photo from amazon
今や世界中で広く知られている、インターネット販売最大手のAmazon社。オンラインで買い物をする時に、利用したことがあるという方も多いのではないでしょうか?
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現在、アメリカ・シアトルに本社を置くAmazon社は、2017年9月7日、北米に第2の本社(HQ2)を建設する方針であると発表しました。
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Amazon社による発表では、第2本社建設に伴う投資額は5000億円を超え、約5万人の雇用を創出するとのこと。当然のことながらその経済効果を期待したアメリカ、カナダ、メキシコの各都市による誘致合戦が行われ、トロントを含む計238都市が建設地として立候補していました。
そんな中、今月18日にAmazon社が最終候補地に残った20都市を発表。見事にわれらがトロントもノミネートされました!!!今回はこちらのニュースをご紹介したいと思います。
Amazon社の第2本社建設計画。最終候補地に残った20都市とは?
今回発表されたAmazon社の第2本社建設最終候補地は、トロントを合わせて計20都市。その顔ぶれは以下の通りとなっています。(ABC順)
③ボストン(マサチューセッツ州)④シカゴ(イリノイ州)
⑤コロンバス(オハイオ州)⑥ダラス(テキサス州)
⑦デンバー(コロラド州)⑧インディアナポリス(インディアナ州)
⑨ロサンゼルス(カリフォルニア州)⑩マイアミ(フロリダ州)
⑪モンゴメリー・カウンティー(メリーランド州)⑫ナッシュビル(テネシー州)
⑬ニューアーク(ニュージャージー州)⑭ニューヨーク(ニューヨーク州)
⑮ノーザン・バージニア(バージニア州)⑯フィラデルフィア(ペンシルベニア州)
⑰ピッツバーグ(ペンシルベニア州)⑱ローリー(ノースカロライナ州)
⑲トロント(オンタリオ州)⑳ワシントンD.C.
カナダ、メキシコからも複数のエントリーがあったと言われていますが、アメリカ国外の都市で残ったのはトロントのみ。
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最終候補に残った20都市の位置を地図で見てみると、本社であるシアトルに近い西海岸の都市はロサンゼルスのみ。中部〜東海岸エリアに候補地が集中していることも特徴と言えます。
Amazon社は建設地の最終決定を2018年内と発表していて、今後各都市による最終プレゼンテーションが行われるものと見られています。
企業誘致などにも積極的なトロント。Google社に続く誘致成功なるか?
トロントの企業誘致と言えば昨年、Google社の関連企業であるSidewalk Labs社が、ウォーターフロント地区の再開発を行うと発表したばかり。
トロントは2026年に開催予定のFIFA サッカーワールドカップの開催地にも立候補を表明(アメリカ・カナダ・メキシコの3カ国共催)しており、Amazon社の第2本社もトロントに建設決定となると、その経済効果は計り知れませんね。
益々目が離せない、Amazon社の第2本社建設計画。LifeTorontoでは、今後もこちらのニュースの続報が入り次第、お伝えしていきたいと思います。