【神秘の絶景アイスバブル】冬の楽園カナディアンロッキー・バンフに行くべき理由7

  

一生忘れられない神秘の絶景「アイスバブル」
犬ぞり、スキー・スノボなど冬のアクティビティー満載
夏には手が出ない憧れのホテルに安く宿泊するチャンス

カナダで最も人気の観光地の一つといえば、世界遺産カナディアンロッキーですよね。

でも、「カナディアンロッキーを訪れるなら夏でしょ?」と皆さん思っていませんか?

そこで今回は、JTB International (Canada) Ltd. さんに協力してもらって、冬のカナディアンロッキーの魅力を7つに分けてまとめてみました。

観光のプロだからこそ知っている情報をたっぷり教えてもらったので、「次の旅行はどこに行こう?」と考えている方も一度チェックしてみてくださいね。

記事を読めば、冬のカナディアンロッキーに行きたくなること間違いなしです。

 

最初に:世界遺産カナディアンロッキー / バンフとは?

まずは、バンフを含めカナディアンロッキーについて簡単に紹介します。

アルバータ州にあるカナディアンロッキーとは、4つの国立公園(バンフ・ジャスパー・ヨーホ―・クートニィ)と、3つの州立公園を合わせた自然公園群の総称のことです。

1985年にはカナディアン・ロッキー山脈自然公園群として世界遺産に登録されていて、その全長はなんと約1,500km。日本の本州と同じくらいの長さといわれています。


冬のバンフの街並み photo from Bill Burris(Flickr)

そして、バンフ国立公園内にあるリゾート街を「バンフ」(標高1,384 m:カナダで2番目に標高の高い居住地)と呼び、カナディアンロッキー観光の中心地となっています。

バンフを含めたカナディアンロッキーはカナダを代表する観光地で、特に夏はレイクルイーズボウレイクペイトレイクなど風光明媚な景色を求めて毎年多くの観光客で賑わいます。

しかし、夏だけでなく冬のカナディアンロッキーにも様々な魅力があることをご存知でしょうか?

 

【冬の楽園】夏より冬のカナディアンロッキーに行くべき7つの理由

それではここで、JTB さんに教えてもらった冬のカナディアンロッキーの魅力を7つの項目に分けてご紹介します。

冬の魅力をたっぷり聞いてきたので、参考にしてみてくださいね。

 

1. 約1か月半だけの神秘 アブラハム湖のアイスバブル(Ice Bubble)

あなたはカナディアンロッキー山脈、バンフ国立公園北部のすぐ東に位置する「アブラハム湖」を知っていますか? 飲料水を確保するためにサスカチュワン川をせき止めてつくられた人口湖で、1972年にダムが完成し生まれました。

そんなアブアラム湖では、普通の湖とは全く違う冬景色を観ることができます。

それが、湖の底の植物から発生しているメタンガスの気泡が湖の表面にたどり着く前に凍るために起こる自然現象「アイスバブル」です。

様々なカタチをした青白く輝く氷の気泡の群れが湖の中に閉じ込められている光景は、まさにカナダの大自然の神秘と言わざるを得ません。

近年では知名度が少しずつ上がり、写真家たちが幻想的なアイスバブルを撮りにアブラハム湖を訪れていますが、まだまだ知らない人も多い隠れた観光名所と言えるかもしれません。

凍ったアブラハム湖の上に立って、足元に無数のアイスバブルが広がる神秘の世界を想像するだけで、行ってみたくなりませんか?

