Three Canadian cities have made it back into the top ten of this year’s Liveability Index. Register for our latest virtual event to find out why: https://t.co/aacVvgCiZj pic.twitter.com/BDZUaffJKQ

— Economist Intelligence: EIU (@TheEIU) July 2, 2022

先日、イギリスのエコノミスト誌が2022年版「世界で最も住みやすい都市」のランキングを発表しました。

今回のランキングでは、上位10都市になんとカナダ３都市、日本の1都市がランクインしていますよ。以下トップ10となります。

世界で最も住みやすい都市ランキングとは？

「世界で最も住みやすい都市ランキング」と呼ばれるこの調査は、エコノミストグループにおける調査や分析、ソート・リーダーシップを担う部門が調査を行う「都市居住性指数（Global Liveability Index）」のことで、毎年調査・発表が行われています。

2022年は新たに33の新しい都市を加え、合計で172都市が調査対象に。（以前は140都市）

2022年版は2月14日～3月13日の期間で調査が行われ、ヘルスケアのアクセス、緑地の量、犯罪率、インフラなど30を超える要素を調べ、「住みやすさ」を数値化しスコア付けをして評価されています。
（スコア１は「耐えられない」で、スコア100は「理想的」といった感じです）

過去2年間のランキングは、主にパンデミックの影響が大きく出るものとなっていましたが、最近は多くの国で制限が解除されています。

エコノミスト誌によると「西ヨーロッパとカナダの都市が私たちのランキングのトップを占めています。 これらの都市では、高いCovid-19ワクチン接種率と制限の緩和により、生活はほぼ正常に戻っています。」と記していました。

ちなみに、ウクライナの首都キーウは、今年ロシアとの件があり対象から外れています。

第3位：カルガリーの内訳(Index：96.3)

カナダ・アルバータ州最大の都市カルガリー。アルバータ牛でも知られていることから、カウタウン(Cowtown)とも呼ばれる都市がなんと3位にランクイン。前回のランキングではコロナ禍の影響で18位だったので、一気に15位ジャンプアップとなり、チューリッヒ（スイス）と肩を並べる結果となりました。

第5位：バンクーバーの内訳(Index：96.1)

3位のカルガリーにわずか 0.2 スコア差で第5位にランクインしたのは、カナダBC州の都市バンクーバーです。ヘルスケア、文化＆環境、教育の面でスコア100となっています。実は2021年のランキングではコロナ禍の影響もありトップ10から脱落していましたが、2022年はカムバックを果たしました。

第8位：トロントの内訳(Index：95.4)

第8位にランクインしたのは、オンタリオ州の都市トロントです。カナダ最大の都市としても知られていて、カナダ経済の中心部です。コロナ禍前の2019年のランキングでは、カルガリー、バンクーバーに続き第7位となっていましたが、こちらも2021年のランキングからはトップ10から漏れていたので、見事トップ10に返り咲きました。

ということで、今年はカナダ3都市がランクインするという結果になりましたが、皆さんはどうお考えですか？

実際現地で暮らす皆さんが思うカナダの住みやすさの理由があれば、ぜひSNSでLifeTorontoにも教えてください。