日本映画ファンの皆さん!
いよいよ10月から日系文化会館(JCCC)主催で毎年恒例となっている「トロント日本映画祭」が開催されますよー!今年はオンライン上映!
目次
- カナダ国内ならどこでもオンラインで鑑賞可能!カナダ最大級の日本映画祭「トロント日本映画祭(Toronto Japanese Film Festival)」が10月3日から開催
- 話題作続々!カナダ最大級の日本映画祭「トロント日本映画祭」で上映予定の22本
- 1.Fukushima 50 *カナダプレミア
- 2.最高の人生の見つけ方 *カナダプレミア
- 3.引っ越し大名! *カナダプレミア
- 4.マチネの終わりに *北米プレミア
- 5.決算!忠臣蔵 *北米プレミア
- 6.フジコ・ヘミングの時間 *カナダプレミア
- 7.記憶にございません! *北米プレミア
- 8.名探偵コナン 紺青の拳 *カナダプレミア
- 9.映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ *北米プレミア
- 10.今日も嫌がらせ弁当 *カナダプレミア
- 11.前田建設ファンタジー営業部 *トロントプレミア
- 12.COMPLY+-ANCE コンプライアンス *北米プレミア
- 13.楽園 *北米プレミア
- 14.旅猫リポート *トロントプレミア
- 15.葬式の名人 *北米プレミア
- 16.男はつらいよ おかえり寅さん
- 17.風の電話 *カナダプレミア
- 18.旅のおわり世界のはじまり *TIFF Encore Presentation
- 19.ひとよ *カナダプレミア
- 20.新聞記者 *カナダプレミア
- 21.Red (R+15 指定作品) *北米プレミア
- 22.火口のふたり(R+18 指定作品) *カナダプレミア
- まとめ:前売り開始日は9月23日(水)から!
カナダ国内ならどこでもオンラインで鑑賞可能!カナダ最大級の日本映画祭「トロント日本映画祭(Toronto Japanese Film Festival)」が10月3日から開催
2020年10月3日(土)~22日(火)の日程で、日本で観客や映画評論家に評判の良かった映画や、海外の映画祭や日本アカデミー賞で評価を得た話題の映画を上映しているトロント日本映画祭が今年も開催されます!
例年日本の有名俳優や監督がトロントを訪れたりと大人気なのですが、今年は新型コロナウイルスの影響でオンラインでの上映が決定しています。つまり、カナダ国内からなら気軽に映画祭に参加できるということ!
視聴方法は以下になります。
観たい映画・日時が決まったら、以下のリンクをクリック!
www.torontojff.com
チケット料金:CDN$9.99
視聴期間:Playボタンをクリックしてから30時間
お支払い:クレジットカードが利用可能
視聴形態:ストリーミングでのみ視聴可能でダウンロードはできません。作品ごとに料金を支払って、視聴期限内に視聴してください。
また、前売り開始日は9月23日(水)からなので、今のうちに鑑賞したい映画を決めておきましょう!
話題作続々!カナダ最大級の日本映画祭「トロント日本映画祭」で上映予定の22本
今年は選りすぐりの最新日本映画22本が上映予定で、話題作が多くラインナップ!
ここからは、各映画について簡単にですが紹介していきます。
1.Fukushima 50 *カナダプレミア
2011年3月11日、マグニチュード9.0、最大震度7という東日本大震災が起こした大津波が福島第一原子力発電所を襲う。浸水により電源を喪失した発電所は原子炉を冷やせない状況に。メルトダウンの可能性が迫る中、1・2号機当直長の伊崎ら現場作業員は原発内に残り原子炉の制御に奔走する。福島第一原発を襲った史上最大の危機に立ち向かった、50人の作業員の真実の物語。
2.最高の人生の見つけ方 *カナダプレミア
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが主人公の同名映画を原案に、吉永小百合と天海祐希が共演したハートフルドラマ。
人生のほとんどを家庭のために捧げてきた主婦・幸枝と、仕事だけに生きてきた大金持ちの女社長・マ子。余命宣告を受けた2人は病院で偶然に出会う。初めて人生に空しさを感じていた彼女たちがたまたま手にしたのは、入院中の少女が書いた「死ぬまでにやりたいことリスト」だった。二人は残された人生の中、このリストに書かれた全てを実行することを決断し、今まで気づけなかった幸せや楽しみを見出していく。
3.引っ越し大名! *カナダプレミア
江戸時代の姫路藩。書庫にこもって本を読んでばかりの引きこもり侍・片桐春之介は、突然【引っ越し奉行】に任命される。引っ越し奉行とは、すべての藩士とその家族全員で別の国に引っ越し(国替え)をする際の総責任者である。失敗すれば、即、切腹!という状況の中、全くノウハウのない春之介は、果たして国の存亡をかけた超難関プロジェクトをクリアできるのか!?
