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カナダの人気$1ショップと言えば「 Dollarama Store 」(通称ダララマ)。そして皆さん、たまに見かけませんか?
っていう謎の商品。
ということで、バンクーバー歴約1年半でまだまだ日本人の感覚が残っている(と思われる)ひろき(おっさん)が、「コレ、誰も買わないんじゃないやろか・・・」と個人的に思ったお菓子をあえてDollaramaで購入して試食してみました。
※注意:日本人の平均的な舌を持つと自称するおっさんのめっちゃ個人的な感想なので、予めご了承ください。好き嫌いも大いにあるのでお許しくださいませ。
今回挑戦した素敵なお菓子の皆さんはこちらです。
普段の自分なら絶対買わないようなものを、最先端すぎる服を買うような気持ちで思い切ってチョイスしてみました♪
さっそくこの魔物たち(ドラクエでいうとバラモスくらいのレベル)とレベル1の状態で闘ってみたいと思います。さぁ、皆さんも一緒に
死闘準備(デュエル・スタンバイ)
(俺のターン)
1.Gummy Worms(ウジ虫のグミ)
日本のお菓子に慣れきっていた自分にとって、海外のカラフルすぎるお菓子は恐怖以外の何者でもありません。そして
ウジ虫をお菓子にしてしまうという圧倒的なセンスに、出鼻をくじかれ、最初から固定観念がガタガタです。(ファンシーすぎますね)
パッケージでは優しく微笑む3匹のキュートなウジ虫ですが、袋の中は(なぜか)バイカラー仕様のウジ虫の皆さんがぎっしり(•ө•)♡
実はパッケージにも書いてある通り、こちらの商品は本物のフルーツジュース(アップル)が使われています。しかも FAT FREE。
どおりでいい味していらっしゃる(´ー+`)スキヨ
とウジ虫であることも忘れ、ムシャムシャといただいたのでありました。
2.Gummy Sour Spider(酸っぱい蜘蛛のグミ)
ウジ虫グミのお友達がこちらの酸っぱい蜘蛛さんのグミ。
何かとゲテモノ好きなメーカー様に頭が下がる想いですが、既に慣れてきて「カワE」と思っている自分がいることに気付きました。
まったく蜘蛛に見えない低クオリティさ。逆に好感度が上がります。
インテリア(?)としても楽しめそうな愛らしさですよね。そしてこちらも本物のフルーツジュースで作られているので、果物が大好きなひろきにとって即お気に入りとなりました。
3. RONNIE’S Original JUMBO(ロニーのオリジナル巨大ひまわりの種)
ダララマのお菓子コーナを探索しているときに、明らかに異様なオーラをドライナッツコーナーで放っていたのが、この巨大ひまわりの種。
「ハムスター用かしら?( ′⌄‵)」
と一瞬勘違いしてしまいますが、日本でもけっこう人気(?)なので日頃から食べていらっしゃる方も多いと思います。ひろきはカナダで初・体・験♡
そのままお口の中に入れると、塩の香りとローストされたひまわりの種の香ばしさにうっとりするのですが、噛んでいたら種が次第に藁(わら)みたいになってきて泣きそうになったので、吐きました。
そう、実はひまわりの種って、種の殻を歯で割ってから手でむいて食べるのが正しい食べ方なんですよね。(馬鹿丸出しですいません)中身はもちろんイケイケなので、皆さん安心して購入してくださいね♪
4.SPEARMINT LEAVES(スペアミントの葉っぱ・ゼリーキャンディー)
見た感じ、スースーするお菓子なのはわかるのですが、甘いのか酸っぱいのかが謎。ちなみにひろきはミント系のお菓子が苦手なのですが、あえての挑戦です。
封を開けた瞬間に、ブワッと広がるミントの香り。食べてもないのにクリア◯リーンで歯磨きした後のような清々しさ。これが巷で話題の
フレッシュ・センセーション。
そして甘かったです。噛んだら歯に粘りつくような食感もあり、元々ミントが得意でないので数回噛んで速攻で吐き出しました。(汚くてすいません)
※おっさんがスカート履いたときのあのスースー感です(?)
5.FRUIT ROLL UPS(フルーツの巻き物)
これは見た目から味が大体予想できたのですが、トロピカル加減が限界を超えていますね。
あんまりベトベトしないペラペラカラフルシートの花を開くと↓のような感じになりました。
(商品パッケージとなんか違う)
味はもちろんレインボウ♡ごちゃ混ぜ果物ジュースにソーダを無理やりプラスしたようなハチャメチャな感じがもう天国飛び越えて間違えて地獄に行っちゃった感があります。
そして実は Naturally Flavoured で、ロウファットで50カロリーでグルテンフリーという魅力的な面も!なかなかやりますねぇ。
6.Sour Watermelon Slices(酸っぱいスイカスライス)
パッケージを見ただけだと意外と美味しそう。しかもメイドインカナダ。「これは期待できそうね!」と思い、さっそく袋を開けてみました。
(↑実物)
パッケージと実物の違いに驚愕♪色からカタチまで低クオリティすぎハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!
