トロント・ピール地域が3月8日にグレーゾーンに移行。在宅命令も解除予定

  

オンタリオ州政府は州の保健局長と協議して、トロント、ピール地域を規制措置のグレーゾーンに移行します。

 

3月8日(月)から。トロント、ピール地域はグレーゾーン(ロックダウンゾーン)に移行予定。何が変わる?

本日3月5日(金)、オンタリオ州政府はトロントとピール地域を3月8日(月)12:01amにグレーゾーンへ移行することを発表しました。
また、上のツイートにもある通り、North Bay Parry Soundは同日レッドゾーンに移行となります。

この3地域は、12月26日に発令された州全体の閉鎖制限のもとにある唯一の公衆衛生地域となっていましたが、在宅命令も同時に8日に解除となります。

クリスティン・エリオット保健相は以下のように述べています。

私たちの政府はフレームワークに戻るために安全で慎重なアプローチを取っています。そして私たちの進歩のために、州のすべての地域はまもなく州全体のシャットダウンから外れることになります。この前向きな前進にもかかわらず、フレームワークへの復帰は通常の生活へ戻るわけではありません。

私たちがより多くのオンタリオ州の人々に予防接種を続けているので、誰もが公衆衛生対策に従い続け、 愛する人とそのコミュニティ、そして自分自身を守るために可能な限り家にいることが重要です。」

CBCのこちらの記事にも書かれていますが、ほぼ4か月間、トロントとピール地域のトップドクターは州政府に在宅命令の解除を求めていましたが、ついに解除となります。(これで州全体でみても在宅命令が解除となります)

ただ、トロントもピール地域も症例率は依然として高いままであるため、グレーゾーン(ロックダウンゾーン)に変わったとしても大きな変化はないといえます。

レストランやバー、クラブ、ジムにパーソナルサービス、映画館などは以前として閉鎖されたままとなります。

それでも、(制限はあるものの)すべての小売店が店内での営業を再開可能となります。スーパーなど食料品を主に扱うエッセンシャルストアでは入店客を従来の50%に制限、そして酒屋や園芸用品店などほかの店舗は25%という制限のもとで営業となります。

他にもグレーゾーンでは、外でのイベントやソーシャルギャザリングがソーシャルディスタンスのもと10人まで認められることとなります。その際はマスク着用が推奨されています。(※エッセンシャルな理由でのみの外出が推奨されています)

また、アイスリンク、スキー場などの屋外レクリエーション設備は、制限付きで営業を再開となります。

ちなみに、先日3月3日にはトロントのロックダウンが始まって100日が経過。一日も早くさらなる規制緩和となるように、引き続き安全第一にお過ごしください。

その他、グレーゾーンについての詳細は以下を確認してみてください。

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