【カナダ政府】中小企業への賃金助成を以前の10%から最大75%へと引き上げ決定

  

依然続く新型コロナウイルスの感染拡大によって、カナダでは多くのビジネスが影響を受けています。

そんな中、本日3月27日(金)に行われたジャスティントルドー首相の会見で、中小企業への支援をさらに強化することが発表されましたよ。

(本記事についてのご利用免責事項)これはカナダの現状により日々アップデートされる政府の緊急対策が英語の為、 LifeVancouver/LifeTorontoが、ひとりでも多くの日本語の方に届くように意訳し、皆さんをヘルプするものです。本英訳(意訳)の内容から起こったトラブルについてはLifeVancouver/LifeTorontoは一切責任を持ちません。本記事(ページ)のご利用はこの免責事項に同意したものとみなされます。

以下、カナダ政府または公式発表の参照サイトを掲載しておりますので、最終的にはサイトを確認の上、ご自身の責任で確認ください。また、本件に関するお問合せは受けかねます。もし誤訳や解釈などが間違っている場合はご指摘頂いた後、できるだけ速やかに修正するように致します。皆さまどうぞご協力ください。

 

【カナダ政府】中小企業への賃金助成を以前の10%から最大75%へと引き上げ決定

3月27日(金)の会見でジャスティントルドー首相は、中小企業はカナダ経済にとって基幹であるとして、以前に公表した支援策では不十分であると認識したことを述べました。

そして、以前発表した中小企業への賃金助成を10%から最大75%へ引き上げ調整を行うことを発表しました。

以前の支援策では企業が従業員に支払う賃金を政府が10%負担するということでしたが、最大で75%を政府が負担することとなりました。

今回の発表で、最大40,000カナダドルのビジネスローンへのアクセスを可能とすること(初年度は無利息で、特定の条件において返済の必要はない場合もある)や、事業主のGSTとHST、そして輸入により発生した関税に関しての支払いを6月まで延期を認める方針も語られました。

ちなみに会見で、ジャスティントルドー首相は以下のように述べています。以下、CBCの記事から抜粋・引用になります。

“We’re thinking about that family-owned restaurant that’s been around for years, [has] had many of the same employees for years. Employees who’ve been there through slowdowns, good times and bad times, and now in this moment of crisis they’re having to lay these people off at their time of need,”

We know that allowing people to continue that relationship, allow[ing] people to continue to feel and to know they have a job … is a really important thing, not just for people’s confidence, but for the ability of all us to bounce back strongly from this once we’re through it.”

引用:CBC.ca

(意訳)
「私たちは今、我々の身の回りにあるような、何年も前から家族で経営しているようなレストランの現状について考えざるを得ません。それは、働いている皆は幾年も仕事を共にし、良い時も、悪い時も共に歩んできた仲間である彼らが、今この恐ろしい現状の前にて、だれもが意図しない解雇に直面しているということです。」

「支援により人々が今まで築き上げてきた職場での関係性を継続すること、各々の目の前に仕事があるということをしっかりと実感できることが、何よりも今の我々にとって大切であると確信しております。我々が人々の信頼を得るためだけではなく、共に今の困難を乗り越えることによって、すべての人が強く再度立ち上がることができると確信しているからです。」

 

カナダ政府のCOVID-19 Economic Response Planページの該当箇所も更新されていたので、あわせてお伝えします

また、今回の発表を受けてカナダ政府の「COVID-19 Economic Response Plan」の中にある該当箇所の内容も変更されているので、以前のものと現在のものをあわせてお伝えします。

◆ Providing small business with wage subsidies
中小事業主への賃金補助金提供に関して

以前の文章

We are providing eligible small employers a temporary wage subsidy for a period of three months.
The subsidy will be equal to 10% of remuneration paid during that period, up to a maximum subsidy of $1,375 per employee and $25,000 per employer.
Businesses will be able to benefit immediately from  this support by reducing their remittances of income tax withheld on their employees’ remuneration.

引用:canada.ca

(意訳)
我々カナダ政府は中小事業主に3ヶ月間の賃金補助金を提供します。
この賃金補助金の金額は、3カ月間給与の支払いの総額の10%に相当すること、そして、従業員1人あたり最大1,375カナダドルとし、雇用者1人あたり25,000カナダドルまでの補助とされます。
企業は、従業員の給与より本来、源泉徴収で引かれる予定である所得税控除をなくすことにより、この支援策による恩恵をすぐ受けることが可能となります。

 

新しく更新された文章

We announced a 75 per cent wage subsidy for qualifying businesses, for up to 3 months, retroactive to March 15, 2020. This will help businesses to keep and return workers to the payroll.
More details on eligibility criteria will start with the impact of COVID-19 on sales, and will be shared before the end of the month.

引用:canada.ca

(意訳)
我々カナダ政府は中小事業主に、2020年3月15日までに遡った、最大3ヶ月間の賃金の75%に相当する補助金を提供します。この支援策により多くの中小事業主が自社の従業員との雇用契約を保持することが可能となり、また一時解雇に至った従業員の再採用にも繋がる支援策となります。この支援策への適格基準に関しては、COVID-19による売上への影響などを考慮した上で、また3月の月末前に公表される予定となります。

助成金が大きくなることで、「少しだけど安心できた」という中小企業の経営者の方も多いのではないでしょうか?

すべての詳細は来週月曜日(3月30日)に公表される予定なので、もう少し待ちましょう。

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