【トロントの在宅命令は2/22までを予定】オンタリオ州政府が今後の計画を発表。対象の小売業者は限定的に営業再開へ

  

2月8日(月)、オンタリオ州政府は州全体の閉鎖から移行を発表。今後3週間で保健当局管轄地域ごとに色分けされた規制措置のシステムへ戻すことを明言しました。

移行まで在宅命令は継続となります。

また、規則を変更し、ロックダウンゾーン(グレーゾーン)のエッセンシャルではない小売業者は、25%のキャパシティで再開できるようになります。

 

トロントの在宅命令は2月22日までを予定。オンタリオ州では今後3週間で保健当局管轄地域ごとに色分けされた規制措置システムに戻ります

オンタリオ州は12月26日以来州全体でロックダウンとなっていて、約4週間前には在宅命令が追加されましたが、本日2月8日(月)の政府の会見で、オンタリオ州の34の保健当局管轄地域すべてを5段階に色分けされた規制措置に徐々に戻すことが発表されました。

ただ、5段階の色分けされた規制措置に戻るまでは在宅命令が継続されるので注意してください。


photo from ontario.ca

具体的には、以下の地域は、2月10日(水)にグリーンカテゴリーへと移行することになります。

Hastings Prince Edward Public Health;
Kingston, Frontenac and Lennox & Addington Public Health; and
Renfrew County and District Health Unit.

※この地域に暮らす方は2021年2月10日(水)午前12:01に在宅命令の対象では無くなります

そして、2月16日(火)には上記を除く28地域、2月22日(月)にはトロント、ピール地域、ヨーク地域の在宅命令の適用が終了する予定となります。(感染状況に改善が見られない場合、予定日以降も緩和されない可能性があります。今後のレビューで最終決定されます)

在宅命令の終了についてまとめると、以下のような計画です。

1. 2月10日:キングストン等上記の3地域

2. 2月16日:↑と↓を除く28の地域

3. 2月22日:トロント、ピール地域、ヨーク地域

また、ダグフォード州首相は「COVID-19が私たちのビジネスに与える深刻な影響も考慮する必要があります。そのため、私たちはビジネスオーナーの意見に耳を傾け、より多くのビジネスが安全に再開して人々を仕事に復帰できるようにフレームワークを強化および調整しています。」と述べました。

そこで、今後グレーゾーンのエッセンシャルに該当しない小売業者は、公衆衛生および安全対策のもとに25%のキャパシティ制限で営業を再開することが許可されることになりました。

州は、この動きを「州の景気回復を支援することだ」としています。エッセンシャルに該当しない小売業者には、酒屋や園芸用品店やホームセンターなどが含まれます。


ということで、在宅命令の終わりが見えてきた嬉しいニュースとなったのではないでしょうか?ただ、政府は「COVID-19の症例が急増した場合、地域をロックダウンに戻す必要がある」としています。

ダグフォード州首相は、「今日、私たちは日の光が雲からのぞいているのを見ています」と語り、「対策は機能しています。家にいることは命を救うことです。」「私たちの最優先事項は、常に州全体のすべての個人、家族、労働者の健康と安全を保護することです」と会見で述べています。

引き続き安全第一に生活しましょう。

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