【最大$2,616給付】低所得者支援のカナダ労働者給付金(Canada Workers Benefit)

  

2023年7月28日(金)、カナダの低所得労働者を対象とした強化された「カナダ労働者給付金(Canada Workers Benefit)」の給付が始まりました。

カナダ労働者給付金を受け取るために申請する必要は無く、受給資格がある場合は、カナダ歳入庁(CRA)から給付金を自動的に受け取ることになっています。

カナダ政府によると、カナダ労働者給付金は2021年に100万人の労働者に給付資格が拡大し、2022年には自動前払い制度を導入したことで、労働者の懐に資金をより早く入金することができるようになり、さらに強化されています。

そんなカナダ労働者給付金は、四半期ごとに給付があります。

最も賃金の低い労働者の収入を補うために、対象となる家族に合計最大 2,616ドル、単身労働者には合計最大 1,518ドルを、今年度 3 回 (2023年7月、2023年10月、2024年1月)に分割して前払いで支払われます。

そして、2023年の納税申告書の提出後に4回目の給付が行われます。

CBCによる給付例:

昨年は約1200ドルの還付を受けていた年収2万5000ドルの独身労働者

今年の前払い制度の元、7月、10月、1月の支払いでそれぞれ200ドルを受け取り、最後の600ドルは2023年のタックスリターン後に給付

クリスティア・フリーランド財務大臣兼副首相は「家族、人々、そして我が国にとって仕事がいかに重要であるかを認識することは非常に重要ですが、同時に最も低賃金で働く人々(多くの場合最も必要不可欠な労働者)が生活できるだけの十分な収入を得られていないことも認識することが非常に重要です。」と語っています。

カナダ労働者給付金(Canada Workers Benefit)に該当する方は、ぜひ自身の口座を確認してみてください。

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