アイスバブルの観賞可能期間は、通常1月初中旬~2月末頃といわれています。つまり、約1か月半の間しか見ることができません。天候によって観賞可能な期間が異なるので、注意してください。

※アブラハム湖は、バンフから車で約3時間程度の離れた場所にあります。ツアーに参加すれば楽に行くことができるので、オススメ。

 

2. 一生忘れられない大自然。カナダの雄大な冬景色

冬のカナディアンロッキーでは、アイスバブル以外にも美しい冬山や氷河など大自然を感じることができる機会がたくさんあります。


10月のレイクルイーズ photo from James Pratley(Flickr)

例えば、バンフ国立公園内にある有名な街レイク・ルイーズ

レイクルイーズにある湖は、氷河から解け出た水に含まれる岩粉によってエメラルドに輝き、「カナディアンロッキーの宝石」と例えられています。真冬にはそんな湖が凍り、天然のスケートリンクになります。

また、バンフの街からアクセスできるサルファー山に架かるゴンドラは、バンフの冬景色を楽しむには絶好の場所。

美しいバンフの街並みや、雪に覆われた雄大な山々を360度のパノラマで眺めることが可能です。


サルファー山からの景色 photo from Keith Roper(Flickr)

山頂に到着したら屋上展望デッキはもちろん、ミュージアム、お土産屋さん、そして外の遊歩道など楽しみがいっぱいです。

ちなみにサルファー山の麓には硫黄泉があり、ゴンドラ山麓駅すぐ近くのアッパー温泉(Upper Hot springs)ではカナダの大自然を眺めながら入浴することができますよ。

 

3. スキー・スノボ・犬ぞりなど冬ならではのアクティビティーを大自然の中で体験できる


photo from Banff & Lake Louise Tourism

冬にしかできないアクティビティーといえば、スキーやスノボですよね。

ウィンタースポーツのメッカといえば、2010年の冬季オリンピック開催地にもなったBC州西海岸のウィスラーもありますが、内陸部にあるカナディアンロッキーの雪はサラサラとして軽く、ウィスラーより良質の雪が楽しめるといわれています。


photo from Banff & Lake Louise Tourism

バンフの周辺では特に、BIG3と呼ばれる「レイクルイーズ・スキーリゾート」「サンシャイン・ビレッジ」「マウント・ノーケイ」という3つのスキー場が有名です。

どのスキー場からも絶景を楽しむことができるので、スキーやスノボをしながらたっぷり楽しみましょう。

1. レイクルイーズ・スキーリゾート(Lake Louise Ski Resort)
Base 1,646m / Top 2,637m /Vertical 991m

ビッグ3の中では最もバンフから離れているスキー場です。2017年度の World Ski Awards では、カナダにあるスキーリゾートで No.1 に輝いていて、日本人に一番人気。カナダ最大規模となる4,200エーカーのスキー場からは、ルイーズ湖を含む壮大な景色が楽しめます。

例年11月上旬にオープン、5月上旬に閉まります。全部で145以上のコースがあり、他の2カ所に比べて上級レベルが少し多めで、全体の30%を占めています。

 

2. バンフ・サンシャイン(Banff Sunshine)
Base 1,660m / Top 2,730m / Vertical 1,070m

バンフ・サンシャインは、3,358エーカーという広大なスキー場です。例年11月上旬から5月下旬までオープンしています。

137のコースがあり、中級コースが全体の半分を占め、残りは初心者コースと上級者コースになります。滑りながらバンフの街を眺めることができます。

 

3. マウント・ノーケイ(Mt.Norquay)
Base 1,630m / Top 2,133m / Vertical 503m

1926年にオープンしたバンフ市内から最も近い家族向けの小さなスキー場です。(190エーカー74コース) 例年11月上旬オープンで、4月中旬頃にクローズします。スキー場からバンフの街並みが楽しめ、ビッグ3の中で唯一ナイター設備があるので、夜に滑れば山頂からバンフの夜景も見ることができます。

初心者用からエキスパート用までコースも充実しています。市内を観光した後に気軽に滑りに行くことができます。

また、リフト料金を比べてみると、ウィスラーが大人1人で約150ドルに対して、BIG3では約100ドル前後(マウント・ノーケイならより安価です)と安く済むのも魅力の一つです。(※2018年9月時点の情報)

スキー目的でカナディアンロッキーを楽しむなら、3つの山を日替わりで回ってみるのも楽しいかもしれません。


(写真はイメージ)

その他にも、フレンドリーなアラスカンハスキーが元気いっぱいに雄大なカナディアンロッキーをかけ回る犬ぞり体験や、落差30mの凍った滝を観ることができるジョンストン渓谷アイスウォークなども想い出になること間違い無しです。

