【保存版】カスタマイズ方法も解説!カナダのスタバで知っておきたいことまとめ

  

トロントの至る所にあるスターバックス(Starbucks)

カナダに来て、スターバックス(以下スタバ)の利用回数が増えたという方もいるのではないでしょうか?

でも、日本とは違うメニュー英語でのオーダーに、最初は戸惑ってしまうものです。

今日はスタバのドリンクメニューの種類、カスタマイズ方法、英語でのオーダー方法などをご紹介します!

1. まずは知っておこう!カナダのスタバメニュー

1) 普通のドリップ・コーヒーはどれ?

「ドリップ・コーヒー」に値するのが、「Brewed Coffee」
コーヒー豆のローストのレベルに応じて、以下3種類のコーヒーがスタバにはあります。

●Blonde Roast(ブロンデ・ロースト)
●Medium Roast(ミディアム・ロースト)
●Dark Roast(ダーク・ロースト)

値段は同じですが、Blonde→Medium→Darkになるに連れて味が濃く苦味が強くなり、カフェイン含有量が少なくなるのが特徴です。注文の時にローストのレベルを伝え忘れると「Blonde
, Medium or Dark?」と丁寧に聞いてくれる店員さんもいますが、私の経験上は、指定をしないと「Medium Roast」が注がれることが多いです。

2018年4月時点のBrewed Coffeeのメニューはこちら
・True North Blend Blonde Roast(ブレンド・ロースト)
・Pike Place Roast(ミディアム・ロースト)
・Featured Dark Roast 日/週替わりのスペシャル(ダーク・ロースト)
・Decaf Pike Place Roast ディカフェ(ミディアム・ロースト)

 

2) スタバの基本ドリンクメニュー8つ

スタバのドリンクのメニューは、コーヒーだけでなくティーも充実しています。
8つの大きなグループは、こちら。

1. Espresso
エスプレッソは、苦味の強いコーヒーです。
単品でエスプレッソ「Espresso」をオーダーすることもできますが、このエスプレッソにミルクやお湯、チョコレートなどをミックスしたドリンクがスタバには豊富に揃っています。カフェラテやカプチーノなども、このエスプレッソに分類されます。
例)Caffè Latte、Caffè Mocha、Cappuccino、Vanilla Latte、Caramel Macchiato、Espressoなど

2. Brewed Coffee
先に紹介した、通常のコーヒーメニュー。暑い日には、水出しした冷たいコーヒー「Cold Brew」も人気です。
例)Pike Place® Roast、Iced Coffee、Cold Brewなど

3. Chocolate Beverages
カナダ人は、ココアのような「ホットチョコレート」が大好き。からだが温まる飲み物です。
例)Hot Chocolate Classic、White Hot Chocolateなど

4. Frappuccino

photo from Facebook|Starbucks Canada

日本でも大人気のフラペチーノ。氷をコーヒーやミルクなどと一緒にミキサーで砕いたフローズンドリンクです。
甘さの調整やトッピングなど、カスタマイズでオーダーする人が多い商品です。
例)Caramel Frappuccino、Coffee Frappuccino、Green Tea Crème Frappuccinoなど

5. Starbucks Refreshments
夏場には、よく店頭でサンプルが配られているこちらのドリンク。コーヒーが苦手な人や喉が乾いている時にお勧め。個人的には、甘さ控えめが好きです。
意外にもカフェイン入り!
例)Starbucks Cool Lime Refresher、Starbucks Very Berry Hibiscus Refresher

6. Teavana® Brewed Teas

photo from Starbucks Canada

スタバでは、Teavanaブランドのティーを扱っています。定番のティーは大抵揃っていますが、日によって違うこともあるので、お店でその時の在庫を確認してください。フルーツティーもありますよ。
例)Earl Grey、Royal English Breakfast、Peppermintなど

7. Teavana® Tea Lattes
みなさんご存知の「チャイラテ」や「抹茶ラテ」などは、このティーラテに属します。今まではスタバの抹茶パウダー自体に砂糖が含まれていたので、砂糖ゼロの抹茶ドリンクをオーダーすることはできませんでしたが、最近になって砂糖ゼロの抹茶パウダーを使うようになったとのこと。スタバの抹茶ラテは甘過ぎたという方に朗報です。
また、日本ではまだあまり知られていませんが、アールグレイティーを使ったラテ「ロンドン・フォグ」は、カナダ定番のティーラテ。バニラエッセンスが効いた、ちょっとおしゃれな飲み物です。
例)Classic Chai Latte, Green Tea Latte, London For Tea Latteなど

