トロントのハイパークの桜、もうすぐ満開。公園の桜の歴史も紹介

  

トロントの桜シーズンは短いので、桜を楽しみたい人にとって開花情報は欠かせませんよね。トロントニアンに人気の桜観賞スポットはいくつかありますが、毎年人気なのがハイパーク(High Park)です。

4月27日のHigh Park Nature Centreの情報によると、ここ数日間の暖かい春の陽気のおかげでハイパークの桜は開花段階5に入りました。既に花が咲き始めているとのことで、この段階になると満開まであと4~6日ほどということです。気温と日照状況にもよりますが、現在の状況から、満開は2026年5月1日(金)と予想されていますよ。

つまり、今週末に満開(桜の花の70%以上が開花した状態)の桜を楽しめる可能性があります。天候によりますが、開花してから 4~10日ほどは桜を楽しむことができるので、今週末ハイパークへ行けないという方も、チャンスはあります。

ハイパークの桜の最新情報を知るには YouTube の sakurainhighpark のチャンネルウェブサイトを登録しておくと、便利です。毎年開花時期を教えてくれています。以下は2026年4月25日に投稿されたものになります。

ハイパークと桜の歴史

そもそもトロントの桜は、第二次大戦後に多くの日系人の移住を受け入れたトロント市民に感謝を示すために、1959年に東京都が2,000本の桜(ソメイヨシノ)をトロント市に贈ったことに始まります。当時の萩原徹駐カナダ日本大使が、ハイ・パークに植樹をしました。

その後、1984年には新たに20本の桜がアドベンチャープレイグラウンドの西側の遊歩道沿いに植えられました。これらの桜は、日本人で出版などの事業を手がけた岩崎夫妻がトロント市民への特別な贈り物として、そして「生命の喜びの象徴」として寄贈されたものです。

また、2001年には在トロント日本総領事館が中心となり「桜プロジェクト」を立ち上げ、ハイパークにさらに34本の桜の木が寄贈されました。(Akebono と Fugenzo という品種だそうです)ほかにも、この桜プロジェクトによってマクマスター大学、ヨーク大学、トロント大学など、トロント内外の60近い場所に合計3,082本の苗木が桜の植樹が行われました。

さらに、2006年には1959年に最初に植えられた場所の近くに、新たに16本のソメイヨシノが植えられました。2019年には、1959年に東京都からハイパークに寄贈されたソメイヨシノの60周年を記念する特別式典で、新たなソメイヨシノが植樹されていますよ。

マナーを守って観賞しよう

最後に、桜が満開の時期にハイパークを訪れる際の注意点をお届けします。ハイパークは開花ピーク期間中、車両通行止めとなるので、初めて訪れるという方は注意してください。

  • 木の枝を引っ張ったり、折らないでください
  • 公園内の駐車場がかなり混雑するので、交通機関の利用を推奨 or 公園の外に駐車
  • 満開の時期は、公園内にいる人の数に対してトイレの数が足らないので注意
  • 花に触れたり、摘んだりしない
  • 木に登ったり、寄りかかったりしない

桜の木が各地にたくさんある西海岸のバンクーバーに比べると、トロントでの桜の開花時期は長いとは言えません。桜を楽しみたい方はこのチャンスをお見逃しなく。また、LifeTorontoでも以前トロントのお花見スポットをまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね。各地の桜を楽しみましょう!


【お花見】トロントの桜スポット6ヶ所紹介。ハイパーク、日系文化会館など

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