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Googleアナリティクス4(GA4)の標準レポートの種類と基本操作を解説

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文／アユダンテ株式会社　Ayudante, Inc.
東京を中心にSEOや広告のコンサルティング、Googleマーケティングプラットフォームの導入支援、モバイルのソフトウェア開発などを行っているデジタルマーケティングコンサルティング会社。2022年、カナダにもオフィス拠点を設け、グローバル企業を積極的に支援している。


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今回のコラムはGA4の標準レポートについて解説します。

標準レポートはGA4で計測しているデータから、「ユーザー属性」「流入（トラフィック）」「サイト内の行動（エンゲージメント）」「収益化（eコマース）」など各分類ごとのデータを見ることができます。

標準レポートの種類と基本操作

標準レポートはそれぞれのデータをカード形式でまとめた「サマリーレポート」とより詳細な情報をディメンションと指標で表示する「詳細レポート」の2種類があります。

サマリーレポート

詳細レポート


 

基本操作：レポート期間の変更と比較

標準レポートでは、レポートの右上にある「日付選択」からレポートの期間の変更や今週と前週のデータの比較など期間比較をすることができます。

期間比較をするとレポートの各項目でそれぞれの期間データと比較した変化率が表示されます。キャンペーンやサイトに新しい機能を追加したときなど、実施前後のデータを比較することで施策の効果測定をすることができます。

期間比較をオンにしたレポート


 

基本操作：検索（アドバンスフィルタ）

表示したレポートを特定の文字列で絞り込みをしたいときは、画面の中央にある検索窓で絞り込みをすることができます。”google”の文字列だけを表示したい。”organic”だけを表示したいときに便利です。

 

基本操作：ディメンションの変更

GA4のレポートで見たい項目を変更するには、詳細レポートから表示するディメンションを切り替えて利用します。

利用例として、どのサイトから訪問しているかを調べるときは「トラフィック獲得」レポートを選択し、ディメンションを「セッションのデフォルトチャネルグループ」から「セッションの参照元/メディア」に変更します。

 

各レポートメニューの解説

1.レポートのスナップショット

「レポートのスナップショット」ではGA4で計測している様々なデータをカード形式で表示するレポートです。サイト全体の効果を確認するのに適しており、「レポートのスナップショット」で表示するカードは表示内容をカスタマイズすることができます。

2.リアルタイム

過去5分間、過去30分間のアクティブユーザー数や発生しているイベント、ページタイトルやキーイベントをレポートで見ることができます。

新しくキャンペーンページを公開したときや新機能を追加したときなど、リアルタイムでユーザーのトラフィックを確認することができます。

3.ユーザー＞ユーザー属性

サイト、アプリに訪問しているユーザーの国や市区町村などの地域や言語情報、Googleシグナルを基にした年齢、性別など属性情報を知ることができます。主にどの地域、年齢のユーザーがサイト、サービスを利用しているかを調べることに利用します。

4.ユーザー＞テクノロジー

ユーザーのプラットフォームやデバイス、OS関連別のレポートです。ユーザーの画面解像度、プラットフォーム、OSを調べ、サイトのUI改善に役立てたり、計測しているアプリのバージョンやOSを調べることで異常を調べることができます。

5.ライフサイクル＞集客

集客カテゴリは、一番最初にサイトへ訪問した参照元を見る「ユーザー獲得」レポートとセッションごとの参照元を見る「トラフィック獲得」レポートがあります。

どのチャネルグループや参照元が流入・キーイベント発生（コンバージョン）に貢献しているか効果測定を行うことができます。レポートを利用するときは目的のディメンションをプルダウンから選択します。

6.ライフサイクル＞エンゲージメント

サイト、アプリで発生している「イベント」や「ページタイトル、パス」ごとの表示回数、ユーザー数、平均エンゲージメント時間などエンゲージメントに関連する指標を見ることができます。

「ランディングページ」レポートではサイトに訪れたときの最初のページの各指標を見ることができ、どのページがトラフィックを獲得しているか把握することができます。

7.ライフサイクル＞収益化

収益化レポートは、eコマースサイトやアプリで発生した収益関連のレポートを見ることができます。eコマース用の計測実装をすることで閲覧・購入された商品や金額など、見ることができます。

8.ライフサイクル＞維持率

維持率レポートは、サイトやアプリに訪問したユーザーの新規ユーザー数やリピーター数、継続状況（維持率）を確認できます。維持率は日別のコホートを基準にユーザーのエンゲージメント時間や維持率を確認できます。

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以下のような悩みがある方はアユダンテへの相談を一度オススメします。

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