カナダ・トロントの観光名所セントローレンスマーケットで見つけた日本では珍しい野菜果物5選!

  

トロントにお住まいの方は誰もが知っているトロントの名観光地といえば「セントローレンスマーケット(St. Lawrence Market)」ですよね!

トロント市民の台所的存在のセントローレンスマーケットでは、毎日新鮮な野菜や果物がたくさん並べられているので、青果好きにはたまらない場所!(青果だけでなく、鮮魚・精肉・デリも充実!)

そして先日2019年7月、野菜ソムリエライターのHiroがセントローレンスマーケットを訪問してきました!

そこで今回は、セントローレンスマーケットの雰囲気をお伝えするとともに、マーケットで見つけた日本ではまだ珍しい野菜果物も併せて紹介します( ◠‿◠ )

 

はじめに:セントローレンスマーケット(St.Lawrence Market)について

トロントのユニオン駅から徒歩で約10分で行くことができるセントローレンスマーケット。年中オープンしていて、毎週土曜にはマーケットノースでファーマーズマーケットも開催されているので、野菜果物好きならマストの観光地です。

パブリックマーケットは既に200年以上続いていて、観光客だけでなく地元の人も訪れる人気の場所となっています。1階と2階に分かれていて、どちらの階にも青果店が並んでいますよ。

今回は金曜日に訪れたので残念ながらファーマーズマーケットには行けなかったのですが、通常のマーケット内に青果店が5店舗以上入っていたので、たっぷり楽しめました!少しマーケット内の様子を写真でお届けします。

(広々としたマーケット内には鮮魚・精肉のお店もたくさんあります)


(ベリー系がたくさん並んでいました)


(夏の果物、桃・プラム・ネクタリンも盛りだくさん)


(朝10時頃に訪れたのですが、たくさんの人がいました。観光で訪れている感じの人も多かったです)


(1階にはお土産屋さんも並んでいて、メープルシロップ祭り。日本語表記も)


(ベーカリーやデリのお店もたっぷりで、マーケット内で食欲そそる食べ物がたっぷり)

ということで、セントローレンスマーケットを訪れたことがない方にも、マーケット内の雰囲気はなんとなくでも伝わったかと思います!

それではここから、セントローレンスマーケットで見つけた、普段日本ではあまり手に入らないような野菜果物を紹介します。

 

セントローレンスマーケットで見つけた普段日本ではあまり手に入らないような野菜果物5つ

1.フラットタイプのネクタリン

まず紹介したいのが、蟠桃(写真左:平たい桃)の隣にある平たいネクタリン!(Donut Peachという名前で販売されていましたが、ネクタリンですwたしかに桃の一種ではあるのですが・・・)

蟠桃(ばんとう、と読みます)ですら日本でかなり手に入りにくいかと思うのですが、平たいネクタリンはもっとレアかも?

味は普通のネクタリンと変わらないと思うのですが、見た目で楽しめるっていいですよね!

 

2.ワイルドブルーベリー

野生種の小粒ブルーベリーがワイルドベリーです。

ワイルドブルーベリーは北米(カナダ東部の州とアメリカのメイン州)で栽培されている果物で、カナダが世界最大の生産国なんですよ。古くから北米の先住民が摘んで食用にしていました。

普通のブルーベリーより高価な理由は、そもそもの収穫に2年を費やしていることも一因。
また、アントシアニン含有量が普通のブルーベリーに比べ約2倍といわれています。味わいが一般のブルーベリーとはまた違うので、見つけたらぜひ購入してみてください。

 

3.ハバネロ

日本でも暴君ハバネロなどのお菓子でブームが一時きた(?)ハバネロが置いてありました。

普通のスーパーなんかに行ってもたまに見かけるので、実はカナダではけっこう一般的に売られているイメージが個人的にあります。

辛さの度合いをあらわすスコヴィル値(SHU)は 100,000から350,000 といわれています。(参照:ウィキペディア

参考までに鷹の爪のスコヴィル値は 40,000~50,000 ぐらいなので、相当辛いことが分かりますね~(・_・;)

 

4.サマースクウォッシュ

サマースクウォッシュはその名の通り、夏の間に出回る円盤型のズッキーニのこと。その見た目から UFOズッキーニなんて呼ばれることもあります。

以前ファーマーズマーケットの人に「これ、どうやって食べるの?」と聞いたら、「肉詰めにしてもおいしいよー」と言ってました。

見た目が面白いので、食べるまでインテリアとして楽しむのもいいですね~ ( ・◡・ )でも腐る前に食べてくださいね♪

 

5.レッドカランツ(ふさすぐり)

最後に紹介するのは、レッドカランツ。和名はふさすぐりで、赤々とした鮮やかな色合いが非常に美しい夏の果実です。

レッドカランツは酸味が強く、ジャムやジュースづくりにぴったり。他にも白っぽいホワイトカランツ(甘酸っぱい)、ブラックカランツ(カシスともいう)もありますが、日本のスーパーではほとんど見かけないのではないでしょうか?

肉料理のソースに使うのも人気のカランツ、ぜひ日本でも見かけた際はぜひ購入してみてください。

 

セントローレンスマーケットは野菜果物好きなら一度は訪れてみたい聖地

ということで、簡単ながらセントローレンスマーケットで見つけた日本ではまだ珍しい(であろう)野菜果物5つを紹介しました!

青果以外にもずらりとお店が並んでいるので、一店舗一店舗じっくり見ていくと、かなり時間を費やすかと思います( ◠‿◠ )

この記事を日本から読んでいる方がいたら、ぜひトロント旅行の際はセントローレンスマーケットを訪れてみてください。お土産屋さんも豊富にあるので、ここでお土産探しするのもオススメです!

また、トロントでこの記事を見てくださっている方、ぜひ次回はセントローレンスマーケットで珍しい野菜果物を巡る冒険をしてみてください~!

St.Lawrence Market
営業時間:ノース / ファーマーズマーケット:土曜 5am – 3pm
サウスマーケット(今回訪れたところ):
火 – 木 – 8am to 6pm
金 – 8am to 7pm
土 – 5am to 5pm
アンティークマーケット:日 – 夜明け – 5pm

住所:93 Front St E, Toronto, ON M5E 1C3

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