オンタリオ州のスーパー No Frills 従業員1,200人以上がストライキする可能性

  

カナダ最大の食品小売業者といえば、Loblaw。そんな Loblaw が所有するカナダ・オンタリオ州で人気のディスカウントスーパー No Frills(ノー・フリルズ) で、11月20日(月)までに合意に達しなければ、従業員1,200人以上が近くストライキに突入する可能性があることが明らかになりました。

この発表は、カナダの大手食料品店がインフレ抑制に十分な努力をしているかどうかについての監視が昨今高まる中、Loblawが最新の四半期報告書で利益が増加し、6億2,100万ドルになったと報告後に行われました。(前年同期は5億5,600万ドル)

Unifor National PresidentのLana Payne氏によると、「Loblawは、スーパーの従業員たちの賃金を引き上げ、労働条件を改善し、より多くのフルタイムの雇用を創出する用意を整えなければならない。 従業員たちには、まともな仕事と給料が与えられるべきだ。」と語っています。

No Frillsの従業員は Lablaw に対して、賃金の改善や福利厚生と年金の拡充、スケジュールの改善、セルフレジ導入に関する雇用保護、フルタイム雇用の数を増やす取り組みなどを求めているようです。

契約交渉は進行中ですが、ストライキの期限は11月20日(月)午前12時1分に設定されているため、合意に至らなければ20日(月)からオンタリオ州のNo Frillsでストライキが起きる可能性があります。

インフレ急騰の中でも高収益を上げているとして批判されている Lablaw。今後進展があれば、またLifeTorontoでもお伝えしたいと思います。

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