トロント初上陸!関西風うどんの店 Udon Kitanoya 北野家がバサーストにOPEN

  

日本の夏にはツルツルシコシコのうどんが一番!

と密かに思っているトロント在住の方、吉報です。

つい先日、新たなうどん専門店「Udon Kitanoya」がトロントのバサースト駅の近くにオープンしました!!

そこで今回はLTスタッフが実際に足を運びその味を確かめに行ってまいりましたので、様子をレビューしたいと思います。

トロントに先日OPENしたうどん屋「北野家」とは

 

だしはこだわりの関西風

「関西風うどんと関東風うどんの違いは?」

と聞かれてぱっと答えられる人はあまり多くないのではないでしょうか。実は北野家のうどんはトロント初の「関西風」なんです。

何が「関西風」なのか。



ダシです。
ダシが違うのです。

北野家のダシは、日本のこんぶと4種類の鰹節がバランス良く風味豊かに合わさっているのが特徴です。この本格的なダシから生まれる旨みは、
口あたりあっさりなのにしっかりとした味わいを実現しています。

 

店内は明るいレトロモダンな日本


バサースト駅を降りてブロア・バサーストの交差点を渡り、東へと5分ほど歩みをすすめると赤い看板の「Udon Kitanoya」さんが見えてきます。

和を感じさせるウッディなつくりの入り口をぬけると、店内は明るく広くレトロモダンな日本を思わせるようなデザイン。どちらかというと落ち着いた雰囲気で居心地がいい感じです。

英語では cozy という表現がぴったり。

この日は金曜日の午後2時ごろにお邪魔させていただきました。
スタッフの方いわく、お昼の時間帯は混む傾向にあるそうです。
特に月曜・火曜日は忙しいとのこと。
空いている時間を狙うなら2時〜4時がオススメです。

 

うどんは温冷選べる!メニューの充実が半端じゃない

この日案内された席は窓側の席。
メニューを見させてもらい、LTスタッフのテンションもあがります。

なんと、冷たいうどんがある!!

日本にいたとき、貧乏学生の私は何度お昼を◯亀さんやはな◯さんに助けてもらったことか。。

トロントに来て8ヶ月。
冷たいうどんが食べたくなって、探してみるけど中々ないんですよね。
ぶっかけだれと絡み合ったコシのあるうどんをズルズルとがっつきたい欲に駆られていた私のテンションは、最高潮に達しました。

というわけで、、

「北野家」のうどんを実際に食べてみた

ではここから、実際に食べてきた北野家の人気メニューたちをご紹介します。

 

おすすめは一番人気の冷やし「牛すきうどん」

北野家の一番人気で看板メニューの「牛すきうどん」
なんと今回特別に調理場にも潜入できたので、
普段は見られないお店の裏側をお見せしちゃいます。

まずは麺。
日本直送のこだわりの麺を茹で、湯切ります。

お次はタレをぶっかけ!

そして登場。
すき焼きに欠かせない必須アイテムといえば、たまご!!!!!

ぷるぷるトロトロの温泉たまごをうどんの上にのせちゃいます。

そして牛すきうどんのカナメ。
ぎゅう、Gyu、牛!!

特製すき焼きダレと煮込んだ牛しぐれを盛って彩りを加えていきます。

サクサクの天かすをのせて、

おネギときざみノリをまぶせば、完成です!

温泉たまごを箸で割ってみたところをご覧ください。

牛しぐれにすき焼きの味がしっかりついていて、とろとろの卵とよく絡み合います。
ひんやりとしたうどんに天かす、ねぎ、タレ、そして卵とお肉。
すべての役者を絡ませ一気に持ち上げます。
箸を持つ手に感じる重量感が、期待を煽ります。

食べてみた感想は、

卵と牛肉の相性が抜群!!!!

そして最後は勢いよくすすり、お皿に何一つ残らないくらい完食しました。

懐かしい、あの感覚。
ラーメン、フォー、スパゲッティ。
8ヶ月のトロント生活で食べてきた麺は思えばすべて温かいものでした。
そんなLTスタッフの口に冷たいうどんは刺激が強すぎたのか、
急に日本が恋しくなってしまいました。

注意が必要です。

 

迫力満点!ぷりっぷりの海老天が嬉しい「海老天ぷらかき揚げうどん」

さて気を取り直して(?)、
お次は温かいうどんの人気メニュー「海老天ぷらかき揚げうどん」

こちらも調理場をのぞかせてもらえました。

まず最初は天ぷらを揚げるところからスタートします。
高温でさっと揚げるので、
外はサクサク中はふわっとぷりぷりの海老天が食欲をそそります。

麺を茹でたら、ここで満を持して登場。

関西風おダシ!!!!

