日本では5月といえばゴールデンウィークがありましたよね!
残念ながらカナダにはゴールデンウィークはありませんが、5月に1日だけ祝日があります。
そう、来たる5月20日(月)はビクトリアデーですよ!
今回は「ビクトリアデーがどんな日か」、そして「2019年のビクトリアデーに開催される花火イベント3つ」をあわせてご紹介します。
目次
ビクトリアデー(Victoria day)について
ビクトリア元女王の誕生日を祝う日
ビクトリアデーはカナダの祝日でビクトリア元女王の誕生日を祝う日です。
ビクトリア元女王の誕生日は1819年5月24日で、毎年5月25日より前で一番近い月曜日がビクトリアデーになります。
ビクトリア女王
18歳で即位してから63年7ヶ月在位し、歴代イギリス国王の中では2番目に長かったといわれています。彼女が在位している間の文化面の発達は素晴らしく、この時代のもの(家具やデザイン、文学など)は現在でも「ビクトリア朝の〜」と呼ばれています。
photo from Photograph by Alexander Bassano / photo from Wikipeda
カナダは英連邦王国のうちの一つ
カナダは英連邦王国のうちの一つです。オーストラリア・ニュージーランド・ジャマイカなどカナダを含め、現在16カ国が属しています。
これらの国はそれぞれ独立していますが、現在でもイギリスの王位がそれぞれの国の君主の地位にあります。
つまり、エリザベス女王が現在のカナダの女王ということになります。
photo from wikipedia
現在のカナダ国旗は赤と白でカエデの葉がデザインされたシンプルなものですが、1965年以前の旗はユニオンジャック(イギリス国旗)がベースでした。
メイ・ロング・ウィークエンド?
ビクトリアデーを含めた週末は、3連休となります。またMay Long Weekend(メイ・ロング・ウィークエンド)と呼ばれることもあります。
日本でいう夏至のように、ビクトリアデーを境に夏が始まると言われています。
さらに、カナダBC州の州都であるビクトリア(もちろんビクトリアは女王の名前から取られています)ではパレードや花火をあげ、一年の中でも一番盛大なお祭りになるといわれています。
ビールを飲んで酔っ払う日?
そして、メイロングウィークエンドは、またの名をMay two four Weekend(メイ・2・4・ウィークエンド)と呼ばれることもあります。
この一説には「働き者のカナダ人達が、この日は集まって24本入りケースのビールを飲んで酔っ払う日、という意味」もあるとかないとか。
ビールが大好きなカナダ人らしいですね!
それではここで、トロント周辺で行われるビクトリアデーの花火イベントを3つ簡単にご紹介します!
ビクトリアデーにトロント周辺で開催される花火イベント3つ
1.花火 at アッシュブリッジズ・ベイ公園(Ashbridges Bay Park)
場所:Ashbridge’s Bay Park
費用:無料
【参考サイト】
毎年アッシュブリッジズ・ベイの上空に2,000発以上の花火が打ち上げられます。
会場付近は混み合うので、早めに行くのがオススメです。今から楽しみですね!
2.花火 at カナダズ・ワンダーランド(Canada’s Wonderland)
photo from Canada’s Wonderland
場所:Canada’s Wonderland
費用:DAILY ADMISSION TICKETS 39.99ドル 購入はこちら
公式サイト
こちらも毎年の恒例になっている巨大遊園地カナダズ・ワンダーランドで閉園後の夜10時から約15分間も花火が打ち上げられます!
6,000発以上のカラフルな花火が打ち上げられる予定です。もちろん花火以外にもアトラクションを楽しめば、一石二鳥ですね!
3.花火 at ダンダス・ドライビング公園(Dundas Driving Park) in ハミルトン
photo from hamilton.ca
場所:Dundas Driving Park, 71 Cross St.
費用:無料 or 寄付
公式サイト
トロントから少し離れますが、Dundas Valley Sunrise Rotary Club と City of Hamiltonの共催で、ハミルトンでも花火が打ち上げられますよー!
夜6時からライブミュージックもあり、フードトラックも来るのでお祭り気分で花火を楽しめますよ~!
花火は9:30pm頃から予定されています!
ビクトリアデーをたっぷり楽しもう!
ということで、いかがでしたか?
ビクトリアデーには花火以外にも、毎年様々なイベントがトロント各地でも開催されますよ!
皆さん、ビクトリアデーをたっぷり楽しんでくださいね!