アメリカ大統領選挙のトランプ氏当選確実でカナダ移住を考える人が急増

  

既に皆さんご存知かと思いますが、アメリカ大統領選挙で共和党のトランプ前大統領が当選確実となったことが伝えられました。

そんな中、アメリカではトランプ氏の当選確定後から、「カナダへ移住(move to Canada)」に関するグーグル検索が急増しました。

Googleによると、「カナダへの移住」についての検索は、選挙結果が徐々に明らかになるにつれて火曜日の夜から上昇傾向に転じ、夜中に急増しています。


photo from Google Trends

また、カナダ移住への関心が最も高かったのは、カマラ・ハリス副大統領が勝利したバーモント州、オレゴン州、メイン州、ニューハンプシャー州、ミネソタ州であることもデータに出ていることから、今回の選挙の結果がこの検索に至った背景にあると読み取れます。

その他の関連検索キーワードでは、「best places to live in canada」「easiest country to move to from usa」「steps to move to canada」などが見られ、カナダ以外にも他のいくつかの国も、移住を検討する米国住民の注目を集めた模様です。

実際どのくらいの人が本気なのかは分かりませんが、今回のトランプ氏の勝利に失望した方も多そうです。ちなみに2016年にも同じように「move to Canada」の検索が増えた現象が起きたのを覚えている方もいるかと思います。

最後に、トランプ氏は移民と米国の国境警備に関してより厳しい姿勢を取ることを語っていて、今後カナダからアメリカに渡る際にも変化があるかもしれません。

ジャスティントルドー首相は自身のSNSで「ドナルド・トランプ氏が米国大統領に選出されたことをお祝い申し上げます。トランプ大統領と私は、両国にさらなる機会、繁栄、安全をもたらすために協力していくつもりです。」と語っています。

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