南アフリカで見つかった新型コロナウイルスの変異株「オミクロン(omicron)」が世界に広がりつつあります。世界保健機関(WHO)はオミクロン株を「懸念される変異株」に指定。世界での再感染リスクの増加が示唆されている現状です。
First cases of omicron variant confirmed in Canadahttps://t.co/fVBTYgoTke
— CBC News (@CBCNews) November 28, 2021
2021年11月28日(日)のニュースで、カナダでもオンタリオ州オタワでオミクロン株が確認されたことが明らかとなっています。
確認された2件の症例はどちらもナイジェリアに最近旅行した個人で、感染者は現在隔離に入っているとのことです。
南アフリカで確認された新型コロナの新たな変異ウイルスの感染が広がりを見せていることを受け、岸田総理大臣は記者団に対し、30日午前0時から、世界のすべての国や地域を対象に、ビジネス目的などの外国人の新規入国を、原則、停止する方針を明らかにしました。https://t.co/2ycQrhD6oc
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) November 29, 2021
そんな中、岸田総理大臣はビジネス目的の短期滞在者や留学生などを含め、すべての国・地域を対象にした外国人の新規入国を11月30日午前0時(日本時間)から当面禁止することを記者団を前に語りました。
また、臨時措置として日本人などについても、オミクロン株が確認された国・地域から日本に帰国する場合、「リスクに応じて、指定施設で厳格な隔離措置を実施する」とのことです。(カナダではオンタリオ州で確認されているため、対象がオンタリオ州限定になるのか、カナダ全土になるのかは今のところ不明です)
この水際対策強化の方針は後日正式に発表されるようで、政府は現在調整を進めているとのことです。また詳細が分かり、LifeTorontoでも次第お届けします。
NHK
全世界からの外国人入国 30日から原則停止へ 岸田首相
外務省 11月27日付
(海外渡航・滞在)新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置について