カナダや日本からのハワイ旅行、9月から事前検査により現地での14日間の隔離無しで可能になる予定

  

※2020年8月19日(水)追記

事前検査をすることで現地での隔離期間無しで旅行者を迎え入れる予定であるハワイですが、現地での新規感染者増加傾向をうけて施行予定日が9月1日から最も早くて10月1日に延期となりました。

今後のハワイ州での新型コロナウイルスの影響次第では延期になる可能性もあるので注意してください。

最新の情報はハワイ州政府のウェブサイトで確認してみてください。

新型コロナウイルスの影響で今年は遠出を控えている方も多いかと思います。

「自粛ばかりだと気が滅入るからたまには旅行したいけど、到着後の隔離期間を考えると旅行する気にもなれない・・・」と、ストレスを抱えている方もいるかもしれません。

そんな中、ハワイ州が2020年9月1日から事前検査をすることで現地での隔離期間無しで旅行者を迎え入れる予定であることを先日発表しました。

 

カナダからハワイへ!9月から事前検査をすることで、現地での14日間の隔離無しでハワイ旅行が可能になる予定

ハワイ州は、2020年9月1日からカナダや日本を含む多くの国を対象に、現地での14日の隔離期間無しでの訪問を許可する予定です。

これまでハワイでは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために州外の旅行者に14日間の隔離を求めていましたが、9月1日からはハワイ到着後に14日間の自主隔離期間無しで旅行できるようになる予定です。

その旨はハワイ州政府のDepartment of Transportationのページにも記されています↓(8月6日現時点)


photo from hawaii.gov

ただ、9月1日以降に州外からハワイを訪れる旅行者は、事前に新型コロナウイルスのテストを受け、14日間の自主隔離を回避するためにテスト結果が陰性であることを示す必要があります。

テストはハワイ行きのフライトに搭乗する72時間以内に受けることが求められていて、検査結果が陰性でなくハワイに到着した旅行者は、ハワイで14日間の自主隔離が必要となるので、注意してください。

また、ハワイからカナダに帰国する際には、カナダでの14日間の自主隔離が引き続き定められているので、こちらも注意です。

ちなみに、「カナダとアメリカの国境は非必須の旅行の場合閉鎖されているのでは?」という方もいるかもしれませんが、CBCによると、陸路と違い空路での非必須の旅行は制限されていません。

カナダの航空会社はハワイへのルートを再開する準備をしていて、Westjetは9月5日、Air Canadaは9月8日にバンクーバーからハワイへの直行便を再開する予定です。

 

最後に:ハワイでの新型コロナウイルス感染者数の現状は?

ということで、2020年9月1日から事前に新型コロナウイルスに感染しているかのテストを受けて陰性であれば、ハワイでの自主隔離無しに旅行ができるようになる予定です。(もともとは8月1日から予定されていましたが、9月1日まで延期となりました)

このシステムが上手く機能する場合、今後多くの国で「自国でテストを受ける ⇒ 陰性であることが分かる ⇒ 旅行先で隔離期間無しで旅行を楽しむ ⇒ 帰国後は14日間の自主隔離」という流れが普通となるかもしれません。

最後になりますが、「ハワイ州ではどのくらい新型コロナウイルス感染者が出ているのか気になる」という方も多いかと思います。

State of Hawai’i – Department of Health の Disease Outbreak Control Division では最新の感染者数の情報が手に入るので、旅行を考えている方はまずこちらをチェックしてみてください。


photo from experience.arcgis.com

上のグラフを見ると7月下旬からハワイ州での新規感染者の数が多くなっているのが分かるかと思います。今後どのように推移するのか分かりませんが、事前に感染者数を確かめてから旅行を計画してください。今後の状況次第では、事前検査で現地での自主隔離期間が免除になるルールも延期となる可能性があります。

また、旅行の際は自身が陰性であってもハワイ現地の方に心配をかけないように、マスクの着用やソーシャルディスタンシングのルールを守って楽しんでください。

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