カナダ政府、2026 FIFAワールドカップ開催のためにトロントへ約116億円支援

  

カナダ連邦政府は、トロントが2026 FIFAワールドカップで6試合を開催するのを支援するために連邦政府資金として1億434万ドルを提供することを2024年5月3日に発表しました。(※日本円に換算すると約116億円)

トロント市は、2026 FIFAワールドカップの開催費としてトロントが負担するのは3億8,000万ドル(約424億円)と見積もっており、2022年の予測と比較すると8,000万ドル増加しています。

この資金提供により、トロントによるこの世界的大イベントの開催に関連する運営費と設備投資の両方が強化されます。

オリビア・チョウ市長によると、総経費の約3分の1は警備に充てられ、その他にもBMOフィールドに仮設席を追加し、観客がテレビで試合を観戦できる屋外型ファンセンターの建設に充てられるとのことです。

トロント市の予測では、ワールドカップにより市で3,585人以上の雇用が創出され、市外から30万人の観光客が訪れるとしています。また、トロントの国内総生産(GDP)は約3億9,300万ドル、オンタリオ州のGDPは約4億5,600万ドルに達することが見込まれています。

もう一つの開催都市であるバンクーバーと合わせると、カナダの GDP に 12 億ドル以上の貢献があると予測されています。

ワールドカップの試合が開催されるBMOフィールドで行われた会見で、オリビア・チョウ市長は「今日はトロント市のサッカーファンにとって素晴らしい日だ」と述べました。

「私たちはカナダ政府からこの資金を受け取ったことに興奮しています。 この支援は、FIFA ワールドカップを開催し、トロントの都市を世界に紹介するのに役立ちます。このトーナメントは、私たちのコミュニティに経済的機会、文化的豊かさ、誇りをもたらし、永続的な遺産となるでしょう。 トロントは世界の舞台で輝く準備ができており、これを実現するためのサポートに感謝しています。」とも語っています。

歴史上最大といわれる2026 FIFAワールドカップは出場国数を32から48に拡大し、全104試合が予定されていて、初めて3カ国(アメリカ、カナダ、メキシコ)での共同開催となります。

カナダでの開幕戦は2026年6月12日にトロントで行われ、2026年7月2日にラウンド32の試合も開催されますよ。今から楽しみですね。

Group Stage Matches
6月12日(金)第3試合 ※カナダ代表出場戦
6月17日(水)第21試合
6月20日(土)第33試合
6月23日(火)第46試合
6月26日(金)第62試合

Round of 32
7月2日(木)第83試合

FIFA トロントでの試合一覧ページ

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