新しい医薬品が私たちのもとに届くまでには、その安全性や有効性などを確認するために、人を対象とした治験(Clinical Trial)が重要な役割を果たしています。普段、私たちが使っている薬も、治験の工程を経て流通しているんですよね。
そして、この記事を読んでいる皆さんの中には、治験に興味がある方もいるかもしれませんが、
- なんとなく怖い……
- 海外の治験って安全なの?
- 治験謝礼金が高額なのは、その分危険ということ?
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、CHIKEN GLOBAL(治験グローバル)が案内している2026年秋にアメリカ・フロリダ州で実施予定の2つの治験を紹介するとともに、「そもそも治験とは何なのか」「安全性はどのように守られているのか」について解説します。
アメリカをはじめ、カナダに住んでいる日本人も歓迎ということなので、ぜひ確認してみてください。
そもそも「治験」って何?治験グローバルについても紹介
治験(Clinical Trial)は、人を対象に医薬品などの安全性や有効性を正しく評価・検討するための臨床試験です。
新しい薬は、研究室などでの試験を経て、すぐに一般向けに販売されるわけではありません。人に使用したときにどのような作用があるのか、どのような副作用が起こる可能性があるのか、期待する効果が得られるのかなどを段階的に調べていきます。
安全性の詳細については後述しますが、アメリカで行われる治験はFDA(米国食品医薬品局)の規制・監督のもと、参加者の権利・安全・福祉を守るための基準が設けられています。さらに、IRB(治験審査委員会)が研究計画を審査・継続的に監督するなど、治験参加者を保護する仕組みが整えられています。
また、新薬の臨床試験では一般的に Phase 1(第I相)、Phase 2(第II相)、Phase 3(第III相)と段階的に試験が進められます。Phase 1では健康な成人が対象となることが多く、一般的に20~80人程度の参加者で、薬の副作用や体内でどのように代謝・排泄されるかなどを調べます。
そして、こうした治験で得られたデータは、その薬を承認するかどうかをFDAが判断する際の重要な材料となります。
治験グローバルについて

今回紹介する治験の参加者募集を行っているのが、治験グローバルです。
治験グローバルは治験ボランティアの募集を専門に行う独立系の契約会社。イギリスを拠点として、ヨーロッパおよびアメリカの海外の治験施設と協力し、日本人をはじめとする東アジア系参加者を対象とした治験のリクルートメントを17年行っている実績があります。
ボランティアといっても、治験の参加者には、治験に費やす時間や参加に伴う負担・不便などに対して謝礼が支払われます。何度も治験に参加している人も多数いるとのことです。
通常、治験では健康状態や年齢、BMIなど参加するための条件が設定されています。治験グローバルで治験に参加する一般的な順序は、以下のようになります。
- Webからボランティア登録
- 治験スタッフとの電話問診
- 治験施設へ行くため海外渡航
- 現地施設での事前検診
- 事前検診結果に問題なければ治験に参加
※協力費の額、交通費の補助は治験の期間や種類によって異なります。長期試験の場合は、試験期間中に分割してお支払いがあります。
【カナダからも参加可能】2026年秋、アメリカ・フロリダ州で実施予定の治験2件
現在募集されているのは、アメリカ・フロリダ州で2026年秋に実施予定の以下の2つの治験です。どちらも交通費の補助があるので、カナダ在住者も応募しやすくなっています。
① 【謝礼金最大約2万カナダドル】フロリダ州デイトナ・ビーチで行われる治験

1つ目は、フロリダ州デイトナ・ビーチの治験施設で実施予定の治験です。事前検診は10月22日(木)、23日(金)で、入院だけでなく、複数回の外来受診が予定されています。
| 治験施設 | アメリカ・フロリダ州デイトナ・ビーチの治験施設 |
|---|---|
| 治験概要 |
|
| 事前検診 (コホート6) |
※日程は変更となる可能性があります。 |
| 治験内容 |
|
| 謝礼 |
最大 US$14,836 ※アメリカの社会保障番号(SSN)または納税者識別番号(ITIN)をお持ちでない方は、30%の減額となります。 |
| 参加条件 |
|

こちらの治験は、外来受診が9回予定されているため、入院期間だけでなく、その後のスケジュールについても確認してから応募することが大切です。
喫煙が薬の体内での動きや検査結果に影響する可能性があるため、「健康な成人」を対象にした治験では、喫煙者が対象外になるケースは珍しくありません。しかし、この治験はクリニックの規定に沿えば喫煙者でも参加できるため、より多くの人に門が開かれているといえます。
気になる方は、以下のページをチェックしてください。
詳細はこちら↓
https://note.com/chiken_chiko/n/nb9ace55e7d82
【応募は1-2分で完了】
① ボランティア登録(約1分)
https://chikenglobal.com/登録フォーム/
② メール送信(コピペでOK)
[email protected]
件名:治験番号14参加希望
本文:氏名/年齢/性別/現在、住んでいる国
※ 登録後すぐ送信でOK
※ 治験グローバルのリクルートチームより順次連絡があります
②【謝礼金約1万カナダドル】女性限定!フロリダ州マイアミで行われる治験

