2016年1月にカナダの新しい格安航空会社「NewLeaf Travel」の初フライトが2月12日を予定しているとの発表があり、カナダ各所で大きな話題になりました。なぜかというと、その運賃がなんと
photo from NewLeaf Facebook
カナダ国内7ヶ所の移動が片道「最安値 $ 79 ~」だからです。(元々 $ 89 だったのに、さらに安くなりました。)
ただ、NewLeaf が現在困ったことになっています。
まず、NewLeaf Travelってどんな航空会社?
いわゆるLCC(Low Cost Carrier)の航空会社である、NewLeafTravelは、2015年4月に生まれたカナダで今もっとも新しく、もっとも安い運賃を目指す航空会社で、拠点はウィニペグにあります。
カナダ国内各地を飛ぶ格安航空会社Jetlineやアメリカの格安航空会社Frontierの経営に携わってきたジム・ヤング氏が立ち上げ、北米の航空業界でいま注目されているベンチャー企業です。
photo from NewLeaf Facebook
日本の国内線でも、料金の安さで有名なLCCとしてJetStarやPeachなどがありますよね。価格面での航空業界でのポジショニングでいうと、そんなところの航空会社さんなのかな、とスタッフ的には思っていますが、どうなんでしょうか。
ぜひ航空業界の方がいらっしゃったら、その辺りのことを教えてほしいです。
「片道最安値 $ 79 ~」なんでこんなに安いの?
さてNewLeafTravelがこの低料金を実現した理由、それはバンクーバー空港やトロント空港など、メジャーな空港を使わないこと。
そして、LCC航空会社共通の安価の理由、フライトで提供されるものは必要最低限のものだけ。
つまり、シートとシートベルトだけです。
軽食などは追加料金を払えば購入可能。オプションの面をきちんと理解した上でチケットを購入したいところです。
空港はどこが利用できるの?
photo from NewLeaf Travel
NewLeaf Travel は7つの空港を使ってサービスを開始する予定。トロントに近いハミルトンが入っているのが嬉しいですよね。
Kelowna, B.C.
Winnipeg, Man.
Halifax, N.S.
Hamilton, Ont.
Regina, Sask.
Saskatoon, Sask.
この低料金を利用して、トロント滞在中の学生さんやワーホリの方はカナダのいろんな都市をまわってみるのも良さそうですが、
ここで一つ問題が・・・。
カナダ政府が疑問視
photo from NewLeaf Travel
当初、今月2月に初フライトを予定したのですが、途中で問題が発生。上記は NewLeaf のウェブサイトからの情報ですが、ニューリーフのような間接的な航空サービス提供会社のライセンスと規制に関して曖昧な部分があり消費者に混乱を招く可能性があるとして、現在カナダ政府が疑問視しているようです。
このことで、当初予定していた初フライトは延期。現在は航空券の販売も行われておらず、以前に航空券を購入していた人には2月12日から全額返金を行うとのことです。
photo from NewLeaf Travel
ということで、ただいま NewLeaf が署名を募っています。(NewLeaf のウェブサイトから署名可能です。)
ライフトロントスタッフも是非 NewLeaf のサービスを体験してみたいので、早速署名させていただきましたが、まだまだ署名が必要みたいです。
皆さんも NewLeaf を助ける気持ちで署名してみてはいかがでしょうか? ライフトロントスタッフはサービスが始まる日を楽しみにしています。