•      

オゴポゴ・ビッグフット・キャディーは実在する!?カナダのUMA(未確認生物)3選

  

日本の河童やネス湖のネッシーなど、多数の目撃情報はあるものの正体が確認されていない「未確認生物」

日本では“Unidentified Mysterious Animal”の頭文字をとって「UMA」とも言われてます。

実はカナダでも、様々な未確認生物が目撃されているのをご存知ですか?

今日は、その中でも非常に有名な「未確認生物3選」をご紹介します。

1. オゴポゴ(Ogopogo)


↑BC州ケロウナにあるオゴポゴの像 photo from Wikipedia|Ogopogo

カナダで最も有名な未確認生物と言えば、オゴポゴ(Ogopogo)です!
なんとも変わった、そしてちょっと可愛らしい名前ですよね。

このオゴポゴは、カナダ西部ブリティッシュ・コロンビア州(BC州)のケロウナ市にあるオカナガン湖に生息していると言われています。

先住民の神話では、オゴポゴは15メートルほどの巨大生物だと言われています。彼らの神話には数百年も前から登場していて、「N’ha-a-tik(水の神聖)」と彼らの言語では呼ばれています。白人の入植者によってこのオゴポゴが目撃されたのは、1872年になってからです。

1986年には、オカナガン湖で釣りをしていた男性が「振り向いたら、黒い物体が湖の水面から近づいてきた」と話していて、米誌The Los Angels Timesでも取り上げられました。


↑2015年にBill Steciukによって撮影されたオゴポゴの頭とみられる写真
photo from Global News|Legend hunter reports two more Ogopogo sightings near Kelowna

2011年には、オゴポゴと思われる生物の動画がYoutubeにアップされました。

オカナガン湖は州で3番目に大きい湖で、深さは約232メートル。この深い湖のどこかにオゴポゴがいるのかもしれません。

★オゴポゴの仲間?イゴポゴやマニポゴの目撃情報も!
オンタリオ州のシムコー湖では「イゴポゴ(Igopogo)」が、マニトバ州のマニトバ湖では「マニポゴ(Manipogo)」の目撃情報も出ていますよ。湖に生息する「~ポゴ」シリーズ、まだまだ増えるかもしれませんね。

2. ビッグフット(Bigfoot) /サスクワッチ(Sasquatch)


photo from CBC Radio

オゴポゴ並みに有名な生き物と言えば、巨大な足跡で知られる「ビッグフット(Bigfoot)」。カナダの先住民の間では「サスクワッチ(Sasquatch)」とも呼ばれています。

ビッグフットに関連した映画として「Bigfoot (2012) 」「The Son of Bigfoot (2017) 」も出ていて、名前を耳にしたこともあるのではないでしょうか?

このビッグフットは、カナダのBC州やアルバータ州の山奥だけでなく、アメリカなどでも数多くの目撃情報があります。毛深い巨大な生き物で、身長は2~3メートルと報告されています。
伝説上のヒト科動物ではありますが、北米での目撃情報は後を絶ちません。

アメリカのオレゴン州には、なんとビッグフットを捕獲するための罠まで設置されています。

↑ビッグフットの罠photo from Wikipedia|Bigfoot Trap

★頭が黄色いビッグフット、「オールドイエロートップ」
ビッグフットの中でも、オンタリオ州に現れたという頭の部分が黄色い生物のことを「オールドイエロートップ(Old Yellow Top)」と言います。1906年に初めて目撃されて以来、数十年ごとに目撃情報が出ています。

3. キャドボロサウルス(Cadborosaurus)、通称キャディー(Caddy)


photo from Times Colonist|Without a specimen, Cadborosaurus remains a myth, scientist says

200年以上に渡って目撃されているのが、キャドボロサウルス(Cadborosaurus)、通称キャディー(Caddy)です。

BC州ビクトリアの近くにあるキャドボロ・ベイ(Cadboro Bay)が名前の由来です。ベイにある公園には、このキャディーをイメージした遊具もありますよ。

photo from Saanich|Gadboro Gyro Park

このカナダの海に生息するとみられる未確認生物は、竜のような長い胴体と馬に似た顔が特徴で、体長は推定9~15メートル。1984年には体長さ60メートルのキャディーが現れたという情報もあります。
1937年7月には、クイーンシャーロット諸島で解体したメスの鯨の腹部からキャディーと見られる死骸が出てきたことも報告されました。

アラスカでも、目撃情報があります。こちらは、2009年にアラスカで撮影されたキャディーと思われる生物の動画です。

一方で、巨大な深海魚ではないかとの見解も出ています。
実際に1996年にはアメリカのサンディエゴに、キャディーのイメージにも似たリュウグウノツカイの仲間とみられる巨大な深海魚(写真下)が漂着しました。


photo from Wikipedia|GiantOarfish


以上、カナダで有名な未確認生物(UMA)3選をご紹介しました。

皆さんは、これらの未確認生物を信じますか?

本当に存在してもしなくても、我々に好奇心や探求心を与えてくれているのは間違いありません。
もしカナダで見かけた場合には、是非写真に収めたいですね!

Topへ