2つ目は、フロリダ州マイアミで実施される女性限定の治験です。主な条件・内容は以下の通りです。
| 治験施設 | アメリカ・フロリダ州マイアミの治験施設 |
|---|---|
| 治験概要 |
|
| 事前検診 (グループ2) |
※日程は変更となる可能性があります。 |
| 治験目的 | 自己免疫疾患治療薬と経口避妊薬の相互作用の検証 |
| 投与形態 | 経口投与 |
| 謝礼 |
最大 US$7,325 ※アメリカの社会保障番号(SSN)をお持ちでない方は、30%の減額となります。 |
| 参加条件 |
|
事前検診は10月下旬が予定されています。19泊20日と比較的長期間の滞在となるため、応募前にはスケジュールや参加条件をしっかり確認しておきましょう。
詳細はこちら↓
https://note.com/chiken_chiko/n/n3014bdf69fb3
【応募は1-2分で完了します】
① ボランティア登録(約1分)
https://chikenglobal.com/登録フォーム/
② メール送信(コピペでOK)
[email protected]
件名:治験番号17参加希望
本文:氏名/年齢/性別/現在、住んでいる国
※ 登録後すぐ送信でOK
※ 治験グローバルのリクルートチームより順次連絡があります
アメリカの治験って危なくないの?安全性を守る5つの仕組みについて
ここで気になるのが治験の安全性ではないでしょうか。
大前提として治験にはリスクがありますが、世界中の治験は GCP(Good Clinical Practice) と呼ばれる基準に基づいて実施され、厳格に管理されています。
また、アメリカでは参加者を不必要なリスクから守るためのさまざまな仕組みが設けられているので、紹介します。
① FDA(米国食品医薬品局)による規制・監督
アメリカで重要な役割を担っているのがFDA(米国食品医薬品局)です。
新薬の臨床試験を開始する際には、原則としてスポンサーがIND(Investigational New Drug Application: 治験薬の臨床試験実施に関する申請)をFDAに提出します。FDAは、臨床試験に参加する人が不必要なリスクにさらされないよう、試験の設計や実施を監督しています。
② IRB(治験審査委員会)が治験を審査
アメリカでは、FDAだけでなく、IRB(Institutional Review Board/治験審査委員会)も参加者を守る重要な役割を担っています。
IRBは人を対象とする研究を審査・監視する独立した委員会で、研究計画や参加者への説明資料などを確認します。
FDAの規則上、IRBには研究を承認する、修正を求める、承認しない権限があります。治験開始後も継続的な審査・監視が行われ、参加者を保護するための適切な措置が取られているか確認されます。
③ 参加前に「インフォームド・コンセント」/ 治療参加はいつでもとりやめられる

治験では、原則として参加する前に「インフォームド・コンセント」のプロセスがあります。
治験で何をするのか、どのくらいの期間が必要なのか、予測されるリスクや不快な症状、期待される利益などについて説明を受け、質問したうえで参加するかどうかを判断します。
そして、治験への参加は本人の自由意思です。
不安なときは治験スタッフに相談でき、同意書に署名した後でも、参加者は理由を問わず治験から離脱できます。
④ 治験中も安全性を確認
安全性のチェックは、治験が始まる前だけではありません。
治験中に参加者に健康上の問題や副作用などが確認された場合、その情報が収集・評価されます。アメリカではINDのスポンサー(治験を計画・開始し、その実施に責任を持つ主体)に対して、重篤かつ予期されない副作用の疑いなど、一定の基準に該当する安全性情報をFDAや治験に参加している研究者へ報告することが義務付けられています。
さらに治験によっては、DMC(データモニタリング委員会)など、専門家で構成される委員会が設けられ、治験の進行中に蓄積されるデータを確認し、参加者の安全性などについてスポンサーに助言する場合もあります。
このように、治験は開始前に安全性を確認して終わりではなく、実施中も新たに得られる情報を確認しながら進められます。
⑤ 必要ならFDAが治験をストップすることも
重大な問題が確認された場合などには、FDAが「Clinical Hold(クリニカル・ホールド)」を命じることがあります。これは、これから始まる臨床試験を延期したり、すでに行われている試験を停止したりする措置です。
Clinical Holdとなった新規の治験では参加者に治験薬を投与できず、進行中の場合も原則として新規参加者への治験薬投与などが停止されます。
このように、FDA、IRB、研究者・医療スタッフなど複数のレベルで参加者を保護する仕組みが設けられています。
最後に:より良い治療のために欠かせない治験。カナダからも参加可能
? 10月開始???アメリカ フロリダ州デイトナ・ビーチ治験 北米にお住まいの??日本人、大歓迎??
こちらもまだまだ募集しております!
交通費も補助されますので遠方の方も奮ってご応募ください。https://t.co/bzfdLuxcsT— 治験のチコちゃん|??フロリダ治験2件募集中 (@chiken_chiko) September 21, 2026
今回紹介した治験では最大で約1~2万カナダドルの治験謝礼金が提示されているため、「そんなにもらえるということは危険なのでは…?」と思う方もなかにはいるかもしれません。
ただ、謝礼金の金額だけを見て、その治験が安全か危険かを判断することはできません。治験によって拘束期間、入院日数、通院回数、検査内容などが大きく異なるためです。
この秋、女性限定の治験がアメリカのフロリダ州マイアミで始まります??
詳しい日程は下記noteから!https://t.co/3NH15DjraO— 治験のチコちゃん|??フロリダ治験2件募集中 (@chiken_chiko) September 18, 2026
参加を検討する場合は、治験謝礼金だけで参加を決めるのではなく、説明を十分に受け、内容やリスクを理解したうえで、自分自身で参加するかどうかを判断することが大切です。
今回紹介した2つの治験に興味がある方は、まず募集要項や参加条件を確認し、不明な点を治験グローバルに問い合わせてみてはいかがでしょうか。
治験グローバル(CHIKEN GROBAL)
【謝礼金最大約2万カナダドル】フロリダ州デイトナ・ビーチで行われる治験
https://note.com/chiken_chiko/n/nb9ace55e7d82
【謝礼金約1万カナダドル】女性限定!フロリダ州マイアミで行われる治験
https://note.com/chiken_chiko/n/n3014bdf69fb3
治験グローバルが運営するSNS 治験のチコちゃん
【X】【Instagram】【Threads】



B!