4.マチネの終わりに *北米プレミア
東京、パリ、ニューヨークを舞台に音楽家とジャーナリストの愛の物語を描いた芥川賞作家・平野啓一郎の同名ベストセラー小説を福山雅治、石田ゆり子主演で映画化。パリでの公演を終えた世界的なクラシックギタリストの蒔野聡史は、パリの通信社に勤務するジャーナリストの小峰洋子と出会う。2人は出会った瞬間から惹かれ合うが、洋子には婚約者がいた。40代の2人をとりまくさまざまな現実を前に、蒔野と洋子の思いはすれ違っていく…
5.決算!忠臣蔵 *北米プレミア
「忠臣蔵」を題材に、限られた予算の中で仇討を果たそうとする赤穂浪士たちの苦労を描いた時代劇コメディ。
赤穂藩主・浅野内匠頭は幕臣・吉良上野介に斬りかかり、即日切腹、藩はお取り潰しに。宿敵・吉良邸に討ち入るにも旅費、武具、その他経費に超お金がかかることから、筆頭家老の大石内蔵助(堤真一)は勘定方の矢頭長助(岡村隆史)の力を借りて財源の確保などに努めるが...
6.フジコ・ヘミングの時間 *カナダプレミア
60代になってから世界に見いだされ、80代になっても精力的に世界の舞台で演奏を続け、高い評価を得ているピアニスト、フジコ・ヘミングを負ったドキュメンタリー。
日本人ピアニストの母とロシア系スウェーデン人のデザイナーである父を両親に持ち、母の手ほどきによって5歳からピアノを習い始めたフジコ。ピアニストとしての評価が高まる中、突然聴力を失うという大きなアクシデントに見舞われるなど、数奇な人生を歩んできた。
ワールドツアーで各国を巡る姿や、パリの自宅でお気に入りのアンティーク家具や猫に囲まれて過ごす時間など、公私にわたるフジコの素顔に密着。厳しい母のレッスン、ハーフへの差別、父との離別、貧しい留学生活や聴力喪失など、様々な困難に立ち向かいながらも、夢を捨てずに人生を歩んできたフジコの人間性と音楽に迫る。
7.記憶にございません! *北米プレミア
三谷幸喜の長編映画監督8作目で、記憶をなくした総理大臣が主人公の政界コメディ。
国民からは史上最悪のダメ総理と呼ばれた総理大臣の黒田啓介は、演説中に一般市民の投げた石が頭にあたり記憶喪失になってしまい、一夜にして悪徳政治家から善良な普通のおじさんに変貌してしまった。記憶を失ったことは国民には隠され、秘書官のサポートによりギリギリ日々の公務をこなしていく。
8.名探偵コナン 紺青の拳 *カナダプレミア
大ヒットアニメシリーズ「名探偵コナン」の劇場版23作目。
シンガポールを舞台に、伝説の宝石をめぐる謎と事件が巻き起こる。19世紀末に海賊船とともにシンガポールの海底に沈んだとされるブルーサファイア「紺青の拳」を、現地の富豪が回収しようとした矢先、殺人事件が発生。現場には、怪盗キッドの血塗られた予告状が残されていた。
9.映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ *北米プレミア
大人気キャラクター「すみっコぐらし」の劇場版アニメーション。ある日すみっコたちは、お気に入りのおみせ「喫茶すみっコ」の地下室で、古くなった一冊のとびだす絵本をみつける。絵本を眺めていると、突然しかけが動き出し、絵本に吸い込まれてしまうすみっコたち。絵本の世界で出会ったのは、どこからきたのか、自分がだれなのかもわからない、ひとりぼっちのひよこ・・・?「このコのおうちをさがそう!」新しいなかまのために、すみっコたちはひとはだ脱ぐことに。絵本の世界をめぐる旅の、はじまりはじまり。
10.今日も嫌がらせ弁当 *カナダプレミア
Amebaブログで1位の栄冠を手にしたキャラ弁の人気ブログ、エッセイの映画化。
