「人種のモザイク」と呼ばれるトロントは、世界最大の多民族都市として世界中で知られています。観光地やレストランだけでも、様々な国の文化を知ることができます。
その中でも特に興味深いのが、世界各国の食材が集まる、インターナショナルスーパー!
PATなどのアジアンスーパーを見てもおわかりのように、ほとんどのインターナショナルスーパーでは、各国から輸入した珍しい商品が並べられており、トロントにいながら世界中を旅行しているような気分に浸れます!
そこで今回はおすすめのインターナショナルスーパーを9店、まとめてみました!
目次
- 1. Perola’s Super Market(ペロラズスーパーマーケット/メキシコ系)
- 2. Mak European Delicatessens(マック・ヨーロピアン・デリカテッセンズ/東ヨーロッパ・バルカン半島系)
- 3. Marche Istanbul(マルシェ・イスタンブール/トルコ系)
- 4. Yummy Market(ヤミー・マーケット/ロシア他ヨーロッパ系)
- 5. Khorak Supermarket(コーラックスーパーマーケット/イラン・ペルシャ系)
- 6. Masellis Supermarket(マセリズスーパーマーケット/イタリア系)
- 7. Centro Trattoria & Formaggi(セントロ・トラットリア&フォーマッジ/イタリア系)
- 8. Kosher City Plus(コーシャ・シティープラス/ユダヤ系)
- 9. BJ Supermarket(BJスーパーマーケット/インド系)
1. Perola’s Super Market
(ペロラズスーパーマーケット/メキシコ系)
ケンジントンマーケット(Kensington Market)のど真ん中にある、メキシコ系スーパー。
お店はコンビニエンスストアのように小さいですが、入り口には様々な種類の唐辛子類がずらりと並べられています。
サルサやホットソースなど、ソース系の種類がとても豊富!トルティアは専用冷蔵庫の中に置かれています!チーズやお菓子、メキシコのドリンク類もあります。
2. Mak European Delicatessens
(マック・ヨーロピアン・デリカテッセンズ/東ヨーロッパ・バルカン半島系)
ローレンス&ビクトリア・パーク(Lawrence Ave. & Victoria Park Ave.)の西にあるお店。
ドイツをはじめ、ユーゴスラビア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアなどのバルカン半島の食品を取り扱っているお店。ハムなどの肉類やチーズ、ペストリーなどがおすすめ!お菓子や飲み物、新聞も取り扱っています。
お店の中にはレストランもあり、肉、ほうれん草、チーズを使ったパイに似た料理のブレック(Burek)や、小さく切ってグリルした肉をピタに挟んだチェヴァピ(Cevapi)など、東欧の伝統的な料理をお手頃価格でいただけます!
3. Marche Istanbul
(マルシェ・イスタンブール/トルコ系)
ヨークデールモールからバスで5分ほど南に行ったところにある、オーファス・ロード(Orfus Rd.)にあるお店。イスタンブールとはトルコの都市の名前で、その名の通りトルコの輸入品を取り扱っているお店。
上澄みだけを飲むという独特な飲み方のトルココーヒーや専用のポット、トルコの伝統のお菓子、ターキッシュ・ディライトなどなど、店内はトルコの商品で埋め尽くされています!
4. Yummy Market
(ヤミー・マーケット/ロシア他ヨーロッパ系)
ノースヨーク(North York)とヴォーン(Vaughan)・メープル地区の2箇所に店舗がある東欧系スーパー。主にロシア系の商品をたくさん取り扱っています。
スナックや飲み物、日用品の他に、デリやペストリー系が豊富です。チーズはなんと400種類以上を世界中から取り寄せています!!
そして何と言っても日本人にとって嬉しいのが、イクラが手に入ること!!サーモン・キャビア(Salmon Cavier)という名前で販売されています。
5. Khorak Supermarket
(コーラックスーパーマーケット/イラン・ペルシャ系)
photo from Khorak Supermarket
ヤング&スティールズ(Yonge & Steeles Ave.)から少し北に行ったセンター・ポイント・モール(Centre Point Mall)の南側にあるペルシャ系のスーパー。
店内に入って一番に目を引くのが、ナッツ類の山!!ピスタチオだけでも3種類ほど、またカシューナッツやアーモンドのほかに、ペルシャ地方で食べられるナッツ類をたくさん取り扱っています。食材はすべて、イスラム教で規定されている食材、ハラル(Halal)を取り扱っています。
バスマティ・ライスや、ペルシャ系の紅茶、野菜の瓶詰めなど、ペルシャ地方では欠かせないありとあらゆる食材が並べられています。日本でも知られているネバネバとした野菜、モロヘイヤも冷凍で取り扱っています。
またインドとイランでよく食べられるというメティ・リーフ(Methi Leaf)という野菜をよく見かけました。種子はカレー粉などのスパイスに使われるそうです。
また、ケバブを売っているベンダーもあります。
6. Masellis Supermarket
(マセリズスーパーマーケット/イタリア系)
ドンランズ駅(Donlands)の近所にあるイタリアンスーパー。
豊富な種類のオリーブオイルやバルサミコビネガーなどの調味料や、お肉売り場が魅力!お肉売り場では牛・豚・鶏の他に自家製ソーセージなどを取り扱っています。もちろんオリーブやパスタ類、トマトソース、イタリアのスイーツもたくさん取り揃えています。
photo from urbaneer.com
7. Centro Trattoria & Formaggi
(セントロ・トラットリア&フォーマッジ/イタリア系)
こちらはダファリン&セント・クレア(Dufferin St. & St.Clair Ave.)にあるイタリアンスーパー。パスタはもちろん、サラミや生ハムなどハム類、焼き立てのパン、サンドライトマトや豊富な種類のチーズなどを取り扱っています。
お店の中ではホットテーブルと呼ばれる食事できるスペースがあり、スパゲッティやラザニアなどのパスタ料理から肉、魚料理などの出来たての料理が食べられます。
photo from Centro Trattoria & Fromaggi
8. Kosher City Plus
(コーシャ・シティープラス/ユダヤ系)
ジューイッシュ・タウンとして知られているバサースト&ローレンス(Bathurst St. & Lawrence Ave.)の北にあるコーシャスーパー。「コーシャ」とは、ユダヤ教における食の規定のことです。
ここではベーグルや、卵で作られたパン「ハラ」などのベークド・グッズ、ナスで作ったペースト「ハマス」、パス・オーバーと呼ばれるユダヤ教のお祭りで食べられる、イーストの入らないパン生地で作る団子、「マッツォ・ボール」が入ったスープなど、なかなか日本でお目にかかれない食材が沢山揃っています。
9. BJ Supermarket
(BJスーパーマーケット/インド系)
インド人街として知られているインディアン・バザール(Indian Bazaar)にある、インディアンスーパー。新鮮な野菜や果物のほか、デリでは毎日できたてのサモサやパコラなどの揚げ料理などを取り扱っています。また各種スパイス、ハーブ、バスマティライスなどのお米、乳製品なども取り揃えています。
そしてナンの種類が半端なく多い!本場インドのレトルトカレーや作りたいカレーに合わせてミックスされたカレーパウダーもたくさん取り扱っています!
1449 Gerrard St E.
いかがでしたか?このように世界中の食材が気軽に買えるなんて、世界屈指の多民族都市、トロントならではですよね!
トロントにはその他にも様々な国のスーパーマーケットがたくさんありますので、皆さんもぜひ探してみてください!
またアジア系スーパーについては、欲しかった日本の食材が手に入る!アジア系食材店&スーパー10選を参考にしてみてください。