【6歳以下の子ども1人あたり最大$1,200給付】カナダ児童手当の幼児補助金、5/28に初回給付

  

子どものいる家庭の負担を軽減するために2016年から始まったカナダ児童手当(Canada Child Benefit、略してCCB)CCBは収入に基づいて毎月非課税で支払われるもので、低所得~中所得の家庭で18 歳未満の子どもの養育費を助ける目的で提供されています。

導入後最初の4年間で、435,000人近くの子どもたちを貧困から助けてきた制度ですが、6歳未満の子どもがいてカナダ児童手当の資格がある家族は、2021年に少し多くのお金を受け取ることができるのは、皆さんもうご存知でしょうか?

 

【最大4回の追加の非課税給付金】カナダ児童手当の幼児補助金 (CCBYCS:Canada Child Benefit young child supplement) 、5月28日に初回給付

国税庁長官の Diane Lebouthillier 氏と家族・児童・社会開発大臣の Ahmed Hussen 名誉大臣は、カナダ児童手当の幼児補助金 (CCBYCS:Canada Child Benefit young child supplement) を今月後半に発効することを5月上旬に発表していました。

この幼児補助金は、2021年に最大4回の追加の非課税給付金を提供し、幅広い費用の支払いを支援します。

カナダ政府のニュースリリースによると、政府は特に若い家族が COVID-19 パンデミックの予測不可能な出費の影響を受けていることを認識していて、この補助金は短期の育児の手配、健康的な食事、衣類、家族として家でできる活動などの費用に充てられることを目的としているようです。

具体的に言うと、CCB を受け取る資格があり、純所得が 120,000 ドル以下の家族は、2021年に6歳未満の子ども1人につき最大1,200ドルの支援を受けることができます。(通常の CCB とは別扱いです。)

※純所得が120,000ドルを超える CCB の資格がある家族は、6歳未満の子ども1人につき150ドルを受け取ります。

初回の給付は5月28日に行われ、最大600ドルとなります。この初回分には、2四半期 (1 月と 4 月)の両方が該当するとのことです。

次は7月30日に最大300ドル、最後は10月29日にも最大300ドルが予定されています。

ちなみに、すでに CCB を受け取っている家族は、補助金を受け取るために何かする必要はありませんが、権利ある給付金を受け取るためには2019年と2020年の納税申告書を提出する必要があるとのことです。

先ほどもお伝えしましたが、5月の給付の2四半期 (1月と4月) のそれぞれに対してで、これは2019 年の家族の純収入に基づいています。また、7月と10月の支払いは、2020年の家族の純収入に基づいています。

ということで、約160万人のカナダの家族と約210万人の6歳未満の子どもがこの補助金の恩恵を受けるとのことです。

いずれの年もまだ申請していない家族は、できるだけ早く納税することで、CCB と CCBYCS の資格を得ることができるとのことなので、該当する方は確認してみてください。

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