週3時間半営業!?トロントで唯一手打ち蕎麦が食べられるSoba Canadaに行ってきた!

   
  

トロント生活も約1年、これまでも様々な日本食を食べ歩いてきた私でしたが、日本では年越しに欠かすことの出来ないあの料理の存在をすっかり忘れていたことに気が付きました!

蕎麦

そう、蕎麦です。「久しぶりに、美味しい蕎麦が食べたいなぁ・・・」と思っていた先日、こんな噂を耳にしました。
 
「週に3時間半だけ営業する、手打ち蕎麦のお店がトロントにあるらしい・・・」

そんな、まるで映画にでも出てくるような素敵なお店が、しかも手打ち蕎麦を食べることが出来るお店が、本当にトロントにあるのだろうか?

というわけで今回は、トロントで唯一手打ち蕎麦が食べられると評判の「Soba Canada」さんへ行ってきた様子、蕎麦へのこだわりや思いについても伺いましたので、ご紹介致します!
 
*以下記事内におきましては、料理としてのそばを「蕎麦」、食料・植物としてのそばを「ソバ」と表記しております。

毎週火曜、蕎麦屋に変身!?気になるそのお店の正体とは・・・?

地下鉄Bloor-Yonge駅の目の前、Yonge streetとBloor streetの交差点を東へ3分ほど歩いたところに、今回ご紹介する「Soba Canada」さんはあります。

実はこのお店、普段はお寿司と和食のお店として営業していらっしゃるIchiriki Japanese Restaurantさんが、毎週火曜日のPM5時~8時半の3時間半のみ「Soba Canada」として蕎麦屋に変身してしまうという、なんとも素敵なお店なのです!

ついに実食!!!”トロント唯一の”手打ち蕎麦、そのお味のほどは如何に・・・。

そんなわけで、はやる気持ちを抑えて早速店内へ。気になるメニューはと言うと、「ざる蕎麦」「天ざる蕎麦」といったお馴染みの品は勿論、「サラダ蕎麦」や「ちらし蕎麦」といった、是非試してみたくなる気になる一品も。寒いトロントの冬にはピッタリな温かい蕎麦もありました。

また、蕎麦とは切っても切り離すことの出来ないお酒、デザートなども豊富にラインナップされており、非常にバラエティ豊かな品揃えとなっていました!

ここからは、先日訪問した際に実際に頂いた蕎麦、2品についてご紹介したいと思います!

①天ざる蕎麦

蕎麦はもちろん、海老や茄子、アスパラといった季節の野菜の天ぷらが楽しめる天ざる蕎麦。塩で頂く揚げたての天ぷらの風味が、口の中いっぱいに広がります。蕎麦は噛みしめるほどに味わい深く、大満足の一品です!お好みに応じて蕎麦の量を大盛りに変更可能なのも嬉しいですね。
 
②おろし冷やかけ

これからの暑い季節にピッタリと言えそうなおろし冷やかけ蕎麦。大根おろしの爽やかな喉越しが印象的な一品でした。同じ冷やかけ蕎麦である、「海藻冷やかけ」や「いくら冷やかけ」、「ずわい蟹冷やかけ」も非常に気になる一品です!
 
 
メニューをご覧いただくとわかる通り、季節限定のメニューやデザート、蕎麦以外の一品メニューも充実していますので、一年を通じて蕎麦の美味しさを味わえそうですね!

秘密は人口わずか20人の村にあり!?知られざるソバの生産地・マニトバ州に迫る!

ここでは、Soba Canadaの蕎麦のルーツについて迫っていきたいと思います。

現在Soba Canadaで提供される蕎麦は、オンタリオ州の西に位置するマニトバ州ガーランド産のみを使用しています。

カナダの中央に位置することから「カナダのへそ」とも呼ばれるマニトバ州。ガーランドという村についてSoba Canada店主の飯塚さんにお話を伺ったところ、州都ウイニペグから450km離れたところに位置し、人口わずか20人ほどの小さな村、という驚きの事実を教えていただきました。

マニトバ州はソバの生産量でカナダ全土のおよそ7割を占めており、Soba Canadaではガーランド産のソバ3品種に加え、「キタワセ」と呼ばれる日本由来の品種を店主の飯塚さん自ら毎年現地で調達、使用しています。
 

【参考】なお、日本政府が発表している重量ベースによる国内食料自給率において、ソバは例年20%前後を推移しており、2012年のデータによると、カナダは中国、米国に次ぐ日本へのソバ輸出国となっています!(978トン・財務省発表による)

キーワードは”三たて+α”。素材の味を最高の状態で!

更に、味の秘密をもう一つご紹介しましょう。美味しい蕎麦の条件として、しばしば「三たて」という言葉が挙げられます。これは
 
①挽きたて ②打ちたて ③茹でたて

の総称なのですが、Soba Canadaではこれに加えて“採りたて”への強いこだわりがあるといいます。

一般的な保存方法では長くて半年、ものによっては1ヶ月が限度と言われているソバを、温度や湿度を徹底的に管理することで、常に新蕎麦の風味を維持しているというのです。

食べた時、口の中一杯に広がったあの蕎麦の風味の秘密は、こんなところにあったのだということが改めてよくわかりました!

「メイドイン・カナダ」が生み出す本物の味。火曜の夜は”Soba Night”へ!

いかがでしたでしょうか?「良い素材を、最高の状態で」という店主・飯塚さんの思いから生まれた「Soba Canada」

1週間に一度だけ味わうことのできる「メイドインカナダ」の手打ち蕎麦には、蕎麦に対する「愛情」がたっぷりと込められていました!

今度の火曜日、Soba Canadaで本物の味を楽しんでみてはいかがでしょうか?

■Soba Canada
住所/120Bloor St E,Toronto,ON (Ichiriki Japanese Restaurantさん内)
TEL/416-436-7997(予約可能)
不定休の場合がありますので、事前にご確認されることをオススメします。
営業時間/毎週火曜日5時~8時半
WEBサイトはこちら

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