トルコ・シリア地震の募金先。カナダ政府が最大1000万ドルのマッチドネーション

  

2月6日、トルコ南東部のシリア国境付近でマグニチュード 7.8という大地震があったことは既に皆さんもご存知かと思います。

この件を受けて、カナダのジャスティン・トルドー首相は「トルコとシリアの人々は私たちの助けを必要としています。」と語り、カナダ政府は1,000万ドルの緊急援助を送る計画を発表しました。

ただ、個人でも支援の手を差し伸べることはできます。そこで今回は、トルコ・シリア地震の募金先や、カナダ各地の物資支援活動などをまとめて紹介します。

 

トルコ・シリア地震の募金先

カナダ赤十字(Canadian Red Cross)が募金を呼び掛けています。こちらでは、2月6日~22日まで寄せられた金額に対して、カナダ政府が最大1,000万ドルまでマッチドネーションを行う予定です。

上記の投稿によると、調達された資金は地震の影響を受けた地域とその周辺地域での即時の救援、継続的な復旧作業などに使用されるとのことです。

また、140ヶ国に拠点を持つ Humanitarian Coalition は災害時におけるカナダの12の国際援助機関の共同体のようなものです。

大規模な災害や、報告が少ない小規模な災害に迅速に対応できる独自の体制を整えていて、現在トルコとシリアの困っている人々への援助を急ぐための資金を集めています。

その他にも、UNICEFGlobalGivingOxfam Canadaなどの組織もドネーションを募っているので、確認してみてください。

※こうした災害に合わせて、募金詐欺なども毎回出てくるので、募金の際は皆さんが十分に信頼する組織を選ぶようにしてください

 

カナダ各地で物資支援活動も

トルコとシリアの地震被災者のために、カナダ各地で物資支援を募る動きも見られます。

Turkish Culture and Folklore Society of Canadaでは、オンタリオ州キッチナー~ウォータールーエリアで物資を集めています。

  • 懐中電灯
  • 魔法瓶
  • 寝袋
  • テント
  • おむつ
  • 衛生用品
  • 未使用のジャケット
  • 未使用の手袋
  • 未使用の帽子
  • 未使用のソックス
  • 未使用の靴
  • 未使用のズボン
  • 未使用のブランケット

の寄付が必要とのことです。

また、BC州バンクーバーでもトルコ人コミュニティを中心に、すぐに食べられる調理済み食品、防寒着など寄付された物資をTurkish Airlines の直行便でイスタンブールへ送っていることがニュースとなっていました。

以下のUBC Turkish Student Associationの投稿を見ると、寝袋、毛布、おむつなどの寄付が求められています。物資の支援を検討している方は、ぜひ確認してみてください。

 

最後に:TELUSやRogers等カナダの携帯会社の支援も

最後になりますが、Telus や Rogers 、Bellなどカナダの各携帯会社は、カナダからトルコとシリアへの長距離通話とテキストメッセージの料金を一時無料にするなどの支援も行っています。

被災地の一日も早い復興を祈るばかりです。LifeTorontoスタッフもスズメの涙程度ですが、募金しました。

Topへ