(2019年2月25日追記)トロントが舞台のピクサー短編映画「BAO」が、第91回アカデミー賞の短編アニメーション賞を受賞しました。
(2019年1月22日追記)トロントが舞台のピクサー短編映画「BAO」が、2019年2月24日に開催される第91回アカデミー賞の短編アニメーション賞にノミネートされました。
ちなみに、トロント国際映画祭では監督のドミー・シーさんのインタビューを公開。この作品に影響をあたえた映像作品として、小津安二郎監督の「東京物語」や宮崎駿監督のジブリアニメも取り上げられていますよ。
Nominated for Best Animated Short: Toronto's Domee Shi's BAO ?? #OscarNoms pic.twitter.com/0HsZZWjrGE
— TIFF (@TIFF_NET) January 22, 2019
この夏に映画「インクレディブル・ファミリー」と同時公開されたピクサーの短編映画「BAO」が先日12月17日にYoutube上で無料公開されました。
皆さん、ご覧になりましたか?
この映画「BAO」、実はトロントが舞台!
トロントのアレやコレが登場しています。
冒頭のタイトルシーンや公園のシーンから見えるのは、
トロントの象徴「CNタワー」!
image from BAO by PIXAR
image from BAO by PIXAR
そしてTTCのストリートカーも!
image from BAO by PIXAR
冷蔵庫にはカナダの国旗!
image from BAO by PIXAR
この短編映画を監督したのは、スタジオ初の女性監督・アジア人監督となるドミー・シーさん。
中国生まれのシーさんは2歳で両親とともにカナダに移住し、トロントで育ちました。まさに、この映画のようにトロントのチャイニーズ・コミュニティー環境で成長したシーさん。シーさんのお母さん自身がこの映画に反映されているそうです。
チャイニーズのおばさん達世代がよくかぶっているサンバイザーや、どれも美味しそうな中華の手料理、そして何よりもその愛情の深さなどが、実にリアルなチャイニーズ・ママを表現していて、最後はホロリと泣いてしまいます。
image from BAO by PIXAR
びっくりな展開の最後なので、ぜひ8分弱のこの心温まるアニメーションの隅々までチェックを!