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ここまでのコラム(過去のコラムはこちら)でGA4の機能や設定方法について解説してきました。

今回のコラムでは日々の運用に活用できるレポートについて解説します。

ユーザーのアクセスしている地域の調べ方

運営しているサービスが特定のエリアをターゲットにしている場合、サイトへ訪れるユーザーがどの地域から訪問しているかを調べることは重要です。GA4では「国、地域、市区町村など」の分類で見ることができます。

利用するレポートは「ユーザー＞ユーザー属性の詳細」レポートです。デフォルトでは「国」を選択されているケースが多いです。ディメンションを切り替えることで細かく見ることができます。

「ユーザー＞ユーザー属性の詳細」レポート

ディメンションを「市区町村」に切り替えたレポート

ユーザーがどこからサイトに訪問してるか？

サイトを運営する中で、ユーザーの訪問数を伸ばしてサービスの認知を増やしていくことは重要なポイントです。

新しいサービスを展開したときやコラムやプレスリリースを公開したとき、検索や広告からの流入以外に動画サービスやSNSなど、さまざまなサービスからユーザーはサイトへ訪問します。「ライフサイクル＞集客」でサイトへの流入状況を知ることができます。【ユーザーがどこからサイトに訪問してるか？】は「トラフィック獲得レポート」を利用します。

「トラフィック獲得レポート」は下図の赤字③④⑤⑥の流入元がわかります。

「ライフサイクル＞集客＞トラフィック獲得」レポート

サイトに訪れたユーザーの最初のきっかけはどこか？

サイトへ訪問するユーザーは初めて訪問した「新規ユーザー」と複数回訪問している「リピーター」に分かれます。「ユーザー獲得レポート」ではユーザーがサイトを認知するきっかけとなった「サイトに初めて訪問したときの流入元」を知ることができます。

「ユーザー獲得」レポートでは下図の①⑤の流入元がわかります。

「ライフサイクル＞集客＞ユーザー獲得」レポート

どのページがサイト訪問に貢献しているか？

ユーザーがサイトに訪れたとき、最初に閲覧したページを「ランディングページ」という表現をします。実際にサイトを作成するときはトップページを中心にサイト設計されますが、実際にユーザーがサイトへ訪れるときは、自然検索結果やSNSの投稿などから、商品詳細ページやコラムページが「ランディングページ」になるケースがあります。

GA4では「ライフサイクル＞エンゲージメント＞ランディングページ」レポートで見ることができます。セカンダリディメンションに「セッションの参照元/メディア」など集客系のディメンションを追加すると、よりどのサイトから訪問してランディングページに訪れているかを知ることができます。

「ライフサイクル＞エンゲージメント＞ランディングページ」レポート

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今回のコラムではよく使うGA4のレポートについて解説しました。GA4の各レポートを活用して運用しているサイトに訪問しているユーザー群を理解しましょう。

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— カナダ??トロント現地情報｜LifeToronto（ライフトロント） (@LifeTorontoJP) May 1, 2024

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