自然と人情が豊かな八丈島で、反抗期の次女・双葉と暮らしているシングルマザーの持丸かおりが、そんな娘への逆襲にと、双葉の嫌がる「キャラ弁」を作り続けているのだが、双葉は「ウザい」とぼやきながらも、毎回残さず食べ続ける。やがてそのお弁当は、会話のない娘への大切なメッセージへと変わっていく。
11.前田建設ファンタジー営業部 *トロントプレミア
高度成長期のころ、ダム、トンネル、発電所など、数々の大プロジェクトに携わってきた前田建設工業株式会社の一室で、上司アサガワが言い放った一言から始まった。「うちの技術で、マジンガーの格納庫を作ろう!」それまで何気なく仕事をしてきた若手サラリーマンのドイと部員達が、上司のムチャぶりに巻き込まれ「マジンガーZの地下格納庫」の建設に挑むが、アニメ世界の途方も無い設定に翻弄され、非協力的な社員たちという障壁も立ちはだかる。果たしてファンタジー営業部は、無事に「地下格納庫」の設計図と見積もり書を完成させ、プロジェクトを成功させることができるのか―。
12.COMPLY+-ANCE コンプライアンス *北米プレミア
フィルムメーカー、モノクロ写真家としてマルチに活動する斎藤工が、“齊藤工”名義で斎藤工が、企画・原案・脚本・撮影・写真・声・総監督を務め、その思いに共感したアーティスト、俳優、芸人が集結。
“コンプライアンス“をテーマに、音楽、実写、人形アニメーションなど多様な視点と表現が放たれた近い未来の放送業界・映画界に警告を鳴らす、類を見ない問題作。日々、忖度やコンプライアンスがニュースのみならず日常会話においても語られ、明確な基準もないまま”自主規制“ばかりが増していく日本にアンチテーゼを投げかかる。
13.楽園 *北米プレミア
ベストセラー作家・吉田修一の短編集「犯罪小説集」の映画化。
青田に囲まれたY字路で少女誘拐事件が起こる。事件は解決されないまま、それから12年後、同じY字路で再び少女がゆくえふめいになる。犯人として疑われる孤独な男、12年前の事件で心に傷を負った少女、そして限界集落で暮らす養蜂家の男の、三人の犯罪をめぐる喪失と再生を描く。
14.旅猫リポート *トロントプレミア
世界16カ国で翻訳されている同名の人気小説を原作としたロードムービー。
野良猫として誇り高く、タフに生きてきたナナ(声=高畑充希)。誰にでもなつくわけではないが、時々食べ物をくれる優しい青年・悟(福士蒼汰)のことは、ちょっと気に入っている。
ある日、交通事故で大怪我をしたナナを助けた悟は、一緒に暮らすことにするが、ある事情によりナナを手放すことに。ナナの新しい飼い主を探すため、ナナを愛車に乗せ旅に出るが、悟と別れたくないナナは行く先々でトラブルを起こす。
15.葬式の名人 *北米プレミア
ノーベル文学賞作家・川端康成の作品群をモチーフにし、川端の出身校である茨木高校を舞台にした青春群像ファンタジー。
ある日、高校時代の同級生の訃報が届いたシングルマザーの雪子は通夜の席に足を運ぶ。高校卒業から10年、久しぶりに顔を合わせた雪子と同級生たち。同級生が些細なことで葬儀屋と喧嘩をしてしまい、母校の中でお通夜をする羽目になってしまう…
16.男はつらいよ おかえり寅さん
サラリーマンを辞めて、念願の小説家になった満男は中3の娘と二人暮し。亡くなった妻の七回忌の法要で久しぶりに葛飾の実家を訪れる。伯父・寅次郎(渥美清)との日々を懐かしむ満男だが、その後自身のサイン会で初恋の人・イズミに再会する。
山田洋次監督による国民的人情喜劇「男はつらいよ」シリーズの50周年記念にふさわしい、笑いと涙あふれる感動作。
17.風の電話 *カナダプレミア
第70回ベルリン国際映画祭国際審査員特別賞受賞作品。
