皆さんは部屋探しをする時、何を重視しますか？

家賃？治安？利便性？

車を持っていない方や、渋滞に巻き込まれたくない方が特に重要視したいのが、やはり駅からの距離ですよね。

駅から近いと、バス・車に比べて毎日の通勤・通学がぐんと楽になります。

ただ、やはり駅から近い物件はその便利さから家賃も他と比べて高いのも事実。

また地価は治安の善し悪しとも深く関わってきます。

そこで今回はTTC地下鉄の駅ごとの平均家賃を記したマップをもとに、地価の高いエリア3カ所を、実際の賃貸物件の写真と併せてご紹介します。

地下鉄の駅ごとのトロントの平均家賃とは？

トロントの引越情報をまとめているサイトMovingWaldo.comは、「トロントの地下鉄各駅周辺でアパートを借りるための平均費用2021(The Average Cost to Rent an Apartment Near Each Toronto Subway Station in 2021)」を発表しました。

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photo from Moving Waldo

アパート探しのウェブサイトZumperの情報をもとに、TTC地下鉄の各駅ごとに赤字で1ベッドルーム(1LDK)、黒字で2ベッドルーム(2LDK)の平均家賃価格を示しています。

1ベッドルームでは$1300から$2000ドルを超えるところまで、価格に大きな幅があるのがわかると思います。

また地価の高いエリアでは、個人的にアパートよりもコンドミニアム（日本で言う高級マンション）の一室を賃貸に出している物件が多いように感じます。

これから部屋を見つけるという方は、治安や住みやすさなどを考慮しながらこの図を参考にするといいかもしれません。

トロントで地価が高いエリアは？

地価が高い場所 = 裕福で治安が良いというイメージですが、トロントの場合はどのようなエリアが当てはまっているのでしょうか？

ということで上記マップの1ベッドルームの平均家賃価格に基づき、トロントで地価が高いエリアベスト3を発表します。

3位 / デイヴィスヴィル(Davisville)駅周辺

ヤング・ライン、セント・クレア駅とエグリントン駅の中間にあるデイヴィスヴィル駅。

ダウンタウンからそう遠くないにも関わらず閑静な住宅街が広がっており、教育のレベルも高いので、ファミリー層に人気のエリアとなっています。

またヤング・ストリート沿いに南北に少し歩けば商業施設が充実しているので買物や食事にも便利。

平均家賃は1ベッドルーム$2,185、2ベッドルーム$2,249となっています。

周辺の賃貸物件の例

2位 / ユニオン駅 (Union Station)周辺

photo from @torontounion via Instagram

トロントと近隣の各都市を結ぶ中心駅、ユニオン駅。

この辺りに住めば、トロント市内だけでなくカナダ、アメリカの各都市に簡単にアクセスできますし、金融街のど真ん中に位置しているため、金融街に勤務先がある人は徒歩で通えて便利です。

またフロント・ストリートの南側、ハーバーフロント周辺に住めば、窓からオンタリオ湖とCNタワーの美しい眺めが一望できます。

そんなユニオン駅周辺の平均家賃は1ベッドルーム$2,190、2ベッドルーム$2,223となっています。

利便性を考えると納得の価格ではないでしょうか。

周辺の賃貸物件の例

1位 / ベイ駅(Bay Station)周辺

photo from Secondarywaltz via Wikimedia Commons

高級ブティックやレストランが立ち並ぶエリア、ヨークヴィルがあるベイ駅周辺が堂々の1位！

毎年9月にはトロント国際映画祭(TIFF)も開かれ、期間中は多くの映画スターが周辺のホテルに宿泊したりレストランを訪れます。

そんなベイ駅周辺の家賃の平均は、1ベッドルーム$2,356、2ベッドルームではなんと$3,383！

高級ホテルの上階が住居スペースになっている物件もあり、ベッドルームやバスルームの数にもよりますが、一ヶ月あたり$7,500〜$9,500というところも！流石です・・・。

自分は住まなくとも、どんな人が住むのか気になりますよね。

周辺の賃貸物件の例

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いかがでしたか？

日々変わる地価情報や物件情報を眺めながら、次はどこに住もうか、こんな場所に住んだら便利だろうな、などと想像するのは楽しいものですよね。