※こちらは2019年2月の記事です。
先週に続き、雪とともに、すべてのものに氷を付着させる冷たい雨、Freezing Rain(氷雨・凍雨)に見舞われたトロントですが、こうなると怖いのがツルッツルの地面。
LTスタッフも先週は派手に転び、ひざ小僧が血だらけに。小学生なら全治1週間ですが、いまや全治3ヶ月はかかる傷を負いました。
そんな中、同じく大寒波に襲われているアメリカのABCテレビ系局のディレクター、マーク・ハガーさんが「凍結地面の上手な歩き方」を伝えていましたので、シェアしたいと思います。
凍結地面の歩き方・悪い例と良い例
image from Mark Haggar from KLKN TV News
【1】通常歩く時、体重を分散させるために重心が歩くスライドの中央で分かれます。
【2】この方法で歩くと足は地面に垂直に着地しないため、凍った地面では滑りやすく、最悪な転び方をします。
【1】凍った地面を歩くには、体の重心を着地する足の上に乗せるようにします。
【2】この歩き方に特化した形の動物が、ペンギンです。自分をペンギンだと思って歩きましょう。そうすれば全て大丈夫です。
凍結地面で転ばない為の心得
他にもハガーさんは、転ぶリスクを最小限に抑えるための心得を以下のようにまとめています。
心得1:体の重心は踏み出した足に乗せること。
上のペンギン歩きですね。
心得2:バランスを保つために手は両脇に出しておく
ポケットに手を入れて歩くのはキケンです。あと重い荷物などもなるべく持たない方がいいですね。
心得3:平たく歩くまたは引きずるように歩く。
かっこ悪いんですが、ペタペタと平たく歩くか、または日本語で言うところの「すり足」で歩くといいようです。
心得4:摩擦力のある靴を履くこと。
地面をぐっと掴むスノータイヤのような靴、いわゆるスノーブーツ・スノーシューズなどを履くといいです。
心得5:段差は確実に降りる。
歩道などの段差は、確実に足を下に下ろすイメージで、適当に歩くと縁で滑ります。
心得6:ヒザはちょっと曲げたままで。
ヒザはまっすぐにせず軽ーく曲げた状態のままで歩きます。
心得7:できれば雪か草の上を歩く。
摩擦がまったくないツルツルの凍った地面はなるべく避けて、雪の上か草の上を歩いてください。
ちなみに、凍った道や雪道を歩く時に便利なアイテムも、以前の記事でご紹介していますので、こちら↓も参考に!
足元には皆さんくれぐれも気をつけて、安全にこの冬を乗り切りましょうね。