今は亡き大切な人と思いを繋ぐ電話として、岩手県大槌町に実在する電話ボックス「風の電話」。東日本大震災で家族を失い、広島の叔母と暮らす17歳の少女ハル。叔母が突然倒れたことをきっかけに、故郷の大槌町を目指しヒッチハイクを始める。道中、様々な人と出会いながら、ハルは家族と「もう一度、話したい」との想いを胸に故郷にある<風の電話>へと歩みを進める。
18.旅のおわり世界のはじまり *TIFF Encore Presentation
国内外で活躍する黒沢清監督がウズベキスタンに1ヶ月滞在して撮影された本作は第72回ロカルノ国際映画祭でクロージング作品として上映され盛況を博した。
テレビリポーターを務める葉子は巨大な湖に棲む“幻の怪魚”を探すため、番組クルーと共に、かつてシルクロードの中心地として栄えたこの地を訪れる。収録を重ねるが、約束どおりにはいかない異国でのロケで、いらだちを募らせるスタッフ。ある日の撮影が終わり、ひとり街に出た彼女は、聞こえてきた微かな歌声に誘われ美しい装飾の施された劇場に迷い込む。そして扉の先で、夢と現実が交差する不思議な経験をする─。彼女が、旅の果てで出会ったものとは…?
19.ひとよ *カナダプレミア
ある雨の夜、タクシー会社を営む稲村家の母こはるは3人の子供たちを守るためDV夫を殺害し、子供たちとの15年後の再会を誓って家を後にした。事件後、残された長男大樹、次男雄二、長女園子は、心に傷を抱えたまま成長する。やがて刑期を終えたこはるが帰ってくる。再会を果たした彼らがたどり着く先は、、、
20.新聞記者 *カナダプレミア
優秀作品賞を含め第43回日本アカデミー賞で6部門を受賞した社会派サスペンス。
東京新聞記者・望月衣塑子の同盟ベストセラーを原案に、若き新聞記者とエリート官僚の対峙と葛藤をオリジナルストーリーで描き出す。
新聞記者としてある事件の真実に迫ろうともがく吉岡と、内閣情報調査室で働く中、政権の暗部に気づき選択を迫られる官僚の杉原。そんな2人の人生が交差する時、ある衝撃の事実が明らかになる。
21.Red (R+15 指定作品) *北米プレミア
センセーショナルな描写で新境地を開いた本作が禁断の実写化。
誰もが羨む夫に可愛い娘、“何も問題のない生活”を過ごしていたはずだった塔子は10年前の恋人・鞍田に再会する。渦巻く感情、さまよう身体。妻夫木聡と夏帆が挑んだ官能的な大人のラブストーリー。
22.火口のふたり(R+18 指定作品) *カナダプレミア
2011年の東日本大震災をきっかけに書かれた直木賞作家白石一文による小説を脚本家として有名な荒井晴彦が映画化。
昨年のキネマ旬報ベスト・テンでは日本映画第1位と主演女優賞を受賞し、ヨコハマ映画祭でも作品賞、最優秀新人賞、特別大賞を受賞し話題となった。
10日後に結婚式を控えた直子は、故郷の秋田に帰省した昔の恋人・賢治と久しぶりの再会を果たす。直子の婚約者が戻るまでの5日間、二人は昔のように恋人同士に戻ることに。身体に刻まれた快楽の記憶と葛藤の果てに、二人がたどり着いた先はー
まとめ:前売り開始日は9月23日(水)から!
いかがでしたか?
全ての映画は10月3日(土)から鑑賞可能となるので、今のうちに観たい映画について下調べをしておくのもいいかもしれません。
カナダならオンラインでどこからでも観られるので、ぜひ見たかった作品をこの機会に楽しんでください。
トロント日本映画祭(Toronto Japanese Film Festival)
開催期間:10月3日(土)~22日(火)
場所:オンライン(https://jccc.on.ca/ja/films/tjff)
価格:CDN$9.99
【日系文化会館公式サイト】【トロント日本映画祭ページ】【TJFF上映予定作品リストページ】【Facebook】【Instagram】【Twitter】