緊張を解消!入国審査の流れと押さえておきたいポイント4つ。英語回答フレーズ例

  

コロナ禍が少し落ち着いてきた中で、カナダをはじめ海外旅行や留学を考えている人もいるかもしれません。そんなときに心配になるのが入国審査ではないでしょうか?特に日本から海外へ行くのが初めてという人は、

「入国審査をミスしたらどうしよう。今から緊張する・・・」
「入国審査官から一般的にどんな質問があるのか知って対策しておきたい」

など気になる点も多いですよね。バンクーバーやトロントなどカナダ留学をする人も避けては通れないこの「入国審査」。旅行とは違って、ビザ発給の手続きもあるのでさらに緊張しますよね。(怖がらせたらすいません汗)

そこで今回は、入国審査の流れや押さえておきたいポイント、そしてよくある質問と回答の英語フレーズを、カナダの現地留学エージェント「メープル・エデュケーション留学センター」のスタッフがまとめてみたので、参考にしてみてください。

入国審査って何?その流れは?

入国審査は、異なる国へ入国する際にその人の身元情報と渡航の目的を審査することを指します。入国審査官(Immigration officer)からは渡航に関する質問があるので、何も分からない状態で入国審査に行くと戸惑ってしまう方もいます。

無事に入国審査が終われば、晴れて入国することができます。逆に入国審査で問題があれば別室に連れていかれたり、最悪のケース入国拒否で強制送還となる場合もあるので、気を付けましょう。

日本から留学で渡航する場合、バンクーバーやトロントの国際空港での入国審査までの流れを大まかに説明すると、以下のようになるかと思います。

1. 空港に到着し入国審査場へ進む
※カナダ永住権保持者ではない場合、「NONRESIDENTS(非居住者)」「VISITORS(観光客)」などと書かれた列を見つけてください

2. キオスク端末で個人情報を入力
※言語選択可能で日本語入力OK

3. 入国審査
※カウンターの前に並び、入国審査官に呼ばれたら、審査官の元へ行きます
※パスポート、ビザに関するレター、渡航するビザにあわせて必要書類を準備

※観光、学生、ワーホリ、どのビザで入国するかによっても入国時に必要な書類は変わってきますので、漏れのないようしっかり確認して準備をすすめましょう。メープルエデュケーション留学センターを通してカナダ留学、ワーホリをされる方はもちろん渡航前に必要書類を一緒に確認させて頂いております!


4. 移民局オフィスでビザを発行してもらう(※旅行者の方は不要)
※パスポート、ビザに関するレター、学生の場合は入学許可証を準備

5. Baggage Claimで自分の手荷物を探す
※搭乗した便が表示されている場所を探してください

※移民局での手続きと荷物受け取りの順序は空港によっても異なるので注意!


6. 税関
※荷物を手に入れたら出口へ進み、出口前にいるスタッフの方にキオスクで印刷した紙を渡します

7. 入国
※お疲れ様でした

 

いざ入国審査。気を付けたいポイント4つは?

入国審査では、審査官が「この人は入国させても大丈夫」となれば、パスできます。日本のパスポートは信用性も高く、日本人の方で引っかかることはそこまでないのかもしれません。質問無しでパスできるケースもあります。

何度経験してもなぜか毎回緊張してしまう(?)入国審査ですが、気を付けたいポイントを押さえておけば、そこまで緊張する必要はありません!

初めての方も、以下4つのポイントをしっかり押さえ、シミュレーションしてから臨むといいかもしれません。

 

1.焦らず、分からないことは聞き返す。あやふやに答えない。

オフィサーの人って強面の人が多かったりするのですが、もし英語が聞き取れなかったり質問が分からなかったりした場合は、なんとなくで Yes/No と答えず、一旦落ち着いてもう一度言ってもらえるようお願いしましょう。英語が苦手であることを伝えれば、ゆっくり喋ってくれるはずです。

英語がどうしても分からない場合は、日本語通訳者を読んでもらうのも手です。

また、英語が苦手であれば、英語表記のメモを持参して入国審査に臨むと緊張も和らぐかもしれません。

■ 英語が苦手なんです。もう一度言ってもらえませんか?
「I’m not good at English. Can you please say it again?」

■ 何と言いましたか?
「Sorry?」

■ 日本語通訳者を呼んでください
「Japanese speaker, please.」

 

2.聞かれたことのみシンプルに答える

入国審査ではオフィサーの人にいくつか質問をされますが、聞かれていない余計な情報は渡さないようにしましょう。

ポイントは聞かれたことのみに対してシンプルに答えること!

入国審査でよくある質問は後ほど紹介しますが、質問によっては文章ではなく、 Yes / No など単語で答えるだけでも大丈夫です。

逆に聞かれたこと以上に喋り過ぎると、詮索されて突っ込まれたりするので、注意です。

 

3.嘘はつかない

当たり前のことですが、入国審査では絶対嘘をつかないように!