冬のカナディアンロッキーに行くと、やってみたいアクティビティーが多すぎて選べないかもしれません。

 

4. 美麗の彫刻が楽しめるアイス・マジック・フェスティバル(Ice Magic Festival)も開催

先ほども紹介したレイクルイーズでは、毎年1月にアイス・マジック・フェスティバルが開催されています。(2019年度は1月17~27日開催予定)

毎年、プロの彫刻家たちが芸術性を競い合って造る氷の彫刻は圧巻の一言。輝く氷の作品を間近で見たり、雄大な山々を背景にアイスカービングといっしょに記念写真を撮ってみてください。


photo from Banff & Lake Louise Tourism

ちなみに、アイス・マジック・フェスティバルはルイーズ湖のそばで開催されるので、アイスカービングを楽しんだ後は凍った湖でスケートをするのもオススメ。

また、会場は夜になるとライトアップされて一味違った雰囲気を味わうことができるので、可能であれば昼夜どちらも訪れてみたい場所です。

開催期間がアイスバブルの時期と重なっているので、アイスバブルとアイス・マジック・フェスティバルを両方観に行くつもりで旅行計画を立ててみるといいかもしれません。

 

5. 冬は観光客が少ないから、ゆっくり観光を堪能できる

夏のカナディアンロッキーに行くと観光客がたくさんいるので、「なんだかゆっくり観光できない」「せっかく2人だけの記念写真を撮ろうとしても人が写り込んでこんでしまう」という方もいるかもしれません。

でも、冬なら観光客自体が少なくなるので、夏よりのんびりと旅を楽しむことが可能です。

日本やトロント生活で疲れた体と心を、冬のカナディアンロッキーの旅で思う存分癒してあげてください。

 

6. 冬は宿泊費が夏に比べて圧倒的に安い

先ほど冬はカナディアンロッキー観光客が少なくなるという話が出ましたが、観光客が減少すると困るのがホテルですよね。

そのため、冬のカナディアンロッキーのホテル宿泊費は夏に比べてとても安価になっています。

JTBさんによると、冬なら夏の半額程度で泊まることができます。


(※時期やホテルによって宿泊費が異なるので、あくまで参考程度にしてみてください。夏に比べると冬が安いのは確かです。)

2人で1つの部屋をシェアすれば、さらにお得に泊まることができるので、友だちを誘って賢く高級ホテルを味わってみてはいかがでしょうか。

ここで、死ぬまでに絶対一度は泊まってみたいバンフの超人気ホテル2つを紹介します。

1.国定史跡指定ホテル「フェアモント・バンフ・スプリングス(Fairmont Banff Springs)」

まるで古城のような雰囲気を持つフェアモント・バンフ・スプリングスは、1888年に開業したスコティッシュ・バロニアル様式の最高級ホテルです。バンフの市街地から車で約5分のところにあります。

世界有数のリゾートホテルとして知られていて、外装だけでなく内装も豪華。部屋の窓からは絵葉書のような風景を眺めることができるので、泊まるだけで一生忘れられない想い出になります。

ちなみに、1954年のマリリン・モンロー主演の映画「帰らざる河(River of No Return)」の舞台にもなっているので、映画ファンの方にもオススメ。ホテルから徒歩数分のところにスキー場もあります。

 
2.憧れの高級ホテル「フェアモント・シャトー・レイクルイーズ(Fairmont Chateau Lake Louise)」

フェアモント・シャトー・レイクルイーズは、カナディアンロッキーで最も知名度が高い湖「レイクルイーズ」の湖畔に建つ高級リゾートホテルです。
ホテルからは、壮大で美しいビクトリア氷河とエメラルド色の湖という極上の景色を望むことができます。

高級感溢れる館内には、スパやプール、フィットネスセンターはもちろん、数々の賞を受賞しているフェアビューダイニングルームという有名なレストランもあります。

先ほども紹介したアイス・マジック・フェスティバルは、フェアモント・シャトー・レイクルイーズの敷地内で開催されています。

ちなみに、冬のウィスラーよりも、冬のカナディアンロッキーの方が宿泊費が一般的に安いといわれているので、この機会に夏は高くて泊まれないホテルに滞在して贅沢な想い出をつくってみてはいかがでしょうか?


