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サンタクロースの現在地が分かる NORAD Tracks Santa。きっかけは間違い電話?

  

クリスマスが近づくにつれて、世界中の子どもたちが楽しみにしているのが、サンタクロースの旅です。

実は、サンタの現在地をリアルタイムで追跡できるサービスがあるのをご存知ですか?「NORAD Tracks Santa」を使えば、サンタの動きをスマホやパソコンから簡単にチェックできます!

今回は、このユニークなサービスの魅力と使い方をご紹介します。

きっかけは北米航空宇宙防衛司令部への間違い電話?NORAD Tracks Santaの始まり

サンタクロースの現在地は NORAD Tracks Santaで確認することができますよ。

この NORAD Tracks Santa は、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)が毎年クリスマスイブに提供する無料のサンタ追跡サービスです。


photo from noradsanta.org

きっかけは1955年、新聞の子ども向けの広告で間違った電話番号が掲載されたことで始まりました。

当時、子どもたちはその広告の電話番号からサンタに電話をかけるつもりでしたが、誤ってコロラド州Colorado SpringsのContinental Air Defense Command (CONAD:NORADの前身) オペレーションセンターに繋がってしまいました。

そのとき、オペレーション室の責任者、ハリー・ショップ大佐が電話に出て、部下に、北極から南へ向かうサンタの兆候がないかレーダーで確認するように指示したとのことです。

これが NORAD とサンタのつながりの始まりです。この伝統は1958年に NORAD が設立された後も引き継がれ、それ以来、毎年12月24日には最新のレーダーや衛星、ジェット機などを駆使してサンタの旅を追跡し続けています。

なんだか素敵なストーリーですよね。

 

サンタを追跡してみよう。NORAD Tracks Santaの使い方は?


photo from noradsanta.org

NORAD Tracks Santaのウェブサイトでは、サンタクロースが今どこにいるかを地図上で確認できます。現在のサンタの様子が分かるので、ぜひチェックしてみてください。

ウェブサイトは日本語を含む9か国語で楽しむことができます。地図上にあるカメラのアイコン(サンタが目撃された場所)をクリックすると、その都市についてのWikipediaページに飛ぶ仕掛けもあるので、勉強にもなったりします。

ちなみにLifeTorontoスタッフがクリスマスイブにチェックした際にはすごいスピードでロシアに移動していました。また、既に20億個以上のプレゼントが全世界の子どもたちに配布されていましたよ。

追跡用アプリも用意されているので、携帯に入れておくとサンタの動向がよりチェックしやすくなりそうです。

また、電話でもサンタがどこにいるのか教えてもらえるようになっています。このために、カナダ人および米国人の現役軍人と国防総省の民間人職員 1,250 人以上が世界中から寄せられる何千件もの電話やメールにボランティアとして対応しているとのことです。

NORAD から直接サンタの位置を教えてもらうための電話番号
1 877 HI-NORAD (1 877 446-6723)

クリスマスの時期に子どもといっしょにぜひNORADのウェブサイトを確認してみて

ということで、NORAD Tracks Santaは、ただの楽しいサービスではなく、家族や友人とのつながりを深めるきっかけにもなるかもしれません。

ちなみにNORAD Tracks Santaのウェブサイトによると、サンタは最低でも1,600歳を超えているそうで、身長は約170cm、体重は180キロ(クッキーを食べる前) だそうです。

また、サンタの時間の体験は私たちとは異なると報告されていて、私たちにとってのクリスマスイブ(24時間)はサンタにとっての数日~数か月に値するのではないかということです。

それでは皆さん、よいクリスマスを!

NORAD Tracks Santa
【公式サイト】

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