8. Teavana® Shaken Iced Teas

photo from Facebook|Starbucks Canada
Teavanaのティーを使ったアイスティー。「Shaken Iced Teas」という名前だけあり、バリスタがマシーンを使わず約10回シェイクし、香り豊かな風味がしっかり混ざった飲み物です。緑茶とレモネードのミックスや、ブラックティーとレモネードのミックス商品などもあり。
こちらも、緑茶がベースの飲み物にすらシロップが入っているので、甘いティーが苦手な方は、事前に伝えましょう。
例)Shaken Iced Green Tea Lemonade、Shaken Iced Green Tea Lemonade、Shaken Iced Green Tea

この他にも、スムージー(Smoothies)チョコレート飲料(Chocolate Beverages)などがあります。

 

3) サイズは5種類!メニューに載っていない「Short」「Trenta」サイズあり


photo from Starbucks|Nutrition

スタバのお店でメニューを見ると「Tall」,「Grande」,「Venti」の3種類が載っています。
しかし、実は「Tall」より小さい「Short」サイズと「Venti」よりも大きな「Trenta」サイズ(アイスドリンクのみ)もあります!

ちなみに、日本のスタバとサイズの呼び名は一緒ですが、量や値段が違います。
それぞれの容量とドリップ・コーヒーの現時点での値段比較はこちら。

日本 ショート トール グランデ ベンティ
240ml 350ml 470ml 590ml
280円 320円 360円 400円

             

カナダ Short Tall Grande Venti Trenta
236ml 354ml 473ml 591ml(hot)
709ml(cold)
887ml
(cold only)
$2.05 $2.15 $2.45 $2.75 —–

2. カスタマイズ自由自在!スタバのカスタマイズとは?

photo from Facebook|Starbucks

スタバの人気の理由の一つは、何と言ってもカスタマイズが自由自在なこと。
他のお客さんの注文を聞いていると、あれを足したりこれを変更したり・・と細かく注文しているのを耳にするでしょう。スタバではどんなカスタマイズができるのか、ご紹介します。

1) ミルク/クリームを変更

指定をしない限り、スタバでは「2%ミルク(脂肪分2%)」が主に使用されます。
その他に変更したい場合のオプションは、こちら。

Non-fat Milk 無脂肪ミルク
Half and Half ハーフ&ハーフ(脂肪分10%)
Whole Milk 全脂ミルク(脂肪分3.25%)
Heavy Cream ヘビークリーム(脂肪分36%以上)
soy 豆乳
Almond Milk アーモンドミルク
Coconut Milk ココナッツミルク
Lactose-Free ラクトスフリー(乳糖フリー)ミルク

2) 甘さを調整

スタバに限らず、カナダでは指定をしないとラテやアイスコーヒー、アイスティーなどに自動的に甘味が加えられていることが多々。オーダーする際に、ぜひ指定をしましょう。

Non sweet 甘味ゼロ
Half sweet 甘味を半分で
Extra sweet 甘味多め

3) 甘さのもとを変更

多くのドリンクには甘味としてシロップが使われていますが、その他にも様々な甘味オプションがあります。
私の個人的なオススメは、はちみつ。小さなパックに入っていて、必要な分だけカウンターでもらうことができます。
普通の砂糖と間違えて甘さが砂糖の約300〜600倍になる「スイートンロー」や「スプレンダ」を使わないように要注意です。

syrup シロップ
sugar-free syrup 砂糖ゼロのシロップ
sugar 砂糖
honey はちみつ
Sugar in the Raw シュガー・イン・ザ・ロー
(黒砂糖タービナドシュガーのブランド)
*100%ナチュラルのタービナドシュガーで、茶色の粒子が特徴。
Sweet’n Low スイートンロー
(人工甘味料のブランド)
*通常の砂糖に比べ約300-500倍の甘さ
Splenda スプレンダ
(カロリーゼロの人工甘味料のブランド)
*通常の砂糖に比べ約600倍の甘さ

4) フォームミルクの量を調整


photo from Facebook|Starbucks

カフェラテやカプチーノなどのホットドリンクにのっているふわっとしたクリームの泡「フォームミルク」の量も調整できます。

Non Foam フォームミルクなし
Light Foam フォームミルク控えめ
Extra Foam フォームミルク多め

5) 温度の調整

オーダーしたラテが、職場や学校に戻った時には既にぬるくなっていた・・という経験はありませんか?
スタバのミルクは約70度までスチームで温められますが、“Extra hot, please.”で、通常以上に熱々のスチームミルクをバリスタが使ってくれます。