 

7. JTBのツアーなら憧れのホテルに泊まれる +オプションも選んでさらに充実した旅ができる!

ということで、「フェアモント・バンフ・スプリングスとフェアモント・シャトー・レイクルイーズに泊まってみたい!」と思った方も多いのではないでしょうか?

そこで紹介したいのが、JTBさんの憧れの2つのホテルに日替わりで泊まれる2泊3日の欲張りツアーパッケージです。

【宿泊パッケージ】カナディアンロッキー 憧れのホテルに泊まる3日間<バンフスプリングス&シャトーレイクルイーズ> $ 649~

ツアースケジュール

内容
1日目 ■ 各都市より カルガリー空港到着
■ 空港にて現地日本語ガイドがお出迎え後、ホテルへご案内
■ フェアモントホテル シャトーレイクルイーズ 宿泊
2日目 ■ バンフゴンドラとレイクルイーズ カナディアンロッキー1日観光<昼食付>
追加料金$30でアブラハムレイクアイスバブル鑑賞ツアーに変更可能(2019年1月10日~3月5日の間のみ)
■ フェアモントホテル バンフスプリングス 宿泊
3日目 ■ ホテルより現地日本語ガイドがカルガリー空港へご案内
■ 各都市へ向けて出発

ツアー代金(カナダドル)
大人 $ 649 子ども $ 649 ※税込み

ツアーに含まれるサービス
カルガリー空港とホテルまでの往復送迎、バンフゴンドラとレイクルイーズ カナディアンロッキー1日観光、日本語ガイド、フェアモントホテル(バンフ&レイクルイーズ)宿泊代、チップ、税金

夏には高くて泊まれないような2つの高級ホテルを体験できるだけでなく、バンフゴンドラなどが体験できるカナディアンロッキー1日観光もセットになっていてこの値段なのは、嬉しいですよね。

さらにアイスバブルの時期には、追加料金($ 30)で上記の1日観光ツアーをアブラハムレイクアイスバブル鑑賞ツアーに変更することもできるので、アイスバブルを狙って行ってみるのも十分にアリです。

また、憧れのホテル1ヶ所に滞在する2泊3日のパッケージもあるので、下記のリンクをチェックしてみてください。

上記で紹介したパッケージツアーと似た内容になりますが、以下2つは2日目の予定が自由観光となっているので、オプションのツアーを付けるともっと楽しめそうです。

さらに、JTBさんにはカナディアンロッキー旅行がもっと充実するツアーが満載。

この記事で紹介してきたアクティビティーのツアーも多いので、下記もチェックしてみてください。

 

まとめ:冬のカナディアンロッキー / バンフで一生の想い出を

最後になりますが、10月~3月のバンフの平均最高気温と最低気温は大体以下のようになっているので、旅行に行く前に参考にしてみてください。(参考:Weather Atlas)

最高気温 最低気温
10月 10度 -1.3度
11月 0.1度 -8.1度
12月 -5.2度 -13.3度
1月 -3.1度 -12.2度
2月 -0.2度 -11.1度
3月 1度 -8度

ということで、冬のカナディアンロッキーに行ってみたくなりましたか?

アイス・マジック・フェスティバルで冬の芸術を楽しむもよし、雄大な雪山でスキー・スノボを満喫するもよし、アイスバブルを含め圧倒的に美しい冬の大自然を拝みに行くもよし、楽しみ方は人それぞれです。

どのように旅行をするのがベストなのかは、JTBさんに相談してみてください。あなたに一番合ったプランを紹介してくれますよ。

冬のカナディアンロッキーで一生忘れられない想い出をつくってみてくださいね。

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【公式サイト】

 


※写真提供:Banff & Lake Louise Tourism

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