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【Q&Aで分かる】オンタリオ州のワクチンパスポートシステム、よくある16の質問

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2021年9月22日（水）から、オンタリオ州では一時的にワクチンパスポートシステムがスタートします。

9月22日からは自身でダウンロード or 印刷するタイプのものとなりますが、10月22日からはQRコード付きのより利便性の高いワクチンパスポートが利用できるようになります。

今回は、オンタリオ州政府がまとめているワクチンパスポートに関連するよくある質問と答えを日本語でお伝えします。

目次


 

Q1. ワクチン完全接種者と見なされるのは？

WHOに承認されているCovid-19ワクチン全シリーズ or 組み合わせで受けている人を指します。

例えば、1回の接種で完了するワクチンを受けている人は1回の接種で完全接種者となり、2回必要なワクチンの場合は、2回接種したら完全接種者となります。ただ、接種から14日間経過する必要があります。

 

Q2. 以前Covid-19に感染している場合は、完全接種の代わりとなりますか？

なりません。

 

Q3. ワクチン接種の証明を取得するにはどうすればよいですか？

Covid-19ワクチンを受けた証明はPDF形式で入手でき、コンピューターやスマホ、またはタブレットにダウンロード可能 or 印刷できます。

オンタリオ州の外でCOVID-19ワクチンの1回目または2回目の接種を受けたオンタリアンは、公衆衛生ユニットに連絡して適切な文書を受け取る必要があります。

 

Q4. 白と赤の古いヘルスカード or ヘルスカードをそもそも持ってない場合は？

赤と白の古いヘルスカードを持っている人は、州のワクチン予約ライン（1-833-943-3900 ）に電話してみてください。コールセンターのエージェントが、ワクチン接種証明書のコピーをメールで送信してくれるとのことです。

OHIP番号をまったく持っていない場合は、地元の公衆衛生ユニットに連絡してください。証明書の入手を手伝ってくれます。

また、ServiceOntarioから通知を受け取った場合でも、カードが有効であれば現時点でフォトヘルスカードに変換する必要はないとのことで、追って通知があるまで、有効な赤と白のヘルスカードを引き続き使用できます。

 

Q5. 電話やコンピューターを持っていない場合はどうなりますか？

オンタリオ州は、電子メール、ヘルスカード、またはIDを持たない人々のための代替ツールの確立など、今後数週間でユーザーエクスペリエンス、効率、およびビジネスサポートを改善するための追加ツールを開発および提供する予定なので、それを待ちましょう。

 

Q6. 州外または国外から来た場合、完全にワクチン接種されていることを証明するにはどうすればよいですか？

オンタリオ州外またはカナダ国外から州に訪問する個人も、ワクチンパスポートが必要な場所では、完全なワクチン接種状況と身分証明書を提示する必要があります。

オンタリオ州は、州または国の外からの完全にワクチン接種した個人の検証を確実にするため、今後数週間で追加ツールを開発および提供する予定です。

 

Q7. 自身のワクチン接種に関する情報をどのように修正または変更するのですか？

地元の公衆衛生ユニットに連絡する必要があります。
 

Q8. 9月22日に何が起こりますか？ 10月22日に何が起こりますか？

2021年9月22日から、オンタリアンは完全なワクチン接種を受け（2回目の接種から14日間経過していること）、特定の場所にアクセスするために予防接種の証明と身分証明書（運転免許証や健康カードなど）を提出する必要があります。

10月22日からは、より便利なワクチン証明書が利用可能となり、企業側はQRコードを読み取ることができる検証アプリも使えるようになります。

 

Q9. デジタルワクチン証明書はどのようになりますか？


(※写真はイメージ)

オンタリオ州は、独自のQRコードと付随する検証アプリを備えたより便利なワクチン証明書を開発し、10月22日から利用できるようにする計画を立てています。（AppleWalletなどのモバイルデバイスに保存可能）

これにより、QRコードをスキャンすることで、ワクチン接種状況を安全かつ安全に検証できるようになります。

 

Q10. ワクチン接種の状況を開示したくない場合はどうすればよいですか？

ワクチン接種の状況を開示するかどうかを決定するのは、個人の裁量となっています。

自身のワクチン接種状況を開示しないと決めた場合は、ワクチンパスポートが必要な場所を利用できなくなります。

 

Q11. 予防接種を受けていない場合でワクチンパスポートが必要な場所を訪問する場合、最近受けた検査の陰性証明で十分ですか？

陰性のCOVID-19検査または最近COVID-19に感染したことは、以下の例外を除いて、完全なワクチン接種の代わりにはなりません。

2021年9月22日～10月12日までの期間限定で、会議またはイベントスペースでの結婚披露宴または葬儀のレセプションに参加する人々は、ワクチンパスポートの代わりとして、イベントの48時間前からCovid-19検査を受けて陰性であることを証明できれば、ワクチンを2回接種していなくても参加可能です。（検査は自費となります）

唯一ワクチンパスポートが免除となるのは、医学的理由のあるワクチン未接種の人々と12歳未満の子どもたちです。

 

Q12. 医学的理由があり、ワクチン未接種の人はどう証明すればいいですか？

医学的な理由がありワクチン接種できない個人は、医学的な免除がデジタルワクチン証明書の一部として統合されるまで、医師による証明書（doctor’s note）で許可されます。

 

Q13. 11歳以下はワクチンパスポートが必要な場所を訪れることができますか？

11歳以下はワクチンパスポートの対象外なので、可能です。大人が同伴する場合、その大人はワクチンの完全接種が必要となります。

 

Q14. ワクチンパスポートの提示な必要な場所を訪れる場合、携帯電話が必要ですか？

ワクチンパスポートはオンラインでダウンロード or 印刷された紙でもOKです。印刷物とデジタル形式の両方で内容は同じとなります。

 

Q15. 企業はデジタル予防接種証明書をどのように検証しますか？

準備が整っていることを確認するために、9月22日より前に企業にガイダンスが提供される予定とのことです。

10月22日からは、企業側がQRコードをスキャンすることでワクチン接種の有無が確認できるようになります。

 

Q16. 予防接種の証明が必要な環境で、州が容量制限を引き上げないのはなぜですか？

オンタリオ州は第4波に直面していて、将来のロックダウンを回避＆病院を保護するために、州政府は慎重なアプローチを維持していて、現時点では容量制限を拡張しない方針です。

これから学校が始まることと職場に戻る人の増加を監視しながら、新ワクチンパスポートが始まってから容量制限を拡張することを検討しても安全かどうかを評価する予定とのことです。
 

オンタリオ州、ワクチンパスポート導入は9月22日(水)

ということで、ワクチンパスポートに関するよくある質問を紹介しました。

オンタリオ州ではワクチンパスポート導入の発表後、ワクチン接種の予約がかなり増えたようです。

現在COVID-19の症例と入院患者の大部分は、ワクチン未接種の個人となっています。

ワクチンを完全接種することは、COVID-19の感染を防ぐだけでなく、もし感染した際にも重篤な病気、入院、死亡の確率を減らすことができる最善の策といわれています。

オンタリオ州政府
New Requirement for Proof of Vaccination in Certain Settings: Frequently Asked Questions

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