先日エコノミストが「世界の安全な都市ランキング2019」を発表しましたが、続いて「世界の安全な都市2019」のランキングを発表しました。
参考記事:世界の安全な都市ランキング2019発表!トロントは世界6位、北米都市では1位
今回のランキングでは、上位10都市に、カナダ3都市、日本の2都市がランクイン、トロントは7位でした。
2:メルボルン(オーストラリア)
3:大阪(日本)
4:カルガリー(カナダ)
5:シドニー(オーストラリア)
6:バンクーバー(カナダ)
7:トロント(カナダ)
7:東京(日本)
8:コペンハーゲン(デンマーク)
10:アデレード(オーストラリア)
世界で最も住みやすい都市ランキングとは?
「世界で最も住みやすい都市ランキング」と呼ばれるこの調査は、前回の記事でご紹介した「世界の安全な都市ランキング」と同様、エコノミストグループにおける調査や分析、ソート・リーダーシップを担う部門が調査を行う「都市居住性指数(Global Liveability Index)」のことで、2年毎に調査が行われる「安全な都市ランキング」とは異なり、毎年調査・発表が行われています。
この調査では、世界の140都市を対象に、5つの項目を基に「住みやすさ」を数値化しスコアづけをして評価。
それぞれの項目のスコアが全体に占める割合は異なり、「安定性」と「文化・環境」は最も重要で各25%、「医療」と「インフラ」は各20%、「教育」は10%の比重となっています。
過去のランキング振り返り
毎年発表され注目が集まるこのランキングですが、過去のトロントの順位も振り返ってみましょう。
1:ウィーン(オーストリア)
2:メルボルン(オーストラリア)
3:大阪(日本)
4:カルガリー(カナダ)
5:シドニー(オーストラリア)
6:バンクーバー(カナダ)
7:東京(日本)
8:トロント(カナダ)
9:コペンハーゲン(デンマーク)
10:アデレード(オーストラリア)
1:メルボルン(オーストラリア)
2:ウィーン(オーストリア)
3:バンクーバー(カナダ)
4:トロント(カナダ)
5:カルガリー(カナダ)
5:アデレード(オーストラリア)
7:パース(オーストラリア)
8:オークランド(ニュージーランド)
9:ヘルシンキ(フィンランド)
10:ハンブルク(ドイツ)
2012~2017年の5年間はバンクーバーは3位、トロントは4位という不動の順位を保っていました、。
特に、バンクーバー冬季オリンピック開催後の影響もあり、2011年にバンクーバーは1位(トロントは4位)を獲得しています。
しかし、バンクーバーもトロントも、2018年からは順位を落としており、カナダ国内でもカルガリーに抜かれている状況。
一方、日本人としては昨年から日本の都市の東京と大阪が上位10位に入るようになったのも注目したいところです。
不動産価格や物価の上昇、発砲事件の増加などが、ここ数年話題に上がるトロント。実際にトロントに住んでいる皆さんは、このランキングをどうご覧になったでしょうか。