先日7日にオンタリオ州全体の在宅命令が発表され、本日8日(木)から発効となっています。

This is not the time to give up. Trust me, we will get through this. Ontario is vaccinating more than anyone in the country.

We're getting closer to the end of this battle & we just need to stick together a little longer. I promise you that better days are ahead of us. pic.twitter.com/d2LsHLf3kr

— Doug Ford (@fordnation) April 8, 2021

LifeTorontoでも在宅命令の件は記事で掲載しましたが、先日の会見の中で他にも重要なことが発表されていました。

そこで今回は、会見で発表された感染リスクの高い地域に暮らす18歳以上の優先ワクチン接種について取り上げます。

 

トロントとピールの公衆衛生地域の中で、高リスク地域に暮らす18歳以上の人は優先的にワクチン接種が受けられるようになる予定。具体的な開始日は未発表

Mobile teams to help bring the vaccine to the people. This will happen in workplaces, congregate settings, dense urban areas, etc.

1. More access to vaccine.
2. Lower barriers to vaccination.

— Isaac Bogoch (@Bogoch

Isaac) April 7, 2021

COVID-19ワクチン接種計画のフェーズ2の一環として、感染率が最も高い地域に住む人々は優先的にワクチン接種を受けられるようになる予定であることが発表され、特にリスクが懸念されているピールとトロントの公衆衛生地域から開始されるとのことです。

この高リスク地域（Hot spotと表現されています）は、感染パターンや重度の病気および死亡率に基づいて決められていて、郵便番号で識別されています。

photo from Government of Ontario

州の発表によると、移動式ワクチン接種チームをが組織され、高リスク地域の集会所、住宅、信仰に基づく場所、および大規模雇用者が占有する場所でワクチン投与が今後行われるようです。

対象地域に暮らす18歳以上の人は当初の予想よりも早いワクチン接種が期待できますが、まだこの件の詳細は未発表なので、お気を付けください。

上のツイートの画像が見づらいという方は、以下の表から郵便番号を元に、自身の暮らす場所が対象かどうか確認してみてください。 

ダグフォード州首相は、「リスクの高い人口と特定されたホットスポットから始めて、予防接種プログラムがより多くの人々に届くようにしながら、人々を安全に保ちます。」と会見で語っていました。

詳細の発表を待ちましょう。

最後に：高リスク地域に暮らす50歳以上の人は9日からワクチン接種の予約が可能に

We will do everything we can to keep our schools safe.

That's why beginning next week, workers who support students with special education needs across Ontario, as well as all education workers in high-risk neighbourhoods in Toronto and Peel will be eligible for vaccines. pic.twitter.com/DIhWzjhRa4

— Doug Ford (@fordnation) April 8, 2021

オンタリオ州政府は4月9日（金）から、郵便番号で識別される高リスク地域に暮らす50歳以上の人向けに、州の予約システムを通じてワクチン接種の予約ができるようにすることも発表しています。

また、来週から州全体で特殊教育を必要とする学生を直接サポートする教育労働者、および特定の高リスク地域のすべての教育労働者がワクチン接種に登録することができるようになります。

今回の取り上げた件はトロントとピールの優先地域から始まり、ヨーク、オタワ、ハミルトンなどの他の高リスク地域でも今後開始されるとのことです。また詳細が分かり次第、LifeTorontoでもお伝えしますね。