アツアツのおダシをうどんが入ったお椀に注ぎます。

仕上げにおネギときざみノリをまぶして完成です。
天ぷらはサクサク感が失われないように、うどんとは別皿でサーブされます。

温かいうどん。
関西風の味はいかなるものかとまずはおダシから頂きましたところ。。

やさしい。

五臓六腑に染み渡る、胃を包み込んでくれるようなやさしい味です。

お次は海老の天ぷら。
中身が詰まっていてしっかりぷりぷりです。
もちろん外はサクサクで満足度が高い。
かき揚げと合わせて、おダシとの相性がまた最高です。

天ぷらを食べるときは天つゆ派な人も、このおダシとうどんと合わせて食べてみてください。
そしてこの絶妙なハーモニーに包まれてください。

 

カレー出汁の深いコクが堪らない「スープカレーうどん」

今回ご紹介するうどんのラストを飾るのがカレーうどん。

皆さんカレーうどんって、食べますか?
私は日本に居たときもそんな頻繁には食べてなかったです。

なのでカレーうどんへの知識が乏しく、
カレーとうどんを混ぜてるだけ、くらいに思ってました。

違うんですね。完全に間違っていました。

おダシとカレーが合わさることの素晴らしさを
今日この日、私は知ることが出来ました。

もちもちの麺といい絡み具合を演出するために、
絶妙なバランスでカレーとおダシが合わせられています。
なのでカレーだしはスープというほどさらさらでもなく
かといってカレーライスのカレーほどどろっとしているわけでもない。

うどんを食すのに丁度いいとろっと感を楽しめます。

また、辛さは「スパイシー」と「NOT スパイシー」を選べます。
私は「スパイシー」を選びましたが日本の市販のルーの中辛と同じくらいに思いました。
そこにダシの旨みが加わるので本来の中辛より少し甘口寄りかな、と感じました。

日本人のスタッフさんも絶賛のカレーうどん。
これもリピートしたいと個人的に思いました。

 
また、北野家ではトッピングをつけて自分好みにカスタマイズをすることも可能です。
ねぎとラー油は無料トッピング。
温泉たまご、海老天ぷら、牛肉、ごはんなどもエクストラトッピングが可能です。

さらにうどんだけでなく、北野家こだわりのカレーライスや牛丼など、丼ものメニューも充実しています。

 

うどんのお供におすすめのサイドメニュー「唐揚げ」「揚げ餃子」

トッピングや丼ものだけでなく、北野家はサイドメニューも充実していました。
酒のつまみに丁度いい小皿料理がたくさんあった中で、今回は唐揚げと餃子にトライしてきたのでご紹介します。


唐揚げはレモンを絞っていただきます。
外の衣はパリッと、中のお肉はめっちゃ柔らかくてジューシー!
お風呂上がりにビールと合わせて頂いたら最高!
って感じの一品でした。


お次は餃子をいただきました。
北野家は揚げているタイプの餃子です。
中にはネギが入っていて、さらに春雨みたいなものが入ってて
モチモチした食感もありました。

外カリカリ中ふわふわの北野家の揚げ餃子もぜひお試しください。

夜は居酒屋としても使える!トロント唯一の関西風うどん「北野家」は一食の価値あり

さてここまで北野家のお食事をご紹介してきました!

いかがでしたでしょうか。

うどん以外に、さらに北野家のおすすめポイントをお伝えさせてもらうと、日本のお酒もいただけるということ!

なんと私の好きな獺祭もありました〜!!

今回は仕事中だったので、お酒を飲むことははばかられましたが、次伺うときはお酒も一緒に楽しませてもらいます!

メインのうどんはもちろんのこと、それだけじゃない魅力が北野家にはたくさんあります。
酒よし、雰囲気よし、おつまみよし。

ぜひその味は一度ご自身の舌で感じてみてください!

UDON KITANOYA うどん北野家
住所:513 Bloor St W, Toronto, ON M5S 1Y4
TEL:(416) 519-8513
OPENING HOURS: [Mon – Thu] 12:00 – 21:30, [Fri] 12:00 – 22:00, [Sat, Sun] 11:30 – 22:00
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