子ども一人につき最大7,437ドル支給。カナダ児童手当(CCB)年間最大額が上昇

  

子どものいる家庭の負担を軽減するために2016年から始まったカナダ児童手当(Canada Child Benefit、略してCCB)。

CCBは収入に基づいて毎月非課税で支払われるもので、低所得~中所得の家庭で18 歳未満の子どもの養育費を助ける / 子どもの貧困削減目的で提供されています。

そんなカナダ児童手当(Canada Child Benefit)について、政府は、カナダの家族が昨今の生活費の上昇に対処できるように、昨年に引き続きカナダの児童手当の年間最大額を増やすことを発表しました。

2023年7月~2024年6月までの給付年度において最も困窮している家族は、6歳未満の子ども1人につき最大7,437ドル、6〜17歳の子ども1人につき最大6,275ドルを受け取ることができます。

昨年、給付金の増大額が発表されたときは6歳未満の子ども1人につき最大6,997ドル、6〜17歳の子ども1人につき最大5,903ドルで、政府によると今回の発表額は前年比6.3%の増加に相当するとのことです。

6歳未満の子ども1人につき最大7,437ドル
6歳~17歳の子ども一人につき最大 6,275ドル

※受け取る金額は、前年からの確定申告で報告された調整後の家族の純収入に基づいています。

支払い額の変更は本日7月20日(木)からなので、すでに前より増加していることになります。カナダにお住まいの方で育児をしている人の中には、昨今の生活費の上昇で頭を抱えているという方も多いかと思いますが、これは助かりますよね。

カナダ児童手当を受け取っている方は、最新の手当額をぜひ確認してみてください。

ちなみにカナダの児童手当は、インフレの指標として広く使用されているカナダ統計局が報告する消費者物価指数(Consumer Price Index)のデータを使用して、2018 年から指数化。毎年児童手当額の調整が行われています。

カナダの児童手当(CCB)に興味がある方は以下のリンクも参考にしてください。

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