今年夏から段階的に開始。もうすぐオンタリオ州の食料品店でアルコールが購入可能に

  

昨年12月にオンタリオ州政府は、遅くても2026年1月1日以降には、州全域にあるコンビニやスーパーマーケットなどの食料品店でビールやワインなどの酒類の販売を許可することを発表していました。

(販売が可能になる場所)
all participating convenience, grocery and big box stores

(コンビニなどで購入できるようになるもの)

  • beer
  • wine
  • cider
  • coolers
  • seltzers
  • other low-alcohol ready-to-drink beverages

「2026年ってまだちょっと先だな」と思っていた方も多いかと思いますが、先日5月24日にオンタリオ州政府から発表があり、買い物客の選択肢と利便性を高めるために州内のアルコール飲料市場を拡大する計画をより早く実行することが明らかとなりました。今年8月から順次開始されます。

2024年8月1日以降

現在ビール、サイダー、ワインの販売を許可されている最大450の食料品店が、ready-to-drinkのアルコール飲料も販売できるようになります。対象の食料品店は、ケベック州で人気の30個パックのような大型パックサイズの販売も開始できるようになります。

2024年9月5日以降

対象となるすべてのコンビニエンスストアで、ビールやサイダー、ワイン、ready-to-drinkのアルコール飲料を販売できるようになります。

2024年10月31日以降

対象となるすべての食料品店と大型店は、大きなパックサイズを含むビール、サイダー、ワイン、ready-to-drinkの飲料を販売できるようになります。

この段階的な展開を通じて、政府はよりオープンで便利なアルコール飲料市場の条件を整えていく姿勢ですが、個々の小売業者や企業は、いつどのように参加するかについて独自の決定を下すことになります。

また、The Beer Store と LCBO は将来の市場において重要な役割を果たし続けると政府のニュースリリースに記されています。The Beer Storeとの契約の一環として、オンタリオ州政府はThe Beer Storeに対して今後19か月間で必要な投資を行うために最大2億2,500万ドルを提供する予定です。

ダグ・フォード州首相は「今後、全国の多くのカナダ人と同様にオンタリオ州の人々も、コテージに向かう途中や夏のバーベキューに行く途中で、気軽にビール1ケースやワイン1本を購入できるようになるでしょう。同時にローカルのビール醸造所やワイナリーをサポートする機会もさらに増えました。」と語っています。

政府は、今後時間の経過とともに最大8,500の店舗がアルコール製品を販売することを予想しています。以前LifeToronto でアンケートをとった際は、アルコールが手に入りやすくなることを賛成する方が多かったですが、皆さんはいかがでしょうか?

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