オンタリオ州、ワクチンパスポートの新しい詳細を発表。押さえておきたいこと5つ

  

先日も記事でお伝えしましたが、オンタリオ州政府は2021年9月22日からワクチンパスポートシステムを導入します。(9月1日付の記事はこちら

そして本日9月14日(火)、新たにワクチンパスポートについての企業および組織向けの規制とガイダンスが発表されました。

今回は、オンタリオ州政府のニュースリリースの内容を5つに分けてまとめてみたので、以下で確認してみてください。

※オンタリオ州のこちらにも記されていますが、ワクチン完全接種した際に受け取ったレシートもワクチンパスポートとして使用可能です。

レシートを紛失したなど手元に無い方は、こちらの「Proof of vaccination」からダウンロードも可能です。その際はgreen photo health (OHIP) cardが必要なので注意してください。紙媒体でも画像でもワクチンパスポートとして利用可能です。

1. ワクチンパスポートが必要な場所の一覧

ワクチンパスポートシステムは、マスクを常に着用することができない「リスクの高い」屋内スペースでの保護を強化するためのものです。

以前もワクチンパスポートが必要な場所が公開されていましたが、以下が最新のものとなります。

■ レストランとバー(屋外パティオ、デリバリー、テイクアウトを除く)

■ 屋外エリアを含むナイトクラブ

■ ホールやコンベンションセンターなどの会議およびイベントスペース

■ スポーツおよびフィットネス施設とジム(ユースのレクリエーションスポーツを除く)

■ スポーツイベント

■ カジノ、ビンゴホール、ゲーム施設の屋内エリア

■ コンサート、音楽祭、劇場、映画館の屋内エリア

■ ストリップクラブ、バスハウス、セックスクラブの屋内エリア

■ レース会場の屋内エリア

■ ウォーターパークの屋内エリア

■ スタジオの観客と一緒に映画やテレビの制作が行われる屋内エリア


photo from health.gov.on.ca

上記のリストに該当する企業や組織は、ワクチン接種のレシートと身分証明書(運転免許証、出生証明書、パスポートなどのオプションを含む)を照らし合わせ、利用者がレシートに記載されている当人であることを確認する必要があります。

この新しいルールの認識と理解を高めるために、州の担当者が今週から各企業や組織を訪問するとのことです。

個人または企業がこのワクチンパスポートのルールに従わない場合は、起訴or罰金が科せられる可能性があります。

ちなみに、食料品店や医療サービスを提供する場所では、ワクチンパスポートは必要ありません。

 

2. ワクチンパスポートが適用されない場面は?

保健当局によると、特定の条件・状況ではワクチンパスポートが必要ありません。以下などが含まれます。

・12歳未満の子ども

・従業員、修理業者、配達業者、学生、ボランティア、検査官など客としてではなく、仕事の目的で出入りする人

・以下の目的のためだけに屋内エリアに入る客:
 - 洗面所の利用
 - 屋内ルートでのみアクセスできる屋外エリアに行く
 - 売店で何か購入するとき
 - 注文の支払いをするとき、受け取るとき
 - 入場チケットの購入の際

・客が屋内エリアに入って注文する際、注文したものを受け取る際(競馬場での賭けまたは賞金の受け取りを含む)、入場チケットの購入の際、健康と安全のために必要な目的で入る際

・スポーツに積極的に参加することのみを目的としてレクリエーション施設の屋内に入る18歳​​未満。観戦する目的で屋内に入る18歳未満には例外が適用されません。

・医療上の理由で医師または看護師からの書面による文書を所持している客

全ての詳細はこちらの「Exemptions」を参照してください。

 

3. 9月22日~10月22日までのワクチン認証プロセスについて


photo from health.gov.on.ca

10月22日までは、身分証明書に記載されている本人の「氏名」と「生年月日」が、ワクチン接種レシートの本人の氏名と生年月日と一致する場合、および完全に予防接種を受けている場合、ワクチン接種の証明が受け入れられます。

所有者の身元を確認するために使用できる身分証明書の例は次のとおりです。写真付きの身分証明書は必要ありません。

• 出生証明書
•市民権カード
• 運転免許証
•政府(オンタリオ州またはその他)が発行した身分証明書(ヘルスカードを含む)
•パスポート
•永住者カード

全ての詳細はこちらの「Vaccine Certification Process」と「Proving Identity」を参照してください。

 

4. 9月22日より前に州の予約ポータルからワクチン接種の証明をダウンロード or 印刷可能

ワクチンパスポートが有効となる9月22日より前に、全てのオンタリアンは州のポータルサイトからワクチン接種のレシートを印刷またはダウンロードすることが可能です。


photo from covid-19.ontario.ca

また、ワクチン接種レシートを入手するためにコンピューターやプリンターが利用できない人は、州のワクチンコンタクトセンターに電話することで支援を受けることができます。(1-833-943-3900)

 

5. 独自のQRコード付のワクチン証明書は開発中で利用開始は10月22日から

以前もお伝えしましたが、オンタリオ州はより安全、安全、便利な独自のQRコードを備えた強化ワクチン証明書を開発しています。 このQRコード付きワクチン証明書と検証用のアプリは、2021年10月22日から利用可能になる予定です。

ただ、こちらの Next Steps に記されているように、10月22日以降もワクチン接種の証明として接種レシートが引き続き使える予定です。
 

最後に:オンタリオ州政府は一部の人を対象に3回目の接種を開始

ということで、ワクチンパスポートシステムが始まるのは9月22日(水)からです。


最後に、オンタリオ州政府は感染リスクが最も高い州民を保護するために、3回目の接種を開始することを発表しました。

対象となるのは、中等度または重度の原発性 免疫不全症候の患者や後天性免疫不全症候群の患者などで、3回目のワクチン接種の場所とタイミングは、地域の計画と考慮事項に基づいて公衆衛生部門と高リスク集団によって異なるとのことです。

キーラン・ムーア博士は、「私たちのより脆弱な集団のいくつかに最高の保護を提供するために、最初の2回投与のCOVID-19ワクチンに対して十分な免疫反応がなかった可能性が高い免疫不全の人々の追加グループに、3回目の投与を提供しています。」と語り、「自分自身、愛する人、そして私たちのコミュニティを安全に保つために自分の役割を果たしてください。」とも声明文で述べています。

最後になりますが、今回のワクチンパスポート導入の発表後、ワクチン接種率が著しく増加。ワクチンの初回接種の7日間の平均は 11,400回以上でしたが、9月1日~8日の間で14,700回以上の初回接種が行われたとのことです。(29%以上の増加)

9月14日に発表された内容によると、84.5%近くの12歳以上のオンタリアンが初回接種を終えていて、2回接種を受けた人は78.2%にのぼります。

また、2021年8月7日に生まれた、GO-VAXXバスは3,700回以上の投与を行い、その50%が初回投与だったそうです。

クリスティン・エリオット副首相兼保健大臣は「COVID-19に対するワクチン接種は、オンタリオ州の学校や企業を安全に開放しつつ、地域社会や病院の能力を保護するために不可欠です。COVID-19ワクチンの初回または2回目の接種を受けていない場合は、今すぐ登録してください。」と述べています。

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