特に今の時代、アプリケーションなどはすべてオンラインで見られるため、嘘をついても後でバレるので止めましょう。

 

4. 確認はその場で

最後は移民局オフィスでの注意点となりますが、許可証と引き換えにビザを発行してもらった際はその場を立ち去る前に落ち着いて、必ず名前や期限など permit に記載されている情報を全て確認しましょう。

移民局のオフィサーはなかなかな確率で記載ミスをしますので、きちんと確認し、もし間違えを見つけた場合は「後で直せばいいかな…」とは思わずに、必ずその場で申し出て修正をしてもらってください。後で直してもらうのは手間もかかり大変です。。

【間違えの例】
名前のスペルが違う
生年月日が違う
出身国が日本ではない全く違う国になっている
ワーホリは到着日から1年間で発行されるはずなのに期間が短い
※パスポートの期限が足りない、保険に1年間入ってなかった場合を除く

 

入国審査時によく聞かれる?知っておきたい英語フレーズの例

最後に、入国審査でよく聞かれる質問と英語での回答例をリストしてみたので、参考にしてみてください。英語が苦手という方も、以下を把握しておけば、ある程度心の準備もできるのではないでしょうか?

※日本国籍保持者はカナダへ渡航する際のVisaは免除の国となっているため、一般的に学生ビザやワーホリビザと呼ばれているのは厳密にはPermit(許可証)の事を指しています。

英語で学生ビザやワーホリビザについて受け答えをする場合は【学生ビザ=Study Permit(スタディ・パーミット)】、ワーホリビザは雇用主が限定されない就労ビザでの入国となるので【就労ビザ= (Open)Work permit((オープン)ワーク・パーミット)】という言葉を使うようにしましょう!

よく聞かれることの代表的な例

  • 今回の滞在目的
  • 滞在する期間
  • 滞在する場所

今回の滞在目的

(質問)
■ 滞在目的は何ですか?
「What’s the purpose of your visit?」

※purpose(パーパス)という単語を聞き逃さないようにしましょう

(回答例)
■ 観光ビザでの短期留学の場合:
「Sightseeing and studying English.」

■ 学生ビザの場合:
「Study.」

■ ワーキングホリデーの場合:
「Working Holiday.」

※ワーキングホリデーはあくまで休暇が目的のビザのため、ただ「work.」とは答えない方が無難です。もし何をするのか詳しく聞かれた場合は「travel(/sightseeing) and work.」などと答える事をおすすめします

 

滞在する期間

(質問)
■ どれくらい滞在するのですか?
「How long are you staying?」「How many days will you stay?」

(回答例)
■ 1年です
「A year.」

■ 1週間です
「A week.」

■ 3カ月です
「3 months.」

 

滞在場所

(質問)
■ どこに滞在するのですか?
「Where are you staying?」「Where will you stay?」

(回答例)
■バンクーバー市でホームステイをします
「Homestay in Vancouver.」

■トロントにある〇〇ホテルです
「〇〇 hotel in Toronto.」

 

その他聞かれるかもしれない内容

★同行人がいるかどうか
(質問)
■ 一人旅行ですか?
「Are you travelling alone?」

(回答例)
■ そうです / いいえ、違います
「Yes. / No.」

■ 家族と来ました
「With my family.」

 
★職業は何ですか?
(質問)
■ 職業は何ですか?
「What’s your job?」「What’s your occupation?」

(回答例)
■ 会社員です
「Office worker.」

■ 自営業です
「Self-employed.」

■ 学生です
「Student.」

※無職と答えるのはカナダでの不法就労などを疑われる可能性もあるため避けた方が無難です

 

★帰りの航空券について
(質問)
■ 帰りの航空券はありますか?
「Do you have a return ticket?」

■ はい、こちらです。/ いいえ
「Yes, here it is. / No, I don’t have it.」

※観光ビザでの渡航の場合は必ず往復のチケットが必要
※学生ビザやワーホリは片道のみでも問題ないですが、復路チケットを持っていない場合は帰りのチケットを買えるだけの資金がある事の証明として英文残高証明の提示を求められる事があります

 
★(学生の場合)学校について
(質問)
■ どこの学校に通うのですか?
「Which school will you go to?」

(回答例)
■ 〇〇カレッジです
「〇〇 college.」

(質問)
■ 何を勉強するのですか?
「What are you studying?」

■ 何のプログラムですか?
「Which program are you taking?」

(回答例)
■ ビジネスマネジメントです
「Business management.」

■ 英語です
「English.」

ということで、入国審査では何事も焦らず落ち着いて対応できるように心構えをしておきましょう!

 

カナダ留学の相談はメープル・エデュケーション留学センターまで

メープル・エデュケーション留学センターは、カナダで20年以上数多くの留学生をサポートし続けている現地のカナダ留学エージェントです。1997年にトロントにオフィスをオープンし、2013年にはバンクーバーにもオフィスをオープンしました。

日本からの留学準備のお手伝いはもちろんのこと、カナダ到着後の生活サポート、学校相談、英語についての些細な質問など、現地サポートも充実しています。以下のような様々な留学を考えている方はまず相談してください。

■ CO-OP留学
■ 短期・長期語学留学
■ カレッジ(公立/私立)進学
■ エンターテイメント留学

さらに現在、メープル・エデュケーション留学センターではキャッシュバックキャンペーンを行っていて、最大で$1,500返ってくるチャンスも!詳細はこちらから確認してみてください。

また、カナダ留学全般に関するお問い合わせも以下のフォームからどうぞ。


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メープル・エデュケーション留学センター(Maple Education Consulting Inc.)

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