なんでサワーパウダーを加えたのかも謎です。スイカ with 塩 の感覚なのでしょうか。でも味は悪くないです。
7.yummies(ヤミーズ)
パッケージデザインの程よい手抜き感のせいか全く美味しそうに見えない「ヤミーズ」さんをチョイス。
最初パッと見たとき何のお菓子なのか把握できなかったのですが、「リアルチョコレート」と書いてあって、チョコレートにカラフルなツブツブがかかっているものと理解できました。
食べてみると、やっぱりただのチョコレートにカラフルなツブツブがかかっているもので、なんら面白くありませんでした。逆に悔しい。
8.ICY SQUARES(アイシー・スクウェアズ)
パッケージのクマがやけに気になるので、今回勇気を出して購入。袋を開けてみるとチロ◯チョコみたいな感じの四角いチョコが7つ入っていました。そして
すべてのチョコにちょっぴり邪悪なクマさんの柄が。スカートめくりを完遂した後みたいな、なにかすごく満足気でイヤらしい顔をされていますね。ヒュー! 肝心のお味は
甘かける龍の閃き。るろうに剣心もビックリ!
生チョコ感覚みたいな柔らかさがあって嬉しい誤算でした。これはまた買っても良いなと心からそう思いました。それにいやらしい熊さんの顔ももう一度拝めると思うと今からドキドキします。(どMですいません。)
9.Twizzlers:苺味
海外の野球選手がベンチ席でパクパク美味しそうにTwizzlersを食べているのを見たことがある方もいるのではないでしょうか?
イチゴ味のハイチュウを想像して購入したわけですが、大誤算。袋を開けたら、イチゴの香りがしなくて微妙な臭さがあたりに立ち込め、早速後悔。
そして古くてもろくなったゴムを噛んでいるような夢のような食感にこの胸のトキメキ0%。100年の恋も冷めます。
ちなみにひろきの職場にはシカゴ育ちのNさんがいらっしゃるのですが、彼女によると実はTwizzlersはアメリカで大人気だそうで、
なんということでしょう。Nさんが「あ、これうまいッスよー」と言いながらパクパクとTwizzlersを飲み込んでいくではありませんか。
ひろきはこの時点で食欲がかなり落ちてきており一口目でギブアップしましたが、Nさんがこの後10分で1袋の半分を完食してくれたのでありました。謝謝。
※好きな人は好きみたいです。
10.Soft LIQUORICE(ソフト・リコリス)
まったく食べる気がせず後回しにしていたLIQUORICE(リコリス)さんについに手を伸ばしました。なんですかね、この1秒で食欲不振に陥らせてくださるような圧倒的な見た目は。
封を開けた瞬間に感じたのは「ごはんで◯よの香り」。お菓子なのか「ごはんで◯よ」なのか頭が多少混乱してきました。
予備知識無しに食べるには怖すぎて調べてみると、リコリスはスペインカンゾウという草の根を使ったお菓子で、北米やヨーロッパで愛されているお菓子だそう。
そして、9でご紹介したTwizzlersもこのリコリスの一種ということがここで判明。(同時に絶対コレも自分の味覚に合わないことが判明)見ているだけで鬱になりそうですが、やっとのことお口に運んでみると
悔しくて涙が出ました。ひろき、カナダで初の男泣きです。
※好きな人は好きみたいです。
11.LICORICE BABIES(リコリス・ベイビー)
またリコリスという罰ゲーム。
「GREAT TASTING FLAVOUR!」なんておちゃめに表記されていますが、既に10のリコリスで味を知ってしまったひろきには嘘にしか聞こえません。
そしてパッケージではこんなにかわいいイラストのリコリスたち(↑)ですが、
ということで、結局食べることができませんでした。味はおそらく10のリコリスと一緒だと思うのですが、コッチの方がとっつきやすさがありますよね?一人で食べるのがもったいないので、職場のみんなにすべてお裾分けしたいと思います。
※好きな人は好きみたいです。
ということで、皆さんが挑戦してみたいものはありましたか?カナダや海外在住歴の長い方は、むしろ挑戦済みのものが多かったかもしれませんね。
お菓子の種類も豊富な DOLLARAMA(ダララマ)、まだまだ日本人の知らないおかしなお菓子(うまい)が眠っていそうです。皆さんからの食後の感想も随時お待ちしております。
※今回の感想は完全に個人的なものになるので、皆さんの大好きなお菓子がこの記事で酷評されていたら本当にごめんなさいです。