オンタリオ州政府、第二次緊急事態宣言と在宅命令をさらに2週間延長することを発表

  

オンタリオ州政府が、第2次緊急事態宣言と在宅命令の延長を発表しました。

 

さらに2週間の延長。オンタリオ州の第2次緊急事態宣言と在宅命令は2月9日まで

本日1月25日(月)に行われた会見で、ダグフォード州首相は新型コロナウイルスによる非常事態宣言と自宅待機命令をさらに2週間延長する旨を発表しました。

1月12日に発表され当初14日間の予定でしたが、少なくても来月2月9日(火)まで延長となります。(元々以前の発表時に延長される可能性も示唆されていたため、今回驚いた人は少ないかもしれません。)

引き続き、食料品・ドラッグストア・ヘルスケアサービス・運動・必要不可欠な仕事などの重要な目的を除いて、すべての人は家にいる必要があります。今後も延長される可能性もあるので、注意してください。


photo from オンタリオ州政府

また、オンタリオ州では一時期新型コロナウイルスの新規感染者数が1日3,000人を超えることもありましたが、上の新規感染者数の表を見ても最近は多少減少傾向であるといえます。

1月25日発表の新規感染者数は2,000人を下回り1,958人だったので、今後もこの傾向が続くことが期待されています。

ちなみにオンタリオ州では、連邦政府からファイザー社のワクチンの出荷が遅れていることと供給量の不確かさを受け、州全体で最も脆弱なグループの人々へのワクチン接種を今後加速させようとしています。

オンタリオ州政府によると、1月25日午前10時時点では、州全体で287,000を超えるワクチンが投与されていて、そのうち80,000が長期介護スタッフとリタイアメントホームのスタッフ、114,000以上が医療従事者、そして68,000を超える量が長期介護施設やリタイアメントホームの居住者に投与されているとのことです。

ダグフォード州首相も述べていますが、オンタリオ州は今年の夏までにはワクチンを希望する全ての人に接種を行えるようになることを目標にしています。

 

カナダでCOVID-19の最初の症例が確認されてからちょうど1年

最後になりますが、本日2021年1月25日はカナダでCOVID-19の最初の症例が確認されてからちょうど1年になります。

困難の多い1年だったといえるかもしれませんが、今後ワクチン接種者が増えて前の生活に一日でも早く戻れるように希望をもって生活しましょう。

オンタリオ州政府 ニュースリリース
Ontario Adjusts Vaccination Plan in Response to Pfizer-BioNTech Shipment Delays

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