カナダ・オンタリオ州、18歳以上を対象に2回目のブースター接種を提供へ

  

2022年7月13日(水)、カナダ・オンタリオ州政府から Covid-19に関する新情報が2つ発表されたので、まとめてお伝えします。

 

1. 7月14日より18歳以上は2回目のブースター接種の予約が可能に

オンタリオ州政府は本日7月13日(水)、保健医官と協議して、18歳以上の州民に2回目のブースター接種を提供することを発表しました。

該当する人は、明日7月14日(木)8am からCOVID-19ワクチン接種ポータル or 州のワクチンコンタクトセンター(1-833-943-3900)に電話することにより、ブースター接種の予約ができます。

予定は空き状況に基づいており、地域によって異なる場合があります。

2回目のブースター接種は、個人が1回目のブースター接種を受けてから5か月間隔で提供されます。

オンタリオ州政府によると18〜59歳のほとんどの個人は、1回目のブースター接種から6か月以上強力な保護を維持するとのことですが、2回目のブースター接種を受けられるようにすることで、州民は各々の状況を見て受けるかどうかの判断が可能となります。

また、今2回目のブースター接種を受けるかどうかは、医療関係者にも相談することが奨励されています。逆になるべく早く2回目のブースター接種が求められるのは、以下の人たちが含まれます。

  • 60歳以上の個人
  • 介護施設やリタイヤメントホームなどの居住者と生活支援および医療サービスが提供される他の集合住宅に住む高齢者
  • 中等度から重度の免疫不全の方

ちなみにオンタリオ州では2022年7月11日の時点で、3,300万回以上のCOVID-19ワクチンを投与していて、12歳以上のオンタリオ州民の93%以上が少なくとも1回の接種を受け、91%以上が2回目の接種を受けています。

ブースター接種率は57%ほどとなっている状況で、約500万人が1回目のブースター接種をまだ受けていないということです。
 

2. 迅速抗原検査(rapid antigen test)のパブリックアクセスを12月31日まで延長

また、オンタリオ州では 迅速抗原検査(rapid antigen test)のパブリックアクセスを12月31日まで延長することも発表。

食料品店や薬局などの既存の場所や、学校、病院、介護施設などに対して無料の迅速抗原検査を年末まで提供し続けるとのことです。

2022年7月8日の時点で、オンタリオ州は2億3,800万以上の無料の迅速抗原検査を配布していて、そのうち1億4,000万以上が最もリスクの高い環境に配布されています。残りの9,800万を超える無料の迅速抗原検査は、食料品店や薬局の小売業者を通じて一般に配布されている状況です。

保健医官のキーラン・ムーア博士は「2回目のブースター接種の適格性を拡大し、検査への継続的なアクセスを提供することで、オンタリオ州民は自分たちの状況に最適な決定を下し、地域社会を安全に保つことができます」と語っています。

また、副首相兼保健大臣であるSylvia Jones氏は、「COVID-19を長期的に管理し続けるにつれて、2回目のブースター接種の機会を設けたり、無料の迅速抗原検査の利用を拡大して人々の安全を保ち、オンタリオを”Open”のままにするために必要なものを提供します」と述べています。

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