンなどに焼き色を付けたい時にはもってこいの機能!!
ピザはBakeで焼いて、最後に数分だけBroilで焼くと、チーズが少し焦げて美味しくなります。
また、魚をBroilで焼くと、日本の魚焼きグリルで調理したようになります。
一般的にBroilは、「High」か「Low」の二つから温度設定を選べます。
Broilは焦げやすく、オーブンによっては「Low」でも非常に熱が強いので、調理中は度々焼き具合を確認することをオススメします。
3. カナダの計量カップ:
1カップは200mlじゃない!
カナダの計量カップと日本の計量カップは、1カップ分の分量が違うことをご存知でしたか?
特にお菓子作りでは、細かな分量が重要になってきますよね。
ぜひ覚えておきましょう。
1カップ = 200ml
●カナダの計量カップ
1カップ = 250ml
※ただし、お隣りのアメリカでは、1カップ=約240ml。
カナダとアメリカでも微妙に違います。
私はカナダで計量カップを買いましたが、アメリカ産だったのか1カップ=約240mlになっていました。
4. カナダの計量スプーン:
日本の大さじ・小さじは、どれ?
続いては、計量スプーン(a measuring spoon)についてです。
日本とカナダでは分量は同じ!
英語では、以下のように言います。
●小さじ tea spoon=Tsp 5ml
カナダでは、こちらの写真のように計量スプーンが5本セットになったものが主流です。
こちらの写真の場合、大きいものから
小さじ1 (1tsp) = 5ml
小さじ1/2 (1/2tsp) = 2.5ml
小さじ1/4 (1/4tsp) = 1.25ml
小さじ1/8 (1/8tsp) = 0.625ml
となっています。
いかがでしたか?
計量カップの分量の違いなどは、言われるまで気づかなかった!という方もいるのではないでしょうか?
カナダでは日本とは違う食材も手に入るので、オーブンなどを使って、新しいレシピにも挑戦してみてください♪