6) 氷少なめ

アイスコーヒーやアイスティーを頼んだら、氷が多過ぎた!という経験があるのでは?実は米・スタバでは、「アイスドリンクの氷が多過ぎる」ということで訴訟になったケースも・・。

“Light ice, please.”“Less ice, please.”で氷を少なめにしてもらえます。その分飲み物の量が多くなるというラッキーな点も♪

7) エスプレッソ・ショットの追加

例えば、Tallサイズのカフェラテには1杯のエスプレッソ・ショット(30ml)が使われますが、カフェインがもっと必要!という時には“Extra shot, please.”でショットを2杯入れてもらえます。(有料)
ちなみに1杯のエスプレッソに含まれるカフェイン量は75mgです。

8) フレーバー/トッピングの追加

photo from Facebook|Starbucks

スタバには、様々なフレーバーやトッピングが用意されています。
一部のフレーバーは、店内のコンディメントカウンターに置いてあるので、自分で足すこともできます。コーヒーやラテの風味をちょっと変えたいときにオススメです。

コンディメントカウンターに置いてあるパウダー類はもちろん無料。
また、元からシロップが入っている飲み物のシロップの変更や追加は無料ですが、その他のフレーバーやトッピングの追加は通常有料です。詳しくはオーダー時に確認をしてくださいね。
定番のフレーバー/トッピングはこちら。

ソース(Sauce) Caramel Sauce キャラメルソース
Mocha Sauce モカソース
White Chocolate Mocha Sauce ホワイトチョコレートモカソース
シロップ(Syrup) Caramel Syrup キャラメル・シロップ
Cascara Syrup カスカラ・シロップ*
Cinnamon Dolce Syrup(Sugar freeあり) シナモンドルチェ・シロップ
Classic Syrup クラシック・シロップ
Hazelnut Syrup ヘーゼルナッツ・シロップ
Peppermint Syrup ペッパーミント・シロップ
Raspberry Syrup ラズベリー・シロップ
Vanilla Syrup(Sugar freeあり) バニラ・シロップ
Toffee Nut Syrup トフィーナッツ・シロップ
ふりかけ用チップ(Drizzle) Caramel キャラメル
Mocha モカ
パウダー(Powder) Chocolate チョコレート
Cinnamon シナモン
Nutmeg ナツメグ
Vanilla バニラ
その他のトッピング Whipped Cream ホイップクリーム
Cascara Topping カスカラトッピング*
Cinnamon Dolce Sprinkles シナモンドルチェ・スプリンクル
Dark Chocolate Curls ダークチョコレート・カール
Banana バナナ

*カスカラとは
Wikipediaによると、カスカラとは「コーヒーの木の実で作られたハーブティーのコーヒーチェリーティー(英語: Coffee cherry tea)」のこと。カナダのスタバでは、2017年にカスカラ・ラテが新登場。

3. 英語でスタバドリンクをオーダーするために知っておきたい、6つのこと


photo from Facebook | Starbucks Canada

1) 「数」「サイズ」「アイスかホット」「商品名」の順でオーダー

スタバでスムーズにオーダーするには、「数」「サイズ」「アイスかホット」「商品名」の4つを順番に伝えるのがベストです。

例)Tallサイズのホットのカフェラテを2つ注文したい場合:
Can I have 2 tall hot Caffe Lattes?

例)TallサイズのアイスカフェラテとGrandeサイズの抹茶フラペチーノを1つずつ注文したい場合:
Can I have a tall iced Caffe Latte and a grande green tea Frappuccino?

2) スタバで聞かれる「Room」は、ミルクやクリームを入れる余地=スペース

ドリップコーヒーを頼んだ際には、“Do you need some room?”と聞かれます。
これは、自分でミルクやクリームを入れるスペースが必要かということです。
“Yes, please.”と答えると、カップになみなみとコーヒーが注がれず、1cmほどのroom(余地)を残しておいてくれます。

3) 名前を聞かれたら、スペルも伝えよう

photo from Facebook|Starbucks Canada

お店が混んでいる場合は、カップに書く名前を聞かれます。
“What is your name?”“Can I get your name?”と聞かれたら、“Maki, M-A-K-I.”などと、スペルまで答えてあげると親切です。

4) 日本人が「Decaf(ディカフェ)」と言うと通じないのはなぜ?

