ジャスティントルドー首相から正式に、早ければ2021年から使い捨てプラスチックを禁止する方針が発表されました。
カナダ、早ければ2021年から使い捨てプラスチックを禁止
6月10日(月)、ジャスティントルドー首相から早ければ2021年から使い捨てプラスチックを禁止する方針が発表されました。
今回の方針は、カナダの全土のプラスチックによる汚染を減らし、環境を守ることを目的としています。
Canadians are tired of seeing our beaches, parks, streets, and shorelines littered with plastic waste. Learn more about the action we’re taking to ban harmful single-use plastics: https://t.co/GZBt0K10Nt #BeatPlasticPollution pic.twitter.com/eZ0yT8ckY5
— Justin Trudeau (@JustinTrudeau) June 10, 2019
そもそもカナダでは現在使用されているプラスチックの10%以下しかリサイクルされていない現実があり、使い捨てプラスチックを禁止しなければ、2030年までに毎年110億ドル相当のプラスチック材料を廃棄する見込みとなっています。
上記の背景を踏まえて政府は以下を予定していて、「#BeatPlasticPollution」を掲げています。
※ビニール袋、ストロー、プレート、マドラー、カトラリー(ナイフ、フォーク、スプーン)など
■ 州や地域と協力して、プラスチック製品を製造したり、プラスチック包装を使用して製品を販売したりする企業に、スタンダードや目標を導入
Today, we're announcing new measures to tackle the plastic pollution problem. As early as 2021, Canada will ban harmful single-use plastic products — such as plastic bags, straws, and cutlery — where supported by scientific evidence. We can, and we must, #BeatPlasticPollution. pic.twitter.com/WF1g8UONY9
— Catherine McKenna ?? (@cathmckenna) June 10, 2019
またカナダ政府は、プラスチック廃棄物の管理方法を改善し革新的なソリューションに投資することで、180万トンものの炭素汚染を削減し、数十億ドルの収益を生み出し、約42,000の雇用を創出することができるとしています。
今後、使い捨てプラスチックの代替え策を政府がどのように取り組んでいくのか注目です。
One garbage truckload of plastic waste enters the ocean every minute. ⏲️??
If we don't act now, by 2050 there will be more plastic waste in our ocean than fish. ?️>?
Time to #BeatPlasticPollution ⤵️https://t.co/9UCYohJ3a0
— Andy Fillmore, MP (@AndyFillmoreHFX) June 10, 2019