【鑑賞無料】本格的な能舞台での「狂言公演」11月29日開催(席要予約)

  

加日修好90周年記念事業の一環として、在トロント総領事館主催で「狂言公演」日系文化会館で11月29日(金)に開催されます。

この公演では、本格的な能舞台で狂言を楽しめる貴重な機会です。
友人や家族を誘って、日本の伝統の笑いをぜひ味わってみてくださいね!

上演作品


photo from 在トロント日本国総領事館

『蝸牛(かぎゅう)』

修行を終えて里帰りする山伏が、竹藪の中で昼寝をしています。一方、ある家の主人が登場し、祖父の長生きを願ってカタツムリを食べてもらおうと、召使いの太郎冠者にカタツムリを取りにやらせます。昔はカタツムリが長生きの妙薬と信じられていたようです。

ところが、太郎冠者はカタツムリを知りません。主人から、「カタツムリは、頭が黒くて腰に貝をつけ、時々は角を出すものだ」と教えられて、太郎冠者は竹藪へ出かけるのですが、昼寝をしている山伏をカタツムリと信じ込んでしまいます。とんでもない勘違いですが、山伏も面白がって太郎
冠者に「でんでん虫の謡」を教え、ふたりでウキウキ舞いはじめます。

様子を見に来た主人まで巻き込まれ、3人が賑やかに舞いながら幕に消えてしまいます。なんとも奇妙な、狂言らしい終わり方で、朗らかな空気が会場いっぱいに広がる作品です。


photo from 在トロント日本国総領事館

『延命袋 (えんめいぶくろ) 』 

恐妻家の主人が、妻の里帰りしていることを幸いに、太郎冠者に離縁状を届けさせます。
当然、妻は怒り狂い、実家から夫のもとへ怒鳴り込むのですが、夫にも男の意地があります。妻の剣幕に怯えながら、離婚の気持を変えません。それなら…と、妻は財産を要求するのですが、ちゃんと分捕り品を入れるために、大きな袋を持ってきました。
離婚してくれるなら何でも持って行けという夫の言葉に喜んだ妻は、いろいろなものを物色するのですが、最後に選んだものは何だったでしょう?

微妙な夫婦の情愛を笑いで包んで見せる佳作です。

出演

14世茂山千五郎正邦、松本薫、井口竜也、山下守之

鑑賞予約お申し込みフォーム

入場は無料ですが、鑑賞ご希望の方は、以下のフォームに必要事項をご記入の上お申し込みください。
予約の受付が完了しましたら、在トロント日本国総領事館よりあらためて、折り返し確認と当日のご案内についてメールが送られます。
座席は一部の招待席を除き、自由席です。会場の都合で定員に達し次第、申し込み締め切りとなります。

【日時】2019年11月29日(金)
午後6時30分開場、午後7時開演

【場所】日系文化会館(Japanese Canadian Cultural Centre)
6 Garamond Court, Toronto

    希望席数(4名まで)(必須):

     

    申込者氏名 (必須):

    ※同行者がいる場合は、以下にすべての同行者の氏名をご記入ください。

    同行者の氏名

    ※人数が複数の場合は、改行で区切ってご記入ください。

     

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    (免責事項)※ここでご紹介している内容・プログラムなどは在トロント日本国総領事館によって提供されています。LifeTorontoでは上記でご紹介したすべての内容、プログラムの開催・参加の可否について一切の責を負いかねます。

     

     

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