11月初旬からカナダのワクチン完全接種者は旅行目的でも陸路で米国に入国可能予定

  

以前↑の記事でもお伝えしましたが、アメリカのジョー・バイデン大統領は11月から米国への渡航禁止令を緩和し、ワクチン接種の証拠があり、COVID-19検査が陰性であれば、外国人が米国に渡航できるようにする予定であることを語っていました。

そして昨夜10月12日(火)、米国の高官は2020年3月のCOVID-19パンデミック以来、非必須の旅行のために閉ざされたカナダとメキシコとの陸路の国境再開を11月初旬頃に開始する計画を発表しました。

CBCのこちらの記事によると、米国に陸路で入るカナダ人は、国境でワクチン接種の状況について質問される予定で、旅行者が二次スクリーニングに送られた場合にのみワクチン接種の証明が必要になるようです。

また、旅行者が完全にワクチン接種している場合、COVID-19検査で陰性を示す必要はないとのことですが、詳細な決まりが正式に発表されるのを待ちましょう。

もし米国入国の際に陰性証明を示す必要がないとしても、カナダに戻る際は陰性証明が必要なので、お気を付けください。

言い換えれば、ワクチン未接種者はカナダやメキシコからアメリカに陸路で入国できません。さらに、米国での使用が承認されていないアストラゼネカのCOVID-19ワクチンが旅行資格ガイドラインの下で受け入れられるかどうかは、まだ未発表です。

そして、現時点で国境再開の正確な日付はまだ決定されていないので、こちらも注意です。

カナダのクリスティア・フリーランド副首相は「米国のパートナーとの間で、すべての詳細を明確にし、最終決定するよう取り組んでいる」と述べています。

ちなみに今回の件に関して、アメリカのブライアン・ヒギンズ議員も声明を発表。「ついに11月からドアを開けて、カナダの人たちを米国に歓迎します。これは、継続的な国境閉鎖に苦しんでいる企業や家族にとって朗報です。」と語りました。

既存の国境制限は10月21日に失効するように設定されていましたが、新しい規則が発効するまで延長されます。

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