カフェイン抜きという意味のディカフェ。
英語っぽくディカフェと言っても、カナダ人には中々通じません。
英語でディカフェは、Decaf[díːk`æf]
カタカナで書くと「ディーカッフ」に近く、最初のDeにアクセントを置きます。

5) 「店内で(here)」もしくは「持ち帰り(to go)」?

特に食べ物をオーダーした時には、店内で食べるか持ち帰りかを聞かれることがあります。

“Is that to have here or to go?”
“For here or to go?”
店内でお召し上がりですか?それとも持ち帰りですか?

“For here, please.”, “To go, please.”
店内で食べます。/持ち帰りでお願いします。

6) よく見るアレやコレは、英語で何と言う?

▶︎マドラー「Stir stick」
マドラーは、実は英語ではありません。混ぜる棒=Stir stickと言います。

▶︎緑のストッパー「Splash stick」
カップの飲み口からドリンクがこぼれないようにするために使う緑のスティックは、正式名称が「Splash Stick」。スタバの店員さんの間では、「Stopper」や「Anti-spilling stick」、時には「Green stick」と呼ばれているそうです。
ドリンクを持ち運ぶ時には、是非この「Splash Stick」をもらいましょう。
この棒をマドラーとして使う人も多いそうですよ。

▶︎カップの蓋「Lid」
カップの蓋は、サイズごとにカウンターに置いてあります。

▶︎カップに付けるカバー「Sleeve」
熱さを軽減するためのダンボール状のカバー。ホットでも、ドリンクによっては付かないこともありますが、店員さんに言えばもらえますよ。

▶︎持ち運び用トレイ「Tray」「Drink Tray」
持ち帰り用に複数のドリンクを持ち運ぶのに便利!カウンターでもらいましょう。

4. スタバで、オーダーから受け取りまでを英語で(流れはこんな感じです!)

photo from Facebook | Starbucks Canada

Barista: Hi, how are you?

You: I’m good thank you.

Barista: What can I get for you?
何をお召し上がりになりますか?

You: Can I get a tall Dark Roasted coffee and a grande green tea Frappuccino, please? Could you make the Frappuccino half sweet?
Tallサイズのダークロースト・コーヒーを一つと、Grandeサイズのグリーンティーフラペチーノを一つください。フラペチーノをハーフスイート(甘味半分)にしてもらえますか?

Barista: Sure. Is that everything?
もちろんです。以上ですか?

You: Yes.
はい

Barista: That’ll be $XX. How would like to pay?
お会計は$XXになります。お支払い方法はどうされますか?

You: With my Starbucks card, please. Here you go.(カードを渡す)
スターバックスカードでお願いします。はいどうぞ。

Barista: Here you are.(カードが返却される)Do you need a balance for your card?
どうぞ。カードの残高を知りたいですか?

You: No, I’m okay.
いいえ、大丈夫です。

Barista: Do you need some room for milk or cream?
(コーヒーカップに)ミルクやクリームのスペースは必要ですか?

You: Sure, thanks.
はい、ありがとうございます。

Barista: Here is your coffee, and your Frappuccino will be ready over there. What is your name?
こちらがコーヒーで、フラペチーノは向こうで受け取ってください。あなたのお名前は?

You: Maki, M-A-K-I.
Maki、(スペルは)M-A-K-Iです。

(店員が、フラペチーノのカップに名前を記入)

Barista: Have a nice day!

You: You too!

5. お財布いらずで事前オーダーからポイント管理まで!アプリがとっても便利

アプリで事前にオーダーをしておけば、列に並んで注文する→注文した商品が出来上がるのを待つ必要なしです!特に仕事や授業前に、スタバでパパッと飲み物や食べ物を購入したい時にとっても便利。
現時点ではピックアップの時間指定はできませんが、ほとんどの商品が「2,3分〜5分でready」「約10分でready」などと表示されるので、スタバに向かう少し前にアプリで注文をしましょう。

支払いはアプリ上で行うことができるので、スタバの店内に入ったらピックアップカウンターへ直行し、自分がオーダーした商品を受け取るだけです。
注文履歴やポイントの確認もアプリでできます。

6. スターバックスの特典プログラム。特典や作り方は、こちら!

スタバ愛用者は是非持っておきたい、スターバックスカード。
特典プログラムが充実しています。詳細は、LifeTorontoのこちらの記事をご確認下さい。

これで、英語でスタバのオーダー・カスタマイズもバッチリです!

是非色んなカスタマイズを試して自分のお気に入りを見つけてくださいね。

「スタバの店員さん直伝、スタバの人気カスタマイズ10選」も参考にしてください♪

(記